2月21日(火)中京テレビのイベント「HACK-CHU!」に作品展示をする事になり、この日はアトリエで展示作品のセッティングを行いました(*イベントは終了しております)
卒展が終わったやさきですが・・・一息つく間もなく次の準備です。コースではいろいろな事が同時進行していて、春休み時期ではありますが、特にゼミアトリエは休む間もなく来年度の事も含めてすでに様々な事が始動しています!ありがたい事に日々の活動が色々な方の目にふれているようでして、多方面からお声掛けいただいていて、今回の中京テレビさんもデジタルメディアデザイン展をご覧になられた事が切っ掛けでした。
2月19日(日)卒展の搬出作業風景をお届け!最終日に通常の6時より早い5時に展示が終了するのは、その日に搬出作業を行なわなければならないからなのです。約2時間ほどですべてギャラリーから作品や展示台を出して大学へ運ぶという作業をこなさなければならないので、搬入にくらべ搬出のほうが作業が早いとは言え、結構タイトなんですよね・・
作品をバラしながら、梱包し、搬入エレベーターまでもっていってトラックに積み込む。デジタルメディアデザインコースの卒業生は30名あまりで、作品点数も多く、さらにPCや大型テレビなどの電子機器も多いので結構大変ですが、彼等は4年間でデジタルメディアデザイン展など大きな展覧会を経験してきたので、その辺りの手際は結構良い!4年間で展示経験を積んで成長していくのはコースの特徴かもしれませんね。
2月19日(日)第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展 無事終了いたしました。卒展に足を運んでくださったたくさんの皆様本当にありがとうございました。SNSの拡散などもあり、この卒展で多くの方に名古屋造形大学を知っていただけたのではないかと思っております。
デジタルメディアデザインコースの学生達の作品や研究は、メディアデザインを中心にしたものが多いですが、それぞれ様々な思いで作り上げた集大成でした、そしてそれらはまだまだ未熟ではありますが、若い彼等だからこそのアイデアなども盛り込まれており、場合によっては今後発展的に利用される事や拡張される事もあるかもしれない可能性があるものも多かったように思います。
卒展は4年生にとっては卒業という一つの節目であり、彼等にとって完結を意味するところも多いですが、コースではこれらを大切な資産として、時には後輩に引き継がれたり、時には拡張した研究課題へと発展させることも視野に入れながら新たな課題に取り組んで行きたいと思います。
2月17日(金)卒展記念公開講座「糸数弘樹さんによる「クリエイターとして大切なこと」(ハリウッドで学んだ知識や経験)」を開催しました。
糸数さんは1962年生まれの沖縄県久米島出身。 琉球大学教育学部を卒業後にカリフォルニアのArt Center College of Designで工業デザインを学び、Warner Bros. Companyで「バットマン」シリーズの舞台となる架空都市ゴッサム・シティのビル群や特殊効果などを手掛ける。その後、2014年までWalt Disney Animation Studiosのトップクリエーターとして「シュガーラッシュ」「塔の上のラプンツェル」など30本以上の作品に参加されています。
アメリカへ留学し、アルバイトしながらArt Center College of Designへ入学するまでの紆余曲折の話しから、大学時代のアメリカの学生達の作品に対する姿勢など、興味深い話しは尽きません!その後、映画関係のCGクリエイターとしての仕事では、2Dのキャラクターを3DCGのモデルにモデリングする難しさ、2Dをそのまま3Dにしても2Dアニメーションのように表現出来ないため、横から観た時に違和感なく3Dでレンダリングできるように観る方向によってレンダリングイメージが破綻しないよう専用のモデルを何体も作ったお話や、「アナと雪の女王」での背景のモデリングでは数百本のつららにこだわったお話など、資料とともに3DCGでアニメーションを作る難しさや魅力、それにクリエイターとしての姿勢など盛りだくさんで90分があっという間でした。
とにかくアーティストとしてプロ意識をもって仕事に取り組む事、どんな小さな仕事でも全力で制作する事、また現在はインターネットがあって色々と調べる事ができるので、とにかくリサーチが大事、十分に調べる癖をしっかり付ける事、そしてなにより、とにかくやってみる事が大事、失敗を恐れていては何も出来ないので、とにかく挑戦して失敗したらそれを糧に次へ進み続ける事が大切というメッセージを学生達に話されていました。経験に基づくいろいろな話しがあってとても良い記念講演となりました。糸数さんありがとうございました。
2月17日(金)卒展会場にてAO入学前プログラムを行いました。この日は来年度4月からデジタルメディアデザインコースに入学が決まっているAO入試合格者の5名と推薦入試での合格者の飛び入り1名の計6名がプログラムに参加しました。
5時に集合し、まずデジタルメディアデザインコースの展示を一通り観てもらいました。会場には作品を出展している4年生の誰かが常に作品説明のため常駐しているので、といあえず作品の説明など彼等に任せながら、体験型の作品を体験してもらったりしました。その後、6時30分より行なわれた卒展記念公開講座で糸数弘樹さんの「クリエイターとして大切なこと」(ハリウッドで学んだ知識や経験)に参加。色々と観て聞いて来年度から大学やコースで学ぶ内容のイメージがついたのではないでしょうか。
第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展
2月14日(火)〜2月19日(日)まで。なお最終日19日は午後5時までです。
名古屋造形大学4年生、院2年生達の集大成を是非ご高覧ください!
https://www.nzu.ac.jp/gex/2017/
2月14日(火)世間はバレンタインデーなこの日、第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展ついに開催です!10時からはオープニングセレモニーを行なわせていただきました。名古屋音楽大学の学生による演奏から軽やかにスタートしたセレモニー、簡単ではありましたがたくさんの方に朝早くから駆けつけていただきました。ご来場くださった皆様ありがとうございました!
今年の卒展のビジュアルは、デジタルメディアデザインコース4年の高井麻美さん。オープニングセレモニーでは大きな布バナーを前に、今回のデザインについてと挨拶をしてもらいました。200名の出展者をイラストにしたビジュアルは結構インパクトあるかと思います!デジタルメディアデザインコースの展示会場には、このデザインが出来るまでをファイルにして紹介していますので、そちらも是非ご覧ください!
第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展
2月14日(火)〜2月19日(日)まで。なお最終日19日は午後5時までです。
名古屋造形大学4年生、院2年生達の集大成を是非ご高覧ください!
https://www.nzu.ac.jp/gex/2017/
2月13日(月)第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展の搬入日です!会場である愛知県美術館の搬入口に13時に集合し、いよいよ作品をギャラリーへ運び込みます。前記事にあるように前日に運び込んだ作品は、審査保管室という搬入口すぐ横にある部屋に積み上げておいてあるのですが、毎年この保管室から搬入用エレベータにて各ギャラリーにどれだけスムーズに荷物をあげきるか!が勝負となります。この作業に時間を取られると、大学からこの日にトラックで到着するプロダクトデザインコースや建築・インテリアデザインコースの作品群とブッキングしてさらに混沌としてしまいますので、実質1時間であげきるのが目標です!
ということで、エレベーターであげる作業は的確に素早く行われました。自コースの物だけを上げるとかではなくコース関係なく目の前の作業を片付けていくというスタンスが大事ですね!デジタルメディアデザインコースはオープンキャンパスやコース展の搬入搬出であるていど鍛えられているので比較的作業は順調に行きました。グラフィックデザインコース、イラストレーションデザインコース、デジタルメディアデザインコースの3コースの作品群はおよそ1時間で上がりきり、予定通りのスタートとなりました。
といっても、搬入の本番はこれから・・・各ギャラリーに運び込まれた荷物の梱包を解き、展示計画に基づいて配置と飾り付けを行なっていきます。半日ですべてを済ます必要があるのでかなり作業はタイトです。特にデジタルメディアデザインコースの作品は、PCなどを使った電気関係の敷設が多い事や、メディアアートやメディアデザインの作品群によくあるインスタレーレーション形式のものもあり、基本搬入やセッティングに時間を要すものが多いのが特徴で、展覧会の規模でいっても半日で仕上げるのはちょっと難しいのが現実ですね・・・ただそこは人員でカバーです! コースの学生は比較的作業に慣れているし、後輩への依頼なども行なっていて、現場には3年生や2年生が手伝いに入っていて、とにかく人海戦術で作業をこなして行きます。
今年は実はコース人数に対して与えられた展示スペースがかなり狭く、配置に苦慮しました。他のコース事情も相まって、色々とあって最終的に別々の部屋に分散するよりも一部屋にまとまっているほうが観やすいのではないか?と言う事で、狭さを取ったのですが、やはり30名の作品を入れるにはちょっと限界がありましたね(笑)今年の展示はかなりギチギチとなってしまいました。
そうそう、あと、ロビーや入り口にある看板などの設置も実はデジタルメディアデザインコースの学生達によって敷設されているのです。会場に入ると大きな布製のバナーがぶら下がっているのですが、そういった広告物の制作から敷設などもコースで引き受けてやっていますので、そういう部分もみなさまに観ていただけたらと思います(写真多めに掲載です)
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