2012/5/17 木曜日

● 5月17日(木)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 19:42:10

午後3限、視覚伝達デザインコース3年生、グラフィックビジョン展アイデアスケッチワーク。

4限目、視覚伝達(グラフィック)デザイン、イラストレーションデザインコース合同で特別講義。田中佐代子筑波大学准教授による「サイエンスイラストレーション」。

現在、D-2、D-3 galleryで開催中の「サイエンスイラストレーションの世界展」を記念してのもの。

サイエンスイラストレーションとは、医学をはじめとするサイエンスの内容・概念をイラストレーションによって効果的に表現する手法、特に北米では専門の大学院課程が存在するなど確立した分野である。

展覧会は、あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク主催「あいちサイエンスフェスティバル2011」の一環として開催されている。

なおこの講義は、デジタルメディアデザインコースの協力によってYou Tube中継された。

2012/5/16 水曜日

● 5月16日(水)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 11:16:39

爽やかな風の吹く一日。キャンパスを行き来する学生たちの笑顔がまぶしい。

10時50分、2限目。デザイン理論特講、本日は「ファッションデザイン」ヴィヴィアン・ウエストウッド、森英恵、三宅一生、高田賢三、山本耀司、川久保玲を取り上げて、世界のファッションデザインにおける位置づけを話す。

午後1時、いなぶアートフェスタ2012会議。

午後3時、清須市はるひ美術館で運営会議。ホームページリニューアルを急いでいる。窓には美しい新緑が深呼吸している。7時終了。

清須市はるひ美術館では、現在「清須市第7回はるひ絵画トリエンナーレ」開催中。美術館は普通5時、せいぜい6時まであるが、清須市はるひ美術館は夜7時まで開館している。館長として誇らしい。

2012/5/15 火曜日

● 5月15日(火)雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 9:59:13

終日雨、雨の中正午前にスポーツジムへ。だいぶ身体が軽くなってきた。効果が結実しつつある。

午後4時、清須市役所へ。清須市はるひ美術館運営についてミーティング。

午後5時過ぎ、スペースプリズムへ。あらためて「三浦みのりモビール展『惑』」を観る。ゆらゆらが心地よい。

セントラルアートギャラリーへ。「Time Card Gallery 22」を観る。名古屋造形大学非常勤講師の松場宏忠さんが、企画運営するWebとギャラリー空間で展開する展覧会である。22年という長きに渡っている。村田直哉名古屋造形大学准教授も出品している。

6時、名古屋テレビ塔へ。シルバーメタリック全塗装リニューアルが小雨の中に美しい。

テレビ塔4階、zetton inc.が経営するザ・パーク・バンケットのオープンニングレセプションパーティに出席。これまでおしゃれなタワーレストランとして人気であったが、テレビ塔のリニューアルにともなって、ブライダルとパーティスペースに生まれ変わった。

zetton inc.オーナーの稲本健一さんが挨拶。名古屋テレビ塔への思いを圧倒的な情熱で語る、共感。稲本さんは名古屋造形の卒業生で、名古屋造形大学客員教授をお願いしている。

何百本というモエ・エ・シャンドンのシャンパンが振る舞われ、もの凄い活気の中、元気な名古屋に埋もれた。

2012/5/14 月曜日

● 5月14日(月)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 19:41:33

午前10時50分2限目、大学院ゼミ。

学食でランチ。キャンパスを行き来する学生たちに新緑がまぶしい。

午後は、視覚伝達デザインコース4Aクラス、課題に対して個別に進行状況をチェックする。

2012/5/13 日曜日

● 5月13日(日)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 19:20:22

終日オフィス(高北デザイン研究所)で仕事。昼前スポーツジムへ。汗をかくと身体がスーッと楽になる。

夕方、名古屋市東区泉のスペースプリズムで開催の「三浦みのりモビール展—惑—」を観る。会場を埋め尽くす、揺らめくモビールの中にいると、重力への意識が薄れていくような気がする。自らも小さな球となって会場を漂っているようだ。観るというよりも感じて欲しい。

2012/5/12 土曜日

● 5月12日(土)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 10:11:46

久しぶりの東京の朝。目的は展覧会。まず、六本木ミッドタウンへ。

午前11時、21_21 DESIGN SIGHTで「東北の食と住 テマヒマ展」を観る。

デザイナー佐藤卓と深沢直人、フードディレクター、ジャーナリスト、映像作家、写真家による丹念なリサーチのもと、全54品の東北の食と住が展開される。

映像による紹介は、厳しく美しい東北の自然の中でテマ(手)ヒマ(時間)をかけて作られるデザインが輝いている。作る人の顔と手がまぶしい。

実物展示による紹介は、一点一点が丁寧に大切に並べられている。凝視することで、それらのもつ繊細で逞しい力が見えてくる。

正午過ぎ、森美術館へ。「LEE BUL イ・ブル展:私からあなたへ、私たちだけに」を観る。

韓国女性アーティストであるイ・ブルは、韓国の軍事政権から民主化を生き、身体から都市まで、破壊と増殖に強烈なメスを入れ続けている。そして、そこからはキラキラとした殺意を感じる。

同美術館で「MAMプロジェクト016:ホー・ツーニェン[何子彦]」が同時開催されている。

シンガポール在住のホー・ツーニェンは、歴史や物語に基づく作品を通して、詩的かつ演劇的な映像世界を見せる。立ち去りたい嫌悪と目を背けることを拒む反発力が心を圧迫する。

ハードな2つの展覧会を見終えて銀座へ。

クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで「広川泰士写真展『旅の途中〜』」を観る。リクルートが運営する2ギャラリーで展開するクリエイターの全貌を見せるタイムトンネンルシリーズのVOL30である。

広川泰士は、1950年生まれで私と同じ年、そこから見えてくる同時代感は、広告写真の感性、ドキュメントの視点ともに多くの共感を持つことができる。特に日本全国にある原子力発電所を現代の風景として切り取った「STILL CRAZY」は、対象と深く関わりながら早急な結論を軽薄に提示することに疑問を感じ、凝視することの向かい合い方が見える。

SHISEIDO GALLERYで「Lineament さわひらき展」を観る。

さわひらきは、ロンドンに住む日本人アーティスト。友人の記憶喪失に合い「記憶喪失になったことによって、食べ物の味すらわからなくなる」という衝撃をシュールな映像によって見せている。うつろな目の人物の表情は、記憶とは何かをえぐり出す。

銀座グラフィックギャラリーで「キギ展 植原亮輔と渡邉良重」展を観る。

二人は名古屋造形の卒展に記念講演として、講演をいただいたことがある。二人が務めていたD-BROSを退社、今年の1月に株式会社キギを設立。発表作品はD-BROS以来のものである。多くのブランディング、プロジェクトを手がけて来たが、グラフィックデザインの新しいあり方はいつも逞しく提示される。しかし、いつも軽やかにファンタジックでもある。

メゾンエルメス8階フォーラムで「望郷/山口晃展」を観る。

会場には、10メートルはあろうかと思われる電柱<忘れじの電柱>が数本立っている。明らかに電柱の様子を呈しているが、電線はなく、オブジェとしての魅力満載である。山口も「造花による生け花」と照れているが、それがこのスケールで展開されることが、観る者を圧倒する。

http://www.art-it.asia/u/maisonhermes/2aMXQdZlgfwYi1GcBRxn

銀座松屋7階デザインギャラリー1953で「第79回毎日広告デザイン賞入賞作品展」を観る。

広告デザインと向き合うこと、コンクール、展覧会という違和感の中で観る広告は、一見空々しくもある。その上であえて「広告とは何か」を考えることをグラフィックデザイナーとして続けたいと思う。

青山へ。ギャラリーハウス・マヤで「花井正子展 On the road 紀州」を観る。

花井正子は、私の主宰するスペースプリズムでも発表を続けている作家である。この夏に熊野古道なかへち美術館で大作を含む80点の大個展を開催する。今展は、そこから抽出されたものである。心の痛みとやすらぎが溶け込んで行く作品であった。

ギャラリーときの忘れもので「AKIRA GOMi 1972 2012/倉俣史朗&村上麗奈」を観る。

写真が時間を留める芸術であることを強く認識する作品である。その時のモチーフ、技術、覆っている社会事情、研ぎすまされた五味彬のナイフが見える。倉俣史朗のミス・ブランチに切ない記憶が甦る。

スペース・ユイで「安西水丸+和田誠AD-LIB5」を観る。

キャラクターの異なる二人のトップイラストレーターがコラボレーションで展開する。一画面に描かれた二人の絵は、タイトルにもとづいてセッションし、謎掛けをし、とても楽しそうである。

OPA galleryで「木のある風景」展を観る。

5人の女性イラストレーター(井上文香、大広ようこ、川崎真奈、篠原いずみ、豊福摩希子)の競演。重なり合う画風に時代の求める空気を感じることができる。

HB Galleryで「亀井武彦墨描展 たまゆれて」を観る。

亀井武彦さんは、尊敬する映像作家、イラストレーター、多様な顔を持つクリエイターである。今展は、龍、兎、金環日食を描いている。龍、兎はさすがであるが、金環日食への思いは強烈で神を描いているようにも見える。誰もが描いたことのないであろう金環日食について、亀井さんと楽しく談義する。

渋谷に行き、昨日観たがとても観きれなかったギャラリーshibuya355の「大迫修三の原画・版画コレクション展」を観る。やっぱり凄い、楽しい。ギャラリーで大迫修三さんと、あの時代について語り合う。あの時代とは、同時代をグラフィックデザイン、イラストレーションと深く関わって生きて来た者同士が面倒な説明なしに語ることの出来る時代である。

夜8時30分発の新幹線で名古屋に戻る。充実の東京であった。

2012/5/11 金曜日

● 5月11日(金)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 19:58:59

風の強い一日。キャンパスの欅もダイナミックにうねり続けている。

午後3・4限目、コンテンポラリーアートコースとアニメーションコース3年のゼミ。終了後すぐ、名古屋駅に直行。

午後5時3分発のぞみ240号に乗車。ツイッターで行動を呟いていたら、名古屋音楽大学非常勤講師の田頭勉先生が同乗していることが発覚。ツイッターは楽しい。

夜7時過ぎ、渋谷のギャラリーshibuya355へ。「大迫修三の原画・版画コレクション展」オープンニングレセプションに出席。

この展覧会は、リクルートに社員である大迫さんが、リクルート・クリエイションギャラリーG8のプロデューサーとして26年間務めて来られた間に、G8はもとより、あちらこちらのギャラリーを回ってコレクションした原画、版画、立体作品を、この度リクルートを退職するにあたり、公開展としてものである。

日本の著名デザイナー、イラストレーターはもとより、ヴィエスワフ・ロソハ、ジャン・ミッシェル・フォロン、ヤン・サフカなどの海外アーティストまで、垂涎の作品が並んでいる。名前だけではなく、その作家の優れた作品がコレクションされているのはさすがである。恥ずかしながら私の作品もコレクションいただいており、とても嬉しい。

すでにもの凄い来場者で、200点を超える作品と相まってもの凄い熱気である。

8時、会場を近くのレストランに移してのパーティ。浅葉克己さんが挨拶される。いつもの楽しい余興も含めてのもので、会場は大いに盛り上がる。

続いて大迫さんも挨拶、皆さんへのお礼と、この展覧会を開きくことになった動機を話された。ちなみに、お祝いに駆けつけた人は400人にも上ったそうである。

東京泊。

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