2007/7/30 月曜日

●7月30日(月)雨のち晴れ、ところによって雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:02

不安定な天候。高校野球愛知県大会決勝戦も中止。強豪名電高と中京高校、楽しみである。

午前10時、同朋学園将来構想プロジェクト会議のゲストスピーカー。大学の改革を推進する一方で学園の改革もまた重要である。

午後大学へ、百日紅(さるすべり)の花が真夏の空にやさしい。A棟と管理棟の間に数本植えられている。ピンクが基本で、紅、白もある。

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「さるすべり」は読んで字のごとく、猿も滑る木という意味である、幹に皮が殆どなくつるつるしている。また漢字の「百日紅」は、夏の百日、7月から9月の約100日間、紅い花を咲かせ続けるのでその字がある。また「くすぐりの木」とも呼ばれ、幹をくすぐると花を揺らせて笑うと言われている。風で揺れやすいので、いかにもそんな感じではある。

庭木としては、高価な木ではあるが、夏の花は少なく、夾竹桃(きょうちくとう)から百日紅に人気が集まって、名古屋の街路樹も百日紅が増えて来た。

大学は、今日から8月4日まで、前期定期試験。学生も教員もそれぞれ自分ペースで忙しい。特に講義系の教員は、試験の実施に気持ちを集中している感じである。私は、夕方まで黙々と執務をこなす。

◎ BOOK IMPRESSION 4

ダニエル・ピンク著、大前研一訳「ハイコンセプト『新しいこと』を考え出す人の時代」三笠書房刊。

私にとっては、ものすごく勇気をもらった一冊。この本は私のために書かれたのではないかと思えたほどである。衝撃的な本。

先ず製造業は、人件費の安い中国、東南アジアへ、アフリカ、南アメリカも既に製造業は飛躍。それで知的産業、コンピュータも特殊能力では全くなくなりつつある、人件費の安いインドへ。医者、弁護士などはどうか、大丈夫だろう。とんでもない、彼らの仕事の大半は、コンピュータソフトとして売り出される状況にある。圧倒的にパターン化された部分が大きいからである。それも高価なソフトではない。いや、「グーグルドクター」とか「グーグル弁護士」など質問を検索エンジンかければ、多くの答えが得られるようになるだろう。それを医者にサインをいただき、薬局に持って行く。法律相談も、弁護士のサインをもらってOK。医者も弁護士も仕事が減りコストダウン競争、知識はすべてコンピュータが担う。「何を知っているか」の時代ではなくなるという訳である。そうだろう、共感。

これからは、「ハイタッチ、ハイコンセプトの時代」である。左脳(知性部分)が支配して来た時代から、右脳(感性部分)が支配する時代である。もちろん、左脳をベースにすることは変わらないが、社会をリードするのは右脳能力の方である。

これから必要とされる能力は「デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがい」であると、ダニエル・ピンクは言っている。名古屋造形がめざしている方向と大きく重なり、正に造形大学の時代を証明しているかのようだ。名古屋造形芸術大学図書館にも入っているので、ぜひ学生にも読んで欲しい。

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