2009/12/22 火曜日

● 12月22日(火)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:30:33

釜山の天気は毎日恵まれて晴れ、しかし名古屋並みに寒い。ちなみに名古屋と釜山は、ほぼ同じ緯度、この寒さは大陸からの寒気団である。

午前9時、今日も禹さんが迎えに来てくれ観光。一路慶州(キョンジュ)へ、1時間ほどで到着。

慶州は、新羅(シルラ)千年の民族固有の文化と仏教文化、さらに朝鮮王朝時代の儒教文化が栄えたところである。日本でいえば、奈良、京都のようなところである。慶州は、23年前の訪問と大きな変化のない街なので、街からさらに20分ほど離れた良洞(ヨンドン)民俗村へ。

良洞民俗村は、世界によくある民俗村とは異なり、500年の伝統と文化を継承、古家は、200年以上経って現在も村民の暮らしとともに、保存され生かされている。54個の儒家(儒教を広め、修める人)のほか召使いの住んでいた藁屋根の家もきちんと修復され残されている。

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生活しているので、村が生きている。キムチの漬け物龜が並び、味噌玉が干され、飼い犬が吠えている。

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慶州の街に戻り、お昼は豆腐チゲ、人気の店で300席はあろうと思われるのに、30分ほど待った。しかし、それにふさわしい満足感。

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午後2時、慶州博物館、慶州美術館へ。新羅の文化遺産の全貌を観ることができる。考古物、仏教美術、遺跡再現とタイムスリップして楽しんだ。

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博物館に添うように大きな花梨(かりん)の木があって、絵本のようにいっぱい実をつけている。冬の暖かな日差しに美しく輝いている。

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5時、釜山に戻る。釜山デザインセンターへ。釜山デザインセンターは、2007年にオープン、名古屋国際デザインセンターを参考にした部分があり、展示室、ギャラリーのほかに5階から8階は、デザイン関係の企業やオフィスが入居している。

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キム・ジェミョンセンター長を表敬訪問、面談。国や釜山市のプロジェクトで大変忙しいとのこと、韓国でのデザインの位置づけが拡大していることが感じられる。

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午後6時、1階のデザインセンターギャラリーで開催の「中国・韓国・日本国際ポスター展2009 City-Project for Amenity」オープンニングレセプションに出席。挨拶は「国あるいは民族の交流は、多くの文化を築いてきました。そのことは、歴史が証明しています。こういうポスター展が、次の大きな文化の礎になることを確信しています。そのためにデザイナーが時代をリードして行かねばなりません。」

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観覧者で賑わっている会場を後にして、すぐ近くの韓国料理屋さんで親睦食事会。年末で皆さん「忙しい、忙しい」があちこちで聞こえる。ワーッと盛り上がってもう終わりという印象。日本がだらだら長過ぎるのかも知れない。

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新羅大学のウーム教授、キム教授、国立釜慶大学ホー准教授が誘ってくれて、禹さんと5人で近くのアメリカンパブへ。コリアンビールを頼んで盛り上がる。日本で食べるお寿司が大好きなキムさんは、日本への旅の楽しみの一番とのこと。日韓食べ物談義、名古屋メシに話の花が咲いているうちにチジミの話になった。もちろん日本でも人気だが「釜山のチジミは最高、特にネギチジミはおいしい」とキムさん。私が「食べた〜い」と大声を出したら、今から行こうと三次会。

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冬には格別おいしいネギチジミを堪能、自慢されるだけのことはある。当然マッコリ酒も頼んでおいしい時間。韓国では、「雨が降ったからチジミを食べ、マッコリを飲もうよ」という習慣があるとのこと、実際雨の日はチジミ屋さんが大繁盛らしい。チジミの焼く音が雨の音に似ている?むしろちょっとセンチでロマンチック気分らしい。韓民族の暮らしに触れた思いである。

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