2007/2/28 水曜日

● 2月28日(水)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 21:36:54

ZIP FMを聞いていたら、「冥王星が惑星から外され、アメリカでは『冥王星する』ということを『格下げする』という意味で使われている」とのこと、「冥王星がかわいそうだ」と考えるのは私だけ?

午前9時30分、大学へ。学長室へは、次々と来訪者が現れる。私の出張と3月を控え、事務局を中心に慌ただしい。10時30分、四短合同運営委員会。

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午後も来客絶えず。合間をみて、管理棟1?2階の踊り場空間に、ボイシー州立大学での個展とオープンレクチャーのポスターを1枚貼る。もちろん 参加者を見込んでのものではないが、アメリカでは初めての個展でもあるので、アピールしたい。ちなみにメインモチーフは、ボイシー州立大学のあるアイダホ州の有名なポテトである。赤い部分は、花であり、私のパッションである。全体として強い生命感を狙った。

2007/2/27 火曜日

● 2月27日(火)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 20:36:36

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我がベランダで侘助(わびすけ)が満開。椿の種類としては、小振りの花でお猪口のようにかわいい姿、白が多いが我が侘助は紅白、大好きな花である。なお 「侘助」の名の由来は、「利休の下僕に花を愛する者がおり、彼の育てている椿のひとつが目にとまり、茶花に用いられた。利休は、下僕の名前をとりその椿に 侘助と名付けた」と言われています。

午前中、半田市景観アドバイザー。

午後1時、学園本部で人事委員会。2時、所属長会議。3時、常任理事会。

2007/2/26 月曜日

● 2月26日(月)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 19:15:58

昼前大学へ。12時30分、日本ライン広域観光推進協議会の上野英樹さん、加藤武志さん、百武俊一さんが来訪。通称日本ライン、つまり木曽川流域の観光による交流人口の増大についての相談、大学に期待するものがあってのこと。いろいろアドバイスして、さあ学生を巻き込むには少しゆっくりと。

午後1時、大学教授会。

2時30分、総合造形コースの小林亮介教授と平林薫助教授が、留学生のアクセル君をともなって、来訪。アクセル君は、バウハウス大学からの交換留学生で、もともとプロダクトデザイン系の学生、だが今回の留学では和菓子のデザインを研究(実作)したいという強い希望を持って来た。

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来日間もない頃から、春日井の和菓子屋の何軒かに働きかけ、そのうちの一件からOKをもらい、現在、そこでバイトかたがた和菓子作りに励んでいる。もちろん、材料選びから和菓子そのもののデザイン、さらにパッケージデザインまで手がけている。

今回、試作品として採用になったと和菓子持参で報告。それが「アクセル君のモダンどらやき」で、ドライフルーツやレーズンなどを入れた、「少しヨーロッパの香りがするどら焼き」ということらしい。パッケージもアクセル君自身が登場する本人のデザイン。

このどら焼きは、来週から発売予定、3年間の試用期間を経て、その売れ行きによっては本格製品化の予定とのこと。

早速みんなで試食。虎模様の「アクセル君のモダンどらやき」は、やさしい皮に白あん、1口噛るとシナモンの香が広がる、いい感じだ。食べ続けると時々オレンジピールが、ちょっと苦味酸味の変化を与えてくれる。なるほど少しヨーロッパの香りがする。なかなか幸せな気分にしてくれる。

この「アクセル君のモダンどらやき」は、春日井市勝川駅前商店街にある「ももらんぐ」というお菓子で有名な美濃屋さんで来週より発売。ぜひ応援したい。ちなみに美濃屋さんのご主人は、私のお知り合いだが、アクセル君は自力で門を叩き、今回の成果に辿り着いている。

アクセル君は、日本語も日一日と上達し、ますます日本が好きになったようだ、3月3日日本を離れるが、「またぜひ来たい」と涙ぐんで言った。

2007/2/25 日曜日

● 2月25日(日)曇り

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:06:37

午前11時、愛知県美術館ギャラリー卒展会場へ。最終日とあって、どんどん来乗客がやって来る。出品者の家族、卒業生、その友達、私の知人たち。

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午後5時、寂しい終了時間、いっせいに片づけ、搬出がはじまる。学長は、何もすることはなく、「お疲れさま」と言いながら、ブログの写真を撮って回った。

★ ブログの付録6―数字の話5

ひとつの区切りとして、セットで扱われる。五穀(米、麦、粟、豆、稗)、五陰(色、受、想、行、識)、五感、五星(木、火、土、金、水)、五 臓、五体、五徳(温、良、恭、倹、譲)など。五大州はあまり言われなくなったが、代わって五輪が同様の意味で世界中を賑わすようになった。5を伍とも書く が、古代中国の軍隊は5人を最小単位としたので、伍は組をさす。指が5本というのがセットとして数え易いということもあるかも知れない。もうすぐ雛祭り、 5人囃子(太鼓、大皮、小太鼓、笛、扇)というのもある。

2007/2/24 土曜日

● 2月24日(土)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:49:13

少し寒い日に戻ったが、晴れた空の下を愛知県美術館ギャラリーへ。卒展会場は、ウィークデーとはうって変わって来場者でいっぱい。受付で聞くと、昨日までより倍以上のペースで来場があるとのこと、嬉しい。

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日本画コース、野本絵梨果さんの「キューバワニ」は、ワニ皮の手触りが実感できそうな存在感。なおかつ、どこか愛らしいのは、野本さんのワニへの愛情かな。

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洋画コース、川田真生君の「劣等感情」「我竜転生」は、細密なエッチング(銅版画)作品。点描で彫り続けた時間が、途方もなく続く。速いばかりが称賛される時代にあって、長い長い時間が見える作品は、観る者を豊にしてくれる。

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視覚伝達デザインコース、末松君予さんの「洋菓子店『シュクレ・シルキュ』VI」は、サーカスの楽しさ、なつかしさをお菓子ランドに込めて楽しい。それでいてホッとさせる安心感のお菓子であることも伝わってくる。

午後12時過ぎ、卒展記念公開講座講師の手塚眞さんが会場に見え、昼食を共に打ち合わせ。最近の映画シーンについて、興味深い話を伺う。

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1時30分、日本画家上村淳之先生が卒展会場へ来場。初対面のご挨拶の際、大先輩に深々とお辞儀をいただいた、敬服の限り。その後日本画コース の卒業制作を丁寧に講評いただいた。学生は緊張で言葉にならず、上村先生がにこやかにフォローされる次第。感謝の気持ちでいっぱい。

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午後2時、8階の卒展会場から12階のアートスペースAに移動、「第14回名古屋造形芸術大学卒展記念公開講座」。小林亮介教授の司会で、先 ず挨拶「本日のテーマ『造形分野の領域を越えてーマンガ、アニメーション、映画』は、平成20年度から名古屋造形が大幅にコース再編成を行なう重要な意味 を持ち、その素晴らしいサジェッションとしても、本日の手塚先生のご講演が楽しみ」。その後、約1時間30分手塚眞さんの講演、ご本人のヴィジュアリスト としての多様な活動を通じて、「領域を越える」意味を、後半は、父として、天才漫画家、アニメーター手塚治虫をお話いただいた。興奮と大拍手の中、終了。

卒展として、なんと素晴らしい1日だろう。充実。手塚さんとは、夜8時頃まで懇親の時間をいただき、今後の名古屋造形へのアドバイスなどをいただく。

その後、スペースプリズムで開催していた「名古屋造形芸術大学視覚伝達デザインコース卒業生による『THE POSTER WORKS 2007』」懇親パーティの2次会に合流。東京からも駆け付けた卒業生らに会え、楽しい時間。卒展は、名古屋造形のお祭りだ、3週間つづいたお祭りも後1 日で終わる。

2007/2/23 金曜日

● 2月23日(金)雨のち曇り、のち晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:42:45

朝から雨で、卒展の入場者の足を重くしていないか心配。大学院2期入試で大学へ。午後3時、大学院研究科会議。会議が終わった4時30分には、太陽の明るい光が西の窓を照らしていた。

夕方5時過ぎ、愛知県美術館ギャラリーの「第14回名古屋造形芸術大学卒展」へ立ち寄る。今日は金曜日なので、夜8時まで開館のせいか来場者も多い。

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洋画コース、石田仁美さんの「frame」は、タッチの力強さが印象的な作品。昨年のシェル美術賞での大きな賞の受賞経験が、絵に勢いを与えているような気がする。

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彫刻コース、鈴村優さんの「ワタシのカケラ」は、比較的小さな作品でありながら、1点1点がていねいに描かれている。じっと見つめていて気持ちの良い作品である。私をテーマにする作品は、若さの財産のようだ。

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視覚伝達デザインコース、大宮有未さんの「名古屋港水族館のイメージポスター」は、ロマンチックな海の静物が美しい。水族館で撮影した膨大な写真から、最高の12枚が選ばれている。行けば観ることができるというリアリティがいい。

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視覚伝達デザインコース、角麻衣子さんの「杏露酒」商品ポスターは、大胆な水墨画風に「chu」のコピーが強いインパクトを放っている。中国酒の難しいコンセプトの実現に成功している。

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建築・空間デザインコース、前田みほさんの「街を彫る光?柳ケ瀬公園?」は、パリ・フォーラムデアールで成功した地下に光を取り入れる空間に挑 戦。何重にも彫り込まれた地下空間が、美しい光のシャワーを造りだしている。「掘る」ではなく、「彫る」という発想が生きている。

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産業・工芸デザインコース、小野雅弘君の「タ・タ・ミ」は、ロッキングペアチェアーに挑戦。座と背に使用された畳が、座ってみたい気分をかき立てる。姿の美しい家具だ。

6時、名古屋ガーデンパレスにて、名古屋造形同窓会に向けての「名古屋造形将来構想説明会」に出席。平成20年度からスタートする大改革の説明 を30分ほど行なう。その後、懇親会にうつり、久しぶり会ったなつかしい顔と時を過ごす。名古屋造形への同窓会員の大きな支援が心強く、嬉しい。

2007/2/22 木曜日

● 2月22日(木)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:01:50

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近所の舎人町(とねりちょう)の大寒桜(おおかんさくら)が咲き始めている。大寒桜は、最も早く咲く桜、従って舎人町の並木は、名古屋で一番早く春が来る。

午前10時30分より、ナディアパークで名古屋市文化振興事業団評議員会。12時、愛知県美術館ギャラリーの「第14回名古屋造形芸術大学卒 展」へ。半田市長の榊原伊三氏が卒展会場に来場、ご案内する。美術の新しい流れ、デザインの社会性、プロに適おうとする意識に驚かれたようだ。

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日本画コース、廣田慎太郎君の「サイケデリックラブレター」は、日本画の枠を大きくはみ出した作品。岩絵具以外にアクリル、箔、石紛粘土、針金などを使った技法だけでなく、サイズもメッセージも超ド級。

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洋画コース、高井良有美さんの「集合住宅」は、高層集合住宅に囲まれる高層住宅。孤高、崇高な輝きを放ち、都市でありながら、遺跡のようでもある。記憶に残っていく絵画だ。

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彫刻コース、南出珠花さんの「中年魚人の苦悩」というアニメーションは、「私」という存在に焦点が当てられ、哲学的でさえある。儚く、一見むなしいかの人生に幸せが見え、大人のメルヘンに仕上がっている。

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総合造形コース、楊珪宋さんの「エクステンション」は、壁から突起する耳、尻、腹に穴があり、そこから覗く映像作品でもある。リアルに造られた身体の一部は、生々しく、エロティックな妄想を掻き立てずにはおかない。

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視覚伝達デザインコース、水津美英子さんの「映画『夢の温度』PRポスター」は、映画のテーマ風景を自ら撮影しまくり、最後には逆さまにすることで、夢にリアリティを与えるのに成功している。

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視覚伝達デザインコース、安部有希子さんの「最先端ダイエット機器『アブトロスマーティ』」は、アミューズメント空間に置かれて楽しいダイエットゲーム機。アニメーションを楽しみながら体を動かす、その結果次への運動モチベーションが高まる。

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建築・空間デザインコース、戸村美穂さんの「セミナーハウス=138タワーパーク子供の家=」は、木曽川河川敷にある138タワーの広大な緑地スペースへのを設計。完成度の高い美しい模型が、デザインの魅力をしっかりと伝えている。

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産業・工芸コース、勝野全乃さんの「ボックスプリーツの構造を用いたテキスタイルの提案」は、麻布の質感、美しい染色がボックスプリーツという贅沢さを生かし、住空間に新しい創造を起こさせる。

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