2007/9/30 日曜日

● 9月30日(日)小雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:35

終日小雨、買い物の途中の歩道は薮蘭(やぶらん)の花が満開である。

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花のないときは、下草として美しい緑を年中見せているが、突然薄紫の花を出し、花の少ないこの時期に脇役から主役に躍り出る。葉っぱが薄黄色の縞になっているものは、斑入り薮蘭(ふいりやぶらん)といって、やはり葉っぱが主役の時期に美しい。

★ 酒と肴とつまみ、・・・クッキングー5

「きゅうりの塩揉み、とろろ昆布添え」

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どうということのない簡単なおつまみ、料理という言葉さえちょっと恥ずかしい。皮は、そのままでも良いが緑を残し少しだけ剥く、彩りの美しさ、食感、塩のしみこみやすさが良い。乱切りした後、ボールに移し塩で揉む、味見して辛かったら水をさっと通す。器に盛ってOK、ちりめんじゃこをふりかけてもおいしいが、とろろ昆布を添えるのも味が豊かになる。とろろ昆布はそのまま添えるのではなく、包丁でカットしておくときゅうりに絡ませやすい。見た目は同じだが、思いやりはおいしさにを高める。

酒は、日本酒か麦焼酎かそば焼酎、あまり癖のない方がやさしい味に良く合う。

2007/9/29 土曜日

● 9月29日(土)曇りのち雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:21

午後4時、名古屋市民ギャラリー矢田で「名古屋造形芸術大学短期大学部/絵画コース展・インターメディア展・選択工房実技展」を観る。毎年この時期短期大学部の美術前期授業の総括として大々的に開催される。市民ギャラリー3階第2室から7室すべてを借り切っている。半年後に実施される卒展に向けての大切な経験としても大きい。

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印象に残った作品を紹介。石原佑香さんの「sell」

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田中恵さんの「私の中の鳥の群れ」

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佐々依利子さんの「あひる」

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今井絢子さんの「ei」、河田優衣さんの「以津真天(いつまで)」

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住田翔太君は、「花菖蒲」の洋画制作の苦労談を聞かせてくれた。苦労など絵にかけらも見えず優雅な作品である。

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高木寛仁君の「感謝 弐」は、絵画コースの学生の選択工房実技での木彫挑戦であるが、荒削りの仏像が瑞々しく、若さ溢れる作品。

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同じ市民ギャラリー4階では、「坪じいに言われて展」を開催。名古屋造形芸術大学短期大学部を今年卒業したばかりの卒業生展、「坪じい」は、坪井勝人教授で、卒業後も激励し続ける教授、慕い続ける学生との素敵な関係が見える。

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夕方6時、名鉄ニューグランドホテルで「遠藤利克さん講演・祝会」に出席。遠藤さんは、名古屋造形卒業生で名古屋造形の客員教授でもある。この度平成18年度芸術選奨文部科学大臣賞(詳細はhttp://www.bunka.go.jp/1bungei/18_geijutusenshou.html)を受賞して、名古屋造形同窓会が主催して開催されたものである。

まず講演会。40分という短い時間の中で、同窓生を主に大学を卒業してからの制作の軌跡をたどった講演。水という最も作品として馴染みにくい素材との出会い、サークルの持つエネルギーの発見、水と対局にある火を扱うことになったこと、明解な自己作品分析を静かに語り、力強い。

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講演会後は、受賞を祝う会。私は挨拶で「遠藤さんが卒業後、私は助手として名古屋造形に勤務したが、数いる卒業生の中で、最も会いたかった人、それは多くの作品を拝見する形で思いが募っていった。今年度から客員教授にお迎えして、それが実現したことが最近の嬉しいできごと。」

同窓会が主催なので、同窓会のような祝う会となったが、こういう形もまたみんなの幸せの形であろう。花束を贈られた遠藤さんの笑顔が印象的だった。

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2007/9/28 金曜日

● 9月28日(金)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:59

午後1時、学園本部で人事委員会。2時、所属長会議。3時、常任理事会。人事委員会では、名古屋造形の新しい客員教授、マンガ家の浦沢直樹氏、マンガ原作者で編集者の長崎尚志氏が承認される。常任理事会でも報告。お二人はあまりに有名で多忙な方達であるが、名古屋造形の熱い説得に快諾いただいた。「ぜひ次代のマンガ家を名古屋造形から育てたい。」と教育に意欲を感じてのこと。このビッグニュースを本日まで発表できなかったことが、しんどかった。詳しくはトップページNews & Toppicsからクリックしてください。

会議は、午後6時終了。7時、名古屋桜通り久屋にあるCassina IXC.(カッシーナ・イクシー)の新作発表レセプションパーティに出席。

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美しいショールームに配された家具が主役ではあるが、脇役の絵画、花にも繊細なチョイスがなされ、スタッフの服装も黒で統一され、このレセプションがどういう意味を持っているか、感性で知ることができる。楽しみなレセプションで、振る舞われるシャンパン、オードブルも嬉しい。

名古屋造形卒業生の中川好江さんは、コーディネーターとしてスタッフの一員、慣れた対応で新作家具の説明をしてくれる。「今回は、このピエロ・リッソーニのソファーです。脚が短く低いのが特徴です。」

Cassina IXC.の楽しみのひとつは、いただくカタログ、美しい緊張感で、まったく無駄のない品格である。どういう家具かグラフィックデザインからも伝わって来る。

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2007/9/27 木曜日

● 9月27日(木)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:26

午後1時55分、新幹線名古屋駅へ客員教授の久里洋二先生を迎えに行く。79歳、元気いっぱいであるが名古屋は40年ぶりとかで、こちらが勝手に心配しての行動。

3時前大学着、すぐスーパーレクチャー(公開講座)の打ち合わせに入る。お話とアニメーション上映、DVDをお持ちいただいたが、上映時間は全部で9時間以上。話の内容を含め、どのアニメーションを上映するか難しい、何度も変更。その合間に、携帯電話を取り出しまめにメールを打つ、びっくりする早さで、私よりはるかに速い。ちなみに、先生との打ち合わせは、殆どパソコンでのメールのやりとり、もちろんご本人と直接。70歳以上の人で、初めてメールによる打ち合わせを実現出来た方である。

4時、スーパーレクチャー開始。日本アニメーション創世記の話から1960年頃、「世間ではアニメーションと言ったら、アニマルと思われて何も通じなかった。真鍋博、柳原良平、久里洋二の3人は、アニメーションの上映会を始め、イラストレーター、漫画家、アーティストたちにアニメーションをやろうと勧めていった。何回目かの草月会館の上映会で、手塚治虫がやって来て、『君もアニメーションをやらないか』と勧めたら、『ぜひやってみたい』それからアニメーション鉄腕アトムが始まった」という話は、特に印象深かった。

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話が果てないので、「先生そろそろアニメーション上映を」と仕切る。「殺人狂時代」「人間動物園」「I LOVE ケメコ」など代表作、人気作の上映。現代の多くのアニメーションの原点が見える、ものすごく新鮮ですらある。

最後に時間を延長して、なつかしい「11PM」のアニメーション。教員や学外からの年配の聴講者に、ビッグプレゼントになった。「11PM」のアニメーションは、音楽の著作権の関係で、市販されておらず、一般では観ることができない。

夜7時、場所を名古屋のスペースプリズムに変えて「久里洋二展」オープニング前夜祭。一目久里洋二さんに会いたいという人達がたくさん集まって賑やかなパーティ。それから二次会と夜遅くまで、人好きな久里先生とのなが〜い、幸せな半日であった。

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2007/9/26 水曜日

● 9月26日(水)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:24

午前9時20分、1限目大学院授業「デザインマネージメント」。通信手段の多様化に対していかにその手段の性能を使い分けるか。最も原点的封書、ハガキなども同様である。

2限目、大学院ゼミ。後期の目標立て、大学院修了展に1年修了作品として協力出品できることを意識してテーマとコンセプトを立てること。

昼休み、キャンパスを散歩。バス乗降所の裏土手に駒繋(こまつなぎ)が群生満開である。

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野生の萩としてのたくましさは、その名前、駒(馬の意)を繋いでも繋ぎ止めることができると言われるほどである。蜆蝶(しじみちょう)が飛んできたので、アップでも撮影。

午後4時30分、編入学説明会。主に短期大学部から大学3年生への編入学のための説明会。

以前デザイン理論特講の授業で、現代美術作家の岩崎永人さんを話したとブログに書いたら、岩崎永人さんから作品集CD-ROMとお礼の手紙が届いた。こういうことがあると、ブログが生きているようで嬉しい。早速作品についての評論、礼状、私の作品集、大学案内を送付する。

2007/9/25 火曜日

● 9月25日(火)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:14

Dギャラリーでは、「大学版画交流展ー交錯する版画ー」が開催されている。愛知県の3つの美術大学(愛知県立芸術大学・名古屋芸術大学・名古屋造形芸術大学)が版画展で交流、毎年開催しているものである。

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大学での版画は、西洋の流れが強く銅版画、石版画がどこでも主流であるが、シルクスクリーン版画、木版画、写真プリント(版画の領域で捉えることも普通になりつつある)あるいはコンピュータ技術の導入や、複合テクニックなど技法的にはどんどん多様化している。

版画技法は、表現に重要な意味を持つが、重要なことは、絵としての力であり、魅力である。コラグラフ(版材に種々の素材を貼ったり、塗ったりしてつくる版画)による加藤友梨さんの作品が目を惹く。版画ならではの力強さ、深さがあり、長く立ち止まってしまう魅力に溢れている。

午後2時、伊藤豊嗣教授が見え、10月10日からDギャラリーで10日間開催される「ポーランド・ポスター展」の打ち合わせ。

午後3時、ガレリアフィナルテのオーナー福田久美子さんが吉岡俊直准教授に案内されて来訪。福田さんとは間もなく30年という長いおつきあい。いろいろ提案をいただく。

午後4時30分、C401教室で大学院説明会。学部から大学院へ進学の学生に大学院教授が開く相談会。私も大学院教授でもあるので出席。

夜7時30分、主催するスペースプリズムで「久里洋二展」搬入飾り付け。久里先生の作品は画廊を明るくする。

2007/9/24 月曜日

● 9月24日(月)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:25

少しずつ秋がやって来ているのが植物でわかる。高北ベランダの小紫(こむらさき)の実が赤紫に少しずつその色を濃くしている。

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園芸店では、普通紫式部(むらさきしきぶ)として売られていることが多い。その方が通り良いからだろう。紫式部はもう少し大きく、似て少し小さいので小紫の名がある。実の色はこれからもっと濃くなる。

振替休日で世間は休日であるが、大学は開校。ハッピーマンデーで、月曜日に休日が重なり、月曜日の授業が大幅に開講されない。基本半期で15週であるが、月曜日は12週なんてことも珍しくない。

苦肉の策として、土曜日で終わらず、月曜日で終了という形を取っているが、それでも足らず月曜休日の開講となっているわけである。なおこの開校は、別の曜日で休校日程を取っている。ややこしいが、どこの大学でも普通になっている。

私は、学外で予定が入っており出校せず、大学とはメール、電話、携帯電話、ファックスでこまめに連絡を取る。この4種の通信メディアは、きちんと使い分けることにしている。理由は、重要性、気密性、スピード、連絡先の忙しさ等の状況である。自分の仕事だけではなく、相手の仕事をじゃましない手順、結果、自分の仕事が早くスムーズに進む。

午後4時、ANET(愛知芸術文化協会)理事会出席。多くの議題の中で、愛知国際芸術祭、名古屋市市民会館のネーミングライツが意見続出。

★ ブログの付録30—数字の話29

アメリカの爆撃機「B29」は、全長約30メートル、全幅約43メートル第二次世界大戦アメリカ軍の恐怖の象徴である。B29の日本空襲は、全国260回、延べ17500機、投下爆弾16万トン。しかし戦後生まれでアメリカがカッコイイ国として育った私にとっては、その恐怖イメージが残されていない。そういえばタレントでB29というトリオがいたが近頃見かけない。戦争は日々疎しである。

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