● 6月30日(土)晴れ。
今日からバーゲン、栄に用があって車で出かけたがあまりの渋滞に退散。用を足さずに戻る。
午後、所属している陶磁器デザイン協会研修会に参加。やきものの町常滑、1時「澤田酒造見学」名酒「白老」をつくる常滑伝統の酒蔵の見学。

社長の澤田研一さんの説明で酒蔵を見て回る。小さな造り酒屋で、それゆえの手づくりのうまい酒を醸造している。その大きな秘密のひとつは水。常滑は川もなく溜め池や、愛知用水で工業、農業、飲用の水を木曽川から供給している。澤田酒造は、木曽川の伏流水を利用している。「先祖が山からの伏流水を埋めた木菅を通しておいてくれました、感謝です。」

見学後、試飲。やたら盛り上がる、酒蔵見学など下戸が参加するわけない。試飲しては、それぞれこれがいいと、お土産を買い求める。

澤田社長が、今日の懇親会にと菰樽をプレゼント、大きな拍手。

2時30分、「INAXライブミュージアム」を見学。辻孝二郎館長による説明。INAXライブミュージアムは、「世界のタイル博物館」「窯のある広場・資料館」「土・どろんこ館」「陶楽工房」「ものづくり工房」の5館より成り立っている。これまで何度も見学しているが、2時間もかけて説明を伺ったのは初めてで、知らなかったことが多く、研修しているという実感。



感動したのは、土・どろんこ館での「水と風と光のタイル/F.L.ライトがつくった土のデザイン」展。帝国ホテル旧本館は、フランク・ロイド・ライトの名建築で知られているが、今展はその大きな魅力となっているスクラッチタイル、テラコッタ、クリーンカータイルの建築素材に視点をあてている。この素材造りのために帝国ホテルは常滑に「帝国ホテル煉瓦製作所」を作った。
理由は、やきものの町であり、名職人久田吉之助(ひさだきちのすけ)がいたことによる。厳しいライトの注文をこなす唯一の条件が揃っていたという訳である。帝国ホテル完成後、この帝国ホテル煉瓦製作所を譲り受けて伊奈製陶(現INAX)創業した。
現在犬山の明治村に移築されている帝国ホテル旧本館は、そんなわけで尾張に里帰りしているとも言える。
午後5時30分、常滑在住の陶芸作家や陶業者らを仲間に迎えて35名もの懇親会。親しくさせていただいている鯉江良二とも久しぶりにお会いでき嬉しかった。
世界タイル博物館内にあるレストラン「ピッツエリアラ・フォルナーチェ」で開催。

このピッツアは石釜で焼かれており(さすがINAX)とてもおいしい。食べ過ぎた。
二次会は、協会副理事長の崔宰熏(チェ・ジェ・フーン)さんの新築宅で、相変わらず参加者は30名を越えている。崔さんは、韓国出身で愛知県立芸術大学を卒業後INAXに勤務、たくさんの国内外の賞を獲得している。
夜11時、楽しかったがさすがにおいとまする、名古屋に戻る。夜中12時。




















