2007/1/31 水曜日

● 1月31日(水)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:55:15

大学一般入試前期日程で、朝7時30分大学へ。入試業務で学長は具体的に何もすることはないが、何かあったときの最終決定のために入試本部で控えている。ときどき入試会場を見学したり、キャンパスをうろついたり。

0131

A棟前のミモザの木は、黄色の蕾をつけて春を迎える準備がOK、風に揺れている。例年3月に満開であるが、今年は暖冬でもっと早いかもしれない。

夕方6時、名古屋丸善ギャラリーで「第44回ねんげ俳画展」の搬入、飾り付け。ねんげ句会は、俳句を愛する多様な人の集まりであるが、画家、陶 芸家、華道家など俳画が本業と深く関わっている人も多い、そうでない方もなかなか達者な腕を見せている、栄にお出かけの折りには是非覗いて欲しい。高北も 頑張ってます。

2007/1/30 火曜日

● 1月30日(火)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:53:23

卒業制作は、昨日がピークで採点も終了。今日は、卒展のために修正、梱包の学生がところどころに見かけると言う状況である。

0130_1

ビジュアルデザインコース2年の向井彩乃(むかいあやの)さんと桂奈緒美(かつらなおみ)さんの2人は、共同制作ブース展示。最後の手直しで完 成度を上げている。作品は吹奏楽「ぐるりよざ」を基にしたアニメーション、ポスターなどをブース展示する。アニメーションも見せていただいた。

0130_2

隣では、小崎弘貴(こざきひろたか)君が渡邊達也(わたなべたつや)君の梱包を手伝っている。なんだか楽しそうな2人である。

0130_3

やはりビジュアルデザインコース2年の古賀將大(こがしょうた)君は、「鉄人鉄号」のマンガとグッズ展開、仮面をかぶっての登場。「卒展会場では、マンガも出品しているので見て欲しい。僕の名前のタは太ではなく大です」

0130_4

スペース&クラフト2年の伊藤真里(いとうまり)さんはインテリアファクターのひとつとしての鏡、タイトルは「Tender Line」、「美しいカーブの周辺をステンドグラスで飾ります」とステンドグラスのひとつを光にかざして見せてくれた。卒展会場では、どのように見えるの だろう。

0130_5

0130_6

名古屋に戻り、午後6時セントラルアートギャラリーで「名古屋造形芸術大学視覚伝達デザインコース1年作品発表展」を観る。講師の秋田淳之助 先生の指導による写真授業の発表。オープンニングパーティの最中で楽しそうに盛り上がっている。最後に挨拶を求められたので「展覧会は素晴らしい機会、 せっかくだから、今から猛スピードで全員の講評を行ないます。」会場から「オーッ」の声が洩れたが、50人の全作品を講評、久しぶりに熱い高北を見せてし まった。参加していた東仲雅明助教授が撮影してくれた。

2007/1/29 月曜日

● 1月29日(月)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:11:02

暖かい冬で、キャンパスもどこか春めいている。午後2時、大学院口答諮問審査、修了作品、ポートフォリオなどの作品資料を前に、担当教官を含めた3人の大学院教授が口答諮問を行なう。

0129_1

3時30分、卒業制作で活気あるキャンパスを巡る。下級生の実技授業は既に終了している。短期大学部インターメディア2年、加藤敦子さんの卒業 制作は、クレイアニメーション「お月さまマンション」その最後の仕上げに熱中。「ずっと頭の中で描いていた物語をアニメーションにしました。私の不思議な 『お月さまマンション』の世界に是非遊びに来て欲しい」とコメントしてくれた。

0129_2

やはりインターメディア2年の太田実季さんの卒業制作は「魅惑の果実」、絵本と絵本の世界が立体化するようだ。「絵本を開くワクワクと扉を開 くドキドキ。さあ、笑顔の扉を開いてみよう」と大きな声で元気いっぱいの太田さん。最後に「太田のオオの点を忘れて大にしないで」の大切なコメント。

0129_3

彫刻のアトリエでは、大学4年の長澤啓太君が卒業制作の最終チェック。2万本の綿棒を素材にトラス構造で制作、「イメージは岩亀から」と岩亀 の写真を見せてくれた。「このゴツゴツを表現したかったんです」タイトルの「トントン」は、綿棒を接着する時の作業に対する長澤くんの個人的ネーミング。 美しい光を浴びる作品だ。

0129_4

大学院2年の近藤佑希子さんは、アトリエの外で一生懸命かわいい犬を磨いていた。「これ柴犬です、素材は生け花に使うオアシスです、展示の時 は水を湿らせます、緑が美しいんです。」オアシスは、この作品を削り出すのに7000円の塊を購入。ちなみに近藤さんは洋画卒業だが、学部の頃から立体が 大好きだったそうだ「でも最近油絵も楽しく描いてます」とのこと。卒業制作は、絵画、立体、空間の複合作品、楽しみだ。

0129_5

午後4時30分、体育館で視覚伝達デザインコースの採点が行われているのを見学。60名ほどの学生が一人平均B1サイズ10枚を制作、それをズラリと並べて採点するには体育館しかない、壮観な風景である。去年までは採点者であったが今年は見学者でちょっと淋しい。

2007/1/28 日曜日

● 1月28日(日)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:53:37

0128

昼過ぎ、名古屋市民ギャラリー矢田へ、徒歩で向かう。「ファン・デ・ナゴヤ美術展2007他者のまなざし、他者へのまなざしー視線からつくられる私―」 を観るために。最近は、巨大ショッピングモール、イーオンナゴヤドーム前ショッピングセンターができ、休日はマイカーでごった返す。それに今日はナゴヤドームでホビー展が開催されている。名古屋市民ギャラリー矢田は、その2つの施設の北にある。

ファン・デ・ナゴヤ美術展は、企画を公募で開催される展覧会で名古屋市と財団法人名古屋市文化振興事業団の共催。今展は、名古屋造形大学院修了の田中由紀子さんの企画が採用され、プロデューサーでもある。

展覧会は、5人の出品者が「まなざし」を多様な視点で捉え、現代社会のデリケートな存在を映像、写真、オブジェ、絵画にしている。田中さんのねらいがどのようなものであったか、なるほどというリアクションで作家が答えている。

午後1時30分より、精神病理学の医者で多数の著書で知られる香山リカさんの講演会を聴講。講演会は、展覧会関連イベントとして開催された。香 山さんの本はたくさん読んでおり、ファンである。講演内容は、回避型人格障害(多重人格)を主に、現代社会の心理的変容をていねいに話された。私の質問 「回避型人格障害は、ネット社会に代表されるシミュレーションに溢れる生活が影響しているとお考えですか。」に対して「もともと人間は、回避型人格であ り、こういう社会になって、顕在化したと私はみています。」香山さんらしいコメントであった。

★ ブログの付録3―数字の話2
2は1に準じると言う意味で次をあてる、次男、次点、次官というように使われる、SECONDOである、1がこけると2は1になるという存在をし めしている、SPAREでもある。1がこけない場合はただの2である。また2個セットと言う意味で双をあてる、双葉、双児。2個セットは雌雄、男女をさ し、生命の繁栄、豊穣を意味する。アジア各地では古来より、二股、陰陽を生命の繁栄、豊穣のシンボルとして、神事、祭礼に用いてきた。

2007/1/27 土曜日

● 1月27日(土)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:24:48

0127_2

午前11時、大垣市スイトピアセンターにて「第5回大垣工業高校産業デザイン科卒展」を観る。33名という少ない人数とは思えないボリューム感で、高校生 の全力を出し切っている。特にポスターは見事で、夏目歩さんの「チロルチョコの商品広告」は、コンセプト、発想力、表現力、ともに断トツ。

0127_3

12時30分、カラフルタウン岐阜で「岐阜工業高校デザイン工学科第8回卒展」を観る。このところ3年つづけて観ている卒展。ショッピング モールという人集まる賑やかな会場での卒展ということで、作品にパワーが求められる。そのことは、デザイン作品にとってとても良いことと思う。大野仁美さ んの「クリームチェア」が、美しい存在感でとてもフレッシュな家具であった。

0127_1

午後2時、多治見市文化会館で「平成18年度多治見工業高校卒展」を観る。デザイン科以外にも、電気システム科、セラミック科、電子機械科が あり、多様でダイナミックな卒展である。「博物館明治村のPRポスター」の鈴木春香さんは、既に名古屋造形芸大の入学が決定している。しっかりした表現力 に、期待感が高まる。文化会館という場所柄、また出品点数の多さなど活気のある卒展会場であった。

0127_4

午後3時、スペースプリズムで「成瀬瑠美イラストレーション展」を観る。PIS2005馬場陽子賞受賞記念展である。成瀬さんは、名古屋造形 視覚伝達デザインコース4年生、来月20日からの卒展を控えての個展で、厳しいスケジュールの中「よくやった」と激励する。インスタレーションとしての展 示が絵巻物イラストレーション作品とうまく展開、会場を楽しく見せていた。このように徹底的に描きまくる時期が学生時代にあることは、一生の財産になる。

夜7時、レストランバー「亭波仁」で「高北幸矢ライブトーク・アルファベットの話」をする。ABCからZまで、アルファベット1文字の持つイ メージ、エピソードをネタ帳から取り出して話す。1時間10分は、レストランバーでは少し長かったと反省。20数人というお客様を対象に、どうでも良いけ れど、ちょっと楽しい話をするライブトークは大好き、今後も続けたい。

2007/1/26 金曜日

● 1月26日(金)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:11:46

0126_1

午前中は、ひたすら俳画の仕上げに向けて彩色、描きながら1枚撮影。俳画は描き込まず、少し抜いた感じがいいのだが、性格としてどうしても描き込んでしまう。

午後12時30分、名古屋画廊「佐々木豊展」を観る。この10年の作品を見せているが、1点1点全く流れず、じっくりと観賞を楽しめる作品だ、 刺激的で力強く、華やかで、セクシーで絵画としての魅力が溢れている。佐々木豊さんは、昨年の春、大学で新入生に向けて講演をしていただいた。熱い話が新 入生に刺激的だった。会場での佐々木さんは、やはりパッションに溢れており、70歳を越えているとは思えぬ若さのオーラがあった。

午後2時30分、大学入試委員会。4時キャンパスを巡る。今日も気温が低いが、挨拶を交わす学生の声は元気で、どのアトリエからも活気が漲っている。卒業制作まっただ中のこの時期、一番大学がエネルギッシュかも知れない。

0126_3

視覚伝達デザインコースの鹿志村真由(かしむらまゆ)さんは、メッセージポスター「滅びゆく北極動物」の仕上げ裁断に全神経を集中。時間をかけて描くことが大好きな、美大生らしい学生。

0126_2

日本画コースの廣田慎太郎(ひろたしんたろう)君は、大作に挑んでいる。「サイケデリックラブレター」の日本画らしくないタイトルに、ふさわし い表現方法にチャレンジ。麻紙、岩絵具、箔、アクリル絵具、石紛粘土、針金など重量感溢れる作品だ。板を渡しての制作は、日本画独特で、この姿勢で描いて いる姿を見るのが好きだ。

午後5時10分、臨時教授会。教授会終了後も多くの先生は、あちこちで小会議を開いている。忙しい時期である。

2007/1/25 木曜日

● 1月25日(木)晴れ

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:40:44

本日は、大学地域入試。仙台、静岡、富山、岡山、福岡の5会場で開催。従って、学長も朝から大学に出て、入試進行状況の報告を受ける。天候の異変などでこちらから指示することもある。幸い5会場とも天候に恵まれスムーズに入試がスタートしている。

0125_1

午後2組の来客の後、キャンパスを回る。完成間近の卒業制作作品がアトリエから廊下に飛び出しているものもあり、卒展ムードのキャンパスであ る。大学院2年の粥川究君は、再生パルプで作品を造り続けて来た。初めは小さな作品であったが、だんだん大きくなり、今では家具などになっている。まさに 増殖していく作品。ガウディやフンデルト・ワッサーを思わせる。

0125_2

キャンパスには、葉っぱを落して冬を過ごす木蓮(もくれん)の並木がある。1本の木の上に小鳥の巣を発見、そう言えば、夏の葉が繁っている頃は鳥が群がっていたっけ。

夕方6時、すべての試験会場で無事入試が終わったことの報告を受ける。

次ページへ »

Copyright© Nagoya Zokei University of Art & Design All Rights Reserved.