2007/6/30 土曜日

● 6月30日(土)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:21

今日からバーゲン、栄に用があって車で出かけたがあまりの渋滞に退散。用を足さずに戻る。

午後、所属している陶磁器デザイン協会研修会に参加。やきものの町常滑、1時「澤田酒造見学」名酒「白老」をつくる常滑伝統の酒蔵の見学。

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社長の澤田研一さんの説明で酒蔵を見て回る。小さな造り酒屋で、それゆえの手づくりのうまい酒を醸造している。その大きな秘密のひとつは水。常滑は川もなく溜め池や、愛知用水で工業、農業、飲用の水を木曽川から供給している。澤田酒造は、木曽川の伏流水を利用している。「先祖が山からの伏流水を埋めた木菅を通しておいてくれました、感謝です。」

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見学後、試飲。やたら盛り上がる、酒蔵見学など下戸が参加するわけない。試飲しては、それぞれこれがいいと、お土産を買い求める。

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澤田社長が、今日の懇親会にと菰樽をプレゼント、大きな拍手。

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2時30分、「INAXライブミュージアム」を見学。辻孝二郎館長による説明。INAXライブミュージアムは、「世界のタイル博物館」「窯のある広場・資料館」「土・どろんこ館」「陶楽工房」「ものづくり工房」の5館より成り立っている。これまで何度も見学しているが、2時間もかけて説明を伺ったのは初めてで、知らなかったことが多く、研修しているという実感。

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感動したのは、土・どろんこ館での「水と風と光のタイル/F.L.ライトがつくった土のデザイン」展。帝国ホテル旧本館は、フランク・ロイド・ライトの名建築で知られているが、今展はその大きな魅力となっているスクラッチタイル、テラコッタ、クリーンカータイルの建築素材に視点をあてている。この素材造りのために帝国ホテルは常滑に「帝国ホテル煉瓦製作所」を作った。

理由は、やきものの町であり、名職人久田吉之助(ひさだきちのすけ)がいたことによる。厳しいライトの注文をこなす唯一の条件が揃っていたという訳である。帝国ホテル完成後、この帝国ホテル煉瓦製作所を譲り受けて伊奈製陶(現INAX)創業した。

現在犬山の明治村に移築されている帝国ホテル旧本館は、そんなわけで尾張に里帰りしているとも言える。

午後5時30分、常滑在住の陶芸作家や陶業者らを仲間に迎えて35名もの懇親会。親しくさせていただいている鯉江良二とも久しぶりにお会いでき嬉しかった。

世界タイル博物館内にあるレストラン「ピッツエリアラ・フォルナーチェ」で開催。

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このピッツアは石釜で焼かれており(さすがINAX)とてもおいしい。食べ過ぎた。

二次会は、協会副理事長の崔宰熏(チェ・ジェ・フーン)さんの新築宅で、相変わらず参加者は30名を越えている。崔さんは、韓国出身で愛知県立芸術大学を卒業後INAXに勤務、たくさんの国内外の賞を獲得している。

夜11時、楽しかったがさすがにおいとまする、名古屋に戻る。夜中12時。

2007/6/29 金曜日

● 6月29日(金)曇りのち時々雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:26

いつもは、名古屋市中村区稲葉地町にある学園本部で開かれる人事委員会、所属長会議、常任理事会を祖父江理事長の提案で名古屋造形のある小牧キャンパスで開催。なんと小牧キャンパスができて初めてとのことである。主催は理事長であるが、私がホストである。とにかくあらゆることが、この小牧キャンパスで開かれ、キャンパスの魅力を知っていただきたいと願っている。

午後1時、人事委員会。2時、所属長会議。3時常任理事会。5時30分終了。

常任理事の方、名古屋音楽大学の大口学長らをご案内してキャンパスを巡る。常任理事会のメンバーなので、良いところも、対応が求められるところも見ていただく。しかし見学者の興味は、やはり学生の制作風景、欄間を彫っている、轆轤(ろくろ)をひいている、版画を刷っているなど工房での作業が関心の的であった。

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体育館の西で、紫陽花(あじさい)が美しい。この時期ならではの誇らしい色彩である。青、赤紫、青紫、多様な色と多様な花の形、梅雨という季節に凛として対峙している。

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★ 酒と肴とつまみ・・・クッキングー1

「山桃にスパークリングワイン、カバ」

大学の山桃が鈴なり、学生も職員も採っても採ってもバタバタ地面に落ちている。庶務課の石原佳枝さんは、山桃ジャムを作るそうだ。と言う訳で私も20個ほどお裾分け、酒のおつまみである。

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フルーツをおつまみにしておいしい酒はシャンパン。しかしキャンパスで成りまくっている山桃である、ちょっと庶民的なスパークリングワインがぴったり。

発泡性ワインの中で、フランスのシャンパーニュ地方で採れたものだけがシャンパン、ポメリー、モエ・エ・シャンドンが有名、ドン・ペリニョンはモエの高級ブランド、お値段もしっかりする。

もっとカジュアルで結構おいしいのが出回っている。スペインのカバ、イタリアのフランチャコルタなどいろいろ。私は辛口のカバが好き、山桃は、赤いものほど酸っぱく、黒っぽくなるほど甘みが増す。適当に食べていると酸味と甘みが予想外にやって来る。それをカバでリフレッシュしながら楽しむ。

2007/6/28 木曜日

● 6月28日(木)薄曇り。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:46

正午、大学へ。3限目が謝徳会(しゃとくえ)にあたっており、理事長はじめ客員教授の方々が見える。謝徳会とは、本学の母体同朋学園の創立者住田智見(すみだちけん)先生のご命日をご縁として、大学発展に尽くされた方々を慕い、法要を行う。そのことを機会として本学の発展を誓うものである。理事長の講話を含めて、滞りなく謝徳会が済む。

午後3時、キャンパスを巡る。インターメディアコースでは、2年空間ゼミ「動物のオブジェ」が授業中。鈴木美世さんは、大きなバクを作っている。「人の夢を食べるバクはお腹の中に人間が入っているんです。今人間作っています。」とスケッチを見せてくれた。

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西山沙織さんは「豚、型通りの生活」たくさんの豚サラリーマンを作っている。「家畜もサラリーマンも、1日あるいは一生の行動が決められている。それに疑問を持ったり、悩んだりしていられない。その共通の悲しさを形にしたい。」ブラックだが、生きる決意の強さを感じさせられた。でも楽しそうだ。

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Dギャラリーでは、「こっちそっちあっちどっち、ART FIELD 2007プレ展覧会」が開かれている。
ART FIELDとは、総合造形コース3年が実施するプロジェクト。日常の環境に作品展開をする場所を見つけ出し、場所の持つ意味や作品との関わりとを視野に入れ制作した作品を展示する。授業の一環として、社会との関わり、プロセス、組織運営などアーティスト活動に必要なノウハウを学ぶ事が目的。

プロジェクトのためのプレ展であるので、作品は模型であり、プロジェクトの計画ノートが提示されていたりで、展覧会としては地味であるが、意義深い内容となっている。

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大学の行事、プロジェクト、改革に関わる業務が多く、夜の8時を過ぎても事務局はじめ、たくさんの研究室に明かりが点いている。「ひとくぎりついて、梅雨が明けたら飲もうね」が合い言葉になっている。

2007/6/27 水曜日

● 6月27日(水)薄曇り。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:20

1限目、デザイン理論特講。2限目、大学院ゼミ。

昼休み、午後12時30分、春日井商工会議所からの名古屋造形芸術大学の社会交流センターに依頼のあった「春日井市サボテンキャラクターデザイン名古屋造形学内コンペ」説明会。1等採用(ライセンス料)30万円は、学内コンペ最高であるので、相当な関心を呼ぶと予想していたが、説明会場の150席に立ち席が出る状況。恐ろしいほどの熱気の中で説明を行った。応募作品が楽しみである。

午後2時、キャンパスを巡る。外周道路北には沙羅の木(しゃらのき)の花が満開。

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日本には育たない沙羅双樹の木に間違えられたことからこの名前が付いたと言われる。夏椿(なつつばき)ともいい、椿の花に似て夏に咲くので夏椿という。椿科でもある。

秋から冬の山茶花(さざんか)や椿に似た花が夏咲くのは、涼しげであり、沙羅の木の名前もエキゾチックでなんとも言えず嬉しい。

夕方6時、仮設ギャラリーU8で「板谷奈津”SMALL DAYS IN A BIG WORLD”展」オープニングレセプション。ファンタジーでどこか怪しい、健康的でマニアック、ポップではあるが爽やか、抜けている。

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板谷さんは、名古屋造形総合造形コースの卒業生、すでにママさん作家。アーティストとして新しいタイプの存在、期待が大きい。

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2007/6/26 火曜日

● 6月26日(火)どんよりとした曇り。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:41

我がベランダの石榴(ざくろ)も朱色の美しい花を咲かせている。元気が出る。

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昨年は大きな石榴を2つ実らせたが今年も期待に応えてくれるだろうか楽しみである。

午前中、半田市景観アドバイザー。

昼、事務所(高北デザイン研究所)に戻りSUPER LECTUREの最終調整に必死。大学へ行く時間が取れず、大学に入っている情報をファックスとメール送信していただきキャッチ。電話で確認。

午後2時、愛知芸術文化センターで「平成19年度愛知県文化情報センター専門委員会」に出席。文化情報センター18年度の報告、反省、19年度の事業計画など、ていねいなチェック会議。

午後4時30分、授業を終えて飛んできてくれた東仲雅明准教授と「名古屋造形新聞広告」と「大学名改称等お披露目の会」のためのプレゼンテーションの打ち合わせを栄で行う。7時まで細かく丹念にチェック。

2007/6/25 月曜日

● 6月25日(月)どんよりとした曇り。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:15

ベランダのアボカドが若葉を空に広げている。15年ほど前、食卓に出たアボカドの種を植えたら、芽が出てぐんぐん成長、かっこ良い観葉植物になった。当然熱帯系なので夏は外、冬は室内で育てていたが、2メートルを超えて限界、年中ベランダ、冬は雪を被っている。

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中南米原産でクスノキ科ワニナシ属。「アボガド」と書かれてスーパーで売っていることもあるが、「アボカド」が正しい。昭和40年代頃までは、鰐梨(わになし)と呼ばれていたそうで、表面のでこぼこ感は、なるほどと思わせる。

サラダ、タコス、ハンバーガーのほかカリフォルニアロールとしてお寿司のネタとしても人気。鮪のトロに似ているというので話題になったことも。脂肪分が豊富で「森のバター」というニックネームもある。

木が25メートルにもなると果実が成るそうだが、ベランダで雪を被っている我がアボカドにその期待に応える力はない。

午前9時30分、名古屋市中区の愛知県東大手庁舎409会議室で、愛知県屋外広告物講習会「広告物の表示に関する科目」講師。わかりやすく言えば、「都市景観における看板デザインの方法」、1983年から担当しているので24年にもなる。1昨年の景観法の改正もあってか、受講者は、年々増えている。今年は200名を超えた、会場は冷房が全く効かないほどであった。

受講者の中に名古屋造形卒業生の山崎武士君がおり、受講休憩の時間に声をかけてくれた、嬉しかった。

午後1時、栄で7月2日に掲載される「名古屋造形大学(2008年4月大学名改称予定)新聞広告」の初校チェック。少なくとも数十万人の目に留るかと思うと緊張が走る。

午後2時30分、名古屋ガーデンパレスで「平成19年度日本私立大学協会中部支部春季総会」に出席。日本私立大学協会事務局長の小出秀文氏による「私立大学を取り巻く諸問題について」の報告。当然厳しいものであった。学長として頭ではなく、常に体で実感している必要性があると思っている。

つづいて文部科学省高等教育局私学部私学行政課課長の杉野剛氏による「大学全入時代における私立大学のあり方」の講演。長い肩書き(役所らしい?)に、ありきたりな講題ではあったが、私立大学が置かれている客観的な流れがよく整理されており、私のビジョンとの整合性も多く気持ちのよい講演会であった。

その後の懇談会では、椙山女学園大学学長の泉有亮さん、東海学園大学総務課長の谷洋幸さんらと隣席、私立大学における名前の混乱と独自性についての話に花が咲く。

2007/6/24 日曜日

● 6月24日(日)雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:31

朝からずっと雨、梅雨らしい雨である。午前中、シンビジューム4鉢、ベゴニアを大小2つの鉢に分けて植え替え。雨の日の植え替えは、土、根が乾かず本来植え替え日よりである、せめて曇りが良い。

シンビジュームは、この春多く花を咲かせたので、気分を良くしての植え替え。

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ベゴニアは、しばらく植え替えがなかったので、2鉢に増やす楽しみ。

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花屋では、花の少ない秋から冬にかけて室内用として楽しまれるが、ヨーロッパでは、窓辺の花として夏中飾られる鉢植えである。我がベランダでは春から秋まで花期が長い。

◎ BOOK IMPRESSION 2

小関智弘著「鉄を削る 町工場の技術」ちくま文庫刊。筆者は町工場の旋盤工として50年近く働きつづけている。一方で作家でもあるというユニークな人。この本は、筆者の職人としての体で知っている知識が紹介されている。知識とは、頭ではなく体で知るものであるということが感動を持って伝わる。

象徴的なところを引用「旋盤工になるためには、腕も磨くが、耳も鍛えなくてはならない。耳を鍛えるという言葉が適当でないとするならば、耳を肥やす、かも知れない、むろん、眼も肥やさなければいけない。旋盤工に限らず、およそモノを作る人間の腕を磨くとか、腕前とかの言葉には、手先の器用さのほかに、耳や眼や鼻などの五官が、重要な役割を果たすものとして含まれる。」

アートやデザインに関わるものも、全身で受け止めたい言葉である。

★ ブログの付録21?数字の話20

20歳をはたち、20日をはつか、なんでそう読むんやねん。二十日鼠(はつかねずみ)は妊娠20日で生まれる、二十日大根(はつかだいこん)は20日ぐらいで成長、いずれもたった20日という短さを示す。1947年から1960年までNHKラジオで「二十の扉」という番組があった、回答者が順次質問を繰り返し、20質問以内のどれだけ早く正解を当てるかというもので、なかなか知的で楽しいクイズ番組であった。今でもウケそうな気がする。

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