11月1日に無事終了 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋造形大学D1、D2、D3ギャラリーで2週間に渡って行っていた「Takahiko toyama with Switch Exhibition「外山貴彦withスイッチ展」」無事に終了いたしました、来てくださったみなさまありがとうございました。
今回は会期中に岐阜の殿町ハロウィンへ作品を持ち出すなどアクロバティックなスケジュールでしたが、会期中にハロウィンバージョンを制作したり、明後日から開催のウッドエコテック用のプログラム開発を行ったりと、展覧会をやりながらも随時いろいろと動作した状態で展示時間や展示後の夜中に実験や実装ができ、なんとかいろいろ今後に繋がる問題点や改善点なども見えたかなと思います。
D2、D3ギャラリーで展示していたMotionは次回11月中旬に開催予定のデジタルメディアデザイン展(Digital Media Design Exhibition 2013)に改めて展示予定です、5月の大名古屋電脳博覧会で展示したスタイルで内部のプロフラムを変更したものを発表予定です、是非こちらもご高覧くださればと思います。改めまして今回の展示に来てくださった皆様ありがとうございました。
Takahiko toyama with Switch Exhibition「外山貴彦withスイッチ展」を名古屋造形大学D1、D2、D3ギャラリーで行います。外山が2008年に結成したユニット「スイッチ」による展覧会です、是非ご高覧ください。
この展覧会は、外山が結成した名古屋造形大学・デジタルメディアデザインコースの教員・学生による新たなメディア表現を創造・研究するユニット「スイッチ」による展示です。 メンバーは作品に合わせて流動的に入れ替えるという事を基本とした柔軟な組織として2008年に結成し、この5年間の活動で卒業生も含めると現在までに15名ほどが参加しています。現在は現役の在学生4名が中核となり活動を続けています。
今回の展示では、2008年から継続して制作・改良を行っている独楽(こま)をインターフェースとした「まわる、うつる、ひろがる」、2010年から継続して制作・改良を行っているボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」をD1ギャラリーで、2013年に制作を開始した「Motion」をD2,D3ギャラリーで展示しています。 いずれの作品も現在進行形で改良を続け、新しい表現への挑戦、他分野の応用などを模索しており、スイッチメンバーはこの展覧会を制作実験の場として位置づけ、展覧会期間中も随時改良と更新を行う事予定です。ですので展覧会中の作品内容が一部変更されていく過程も含めて皆様にインタラクティブコンテンツの作品の魅力に触れていただけたら幸いです。
日時
2013年10月21(月)〜11月1日(金) 9:20~17:00
https://www.nzu.ac.jp/info/nfo2013/1275/
土日はない! 連日搬入作業のたかひこん@デジタルメディアデザインコース
月曜日から2週間にわたって、名古屋造形大学内のD1、D2、D3ギャラリーを使った「外山貴彦withスイッチ展」が始まります、そのためとよたデカスプロジェクトから戻ってきたスイッチの作品はそのままD1ギャラリーに搬入され、この1週間は仕事の隙をみて搬入・設置作業にあたっていました。
スイッチメンバーにとって、ここ2ヶ月は5つの展示をこなすという展示ラッシュ、とよたデカスプロジェクトからスタートして2つ目の展示はこの学内展、そしてこの展示の間に先日記事に書きました「殿町ハロウィン」に作品を途中で持ち出す3回目の展示があるというタイトスケジュール。展示が立て込んでいるので、とにかく次の展示の事も考えて作品開発を進めています、なので今回の「外山貴彦withスイッチ展」では展示期間中を利用して、常にデバッグや開発をするという自転車操業的展示(笑)とにかくいろいろな事が間に合っていな感じ・・・。
D1ギャラリーには独楽をインターフェースとした「まわる、うつる、ひろがる」それにボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」を展示、うち「まわる、うつる、ひろがる」は殿町用に展示期間中にハロウィンバージョンへ変更予定。D2、D3ギャラリーは電脳博覧会で展示したMotionの開発実験バージョンを設置、こちらはギャラリーの壁面を埋める映像によるインスタレーションとなります。写真は投影テストの様子、とりあえずありものの映像を出してるとこです、期間中誰かが開発で作品をいじってて、調整中みたくなっているかとは思いますが、遠慮せずに作品体験してみてください。
渡邊 敏之(わたなべ としゆき)
1962(昭和37)年 静岡県沼津市生まれ
静岡県立沼津東高等学校 卒業
武蔵野美術大学 造形学部 基礎デザイン学科 卒業
コミュニケーションデザインを研究領域とし、特に最近は医療の中での医師と患者とのコミュニケーションや、そのプロセスでの患者のモチベーション・コントロールやリハビリでのインセンティブのしくみのデザインを研究領域としている。科研費研究「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」(April 1, 2012~)の研究中。特許「医療画像表示制御装置及びプログラム」(東京理科大学、国立がん研究センター東病院と本学の共同権利、岸本英博 他7名による共同発明、登録番号:5618129号)
大学での研究に移行する前は、社会保険庁、シャープ、NTTデータ通信などのCD-ROMやソフトウェアのインターフェースデザイン、東京電力などの教育用ゲーム開発を行っており、さらにインターネット関連では、内閣府政府広報室、川崎市中原区、幸区など公共および、キヤノン、雪印などの企業製品のWebサイトのデザインを数多く手がけた。(社)日本広報協会・広報アドバイザーとして全国の都府県市町村の広報メディアのデザインコンサルティングを行っている。
外山 貴彦(とやま たかひこ)
1974(昭和49)年 奈良県生まれ。
橿原学院高等学校美術科 卒業
成安造形大学 造形学部 デザインコース映像CGクラス 卒業
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーアートアンドメディアラボ科 卒業
主な出展に、あらかじめ失われた未来のために展、メッセージ言葉の扉を開く「記憶の扉」展、エキゾチックーひかりのまち展、大名古屋電脳博覧会、「プレイ」展(NPOたけとよ、現代美術推進事業)。主な活動に、Eva「無意識の流れ」サウンドプログラミング、大垣市発行「西美濃歴史街道地図」、Sony Emotional Technologyのためのコンテンツ開発、情報科学芸術大学院大学・作法芸術アーカイブプロジェクト「屏風『洛中洛外図』鑑賞のための装置」インターフェイスデザイン、ちばきぼーる「ちば歴史アーカイブビューワ」インターフェイスデザイン、などがある。また2009年より教員・学生によるユニット「スイッチ」を結成、作品制作・研究・発表を行っている、主な作品に「まわる、うつる、ひろがる」「なげる、あてる、ひろがる」「Motion」等がある。
学歴
- 1993-1997成安造形大学 造形学部 デザインコース映像CGクラス 卒業
- 1997-1999岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー アートアンドメディアラボ科 卒業
主な展示
- 2000 「waft」あらかじめ失われた未来のために展、 東京スパイラルガーデン (東京都)
- 2001 「Line in」メッセージ/ことばの扉を開く「記憶の扉」展、せんだいメディアテーク(宮城県)
- 2001 「waft」インタラクション’01展 ─拡張するイメージとの対話、ソフトピアジャパンセンター(岐阜県)
- 2002 「waft2002」あそんデジタル展、西武池袋イルムス2階、イルムスギャラリー(東京都)
- 2002 「Line in」エレクトロプティ/ショーケース2002展、デザインギャラリー(愛知県)
- 2008 「TETRA Part.1 花と成るもの」LABOX名古屋造形大学ART&DESIGN実験室(愛知県)
- 2008 「TETRA Part.2 ALL THINGS MUST PASS」LABOX名古屋造形大学ART&DESIGN実験室(愛知県)
- 2008 「TETRA Part.3 土の音」LABOX名古屋造形大学ART&DESIGN実験室(愛知県)
- 2009 「まわる、うつる、ひろがる」エキゾチック—ひかりのまち展、愛知県児童総合センター(愛知県)
- 2009 「まわる、うつる、ひろがる」美系優秀展、春日井市文化フォーラム(愛知県)
- 2010 「なげる、あてる、ひろがる」汗かくメディア展/汗かくメディア賞、愛知県児童総合センター(愛知県)
- 2010 「まわる、うつる、ひろがる」Make: Ogaki Meeting、ソフトピアジャパンセンター(岐阜県)
- 2011 スイッチによる展示、大名古屋電脳博覧会、市民ギャラリー矢田(愛知県)
- 2012 「まわる、うつる、ひろがる」「はしる、えがく、ひろがる」宵の明治村、博物館明治村(愛知県)
- 2012 「プレイ」展(NPOたけとよ、現代美術推進事業)ゆめたろうプラザ武豊(愛知県)
- 2012 「まわる、うつる、ひろがる」Maker Faire Tokyo 2012、日本科学未来館(東京都)
- 2013 「Motion」大名古屋電脳博覧会2013、市民ギャラリー矢田(愛知県)
- 2013 「なげる、あてる、ひろがる」「まわる、うつる、ひろがる」、とよたデカスプロジェクト(愛知県)
- 2013 「まわる、うつる、ひろがる」 殿町ハロウィン(岐阜県)
- 2013 「外山貴彦withスイッチ展」名古屋造形大学D1,D2,D3ギャラリー(愛知県)
- 2013 「Motion」デジタルメディアデザイン展2013、市民ギャラリー矢田(愛知県)
- 2014 「まわる、うつる、ひろがる」 文化庁メディア芸術祭愛知展「CODE」・愛知関連企画(愛知県)
- 2014 「まわる、うつる、ひろがる」 のきさきアートフェアat桜まつり・横浜黄金町階段広場(神奈川県)
- 2014 キンダー・フィルム・フェス in 刈谷 関連展示「スイッチ作品展」(愛知県、刈谷市)
- 2014 「Motion」西別院Ver・名古屋西別院・納涼ぼんおどり光のアート作品(愛知県)
- 2014 「interactive video mapping for SK8」iNTERACT 2014 スケートボードパフォーマンス(愛知県)
- 2014 宵の明治村「宵街映写2014」プロジェクションマッピング・ディレクション(愛知県)
- 2014 「なげる、あてる、ひろがる」地球の笑顔ミュージアム アートdeエコ展・東邦ガス(愛知県)
- 2014 「なげる、あてる、ひろがる」名古屋電映博覧会、名古屋市青少年文化センター・アートピア(愛知県)
- 2014 「まわる、うつる、ひろがる」ハロウィンVer・殿町ハロウィン(岐阜県)
- 2014 「なげる、あてる、ひろがる」ぽぷかるVer・ぽぷかるパーティ2014(愛知県)
- 2014 あかりの明治村「聖ザビエル天主堂 × プロジェクションマッピング」ディレクション(愛知県)
- 2014 木曽三川公園「リバーサイドプロジェクションナイト」ディレクション(岐阜県)
- 2015 「まわる、うつる、ひろがる」未来展2015・名古屋造形大学ブース(愛知県)
- 2015 「なげる、あてる、ひろがる」お待ち受け大会・東別院、お東幼稚園(愛知県)
- 2015 「Record」大名古屋電脳博覧会2013、市民ギャラリー矢田(愛知県)
- 2015 宵の明治村「宵街映写2015」プロジェクションマッピング・ディレクション(愛知県)
- 2015 「まわる、うつる、ひろがる」キラキラワンダーワールド、あいち健康プラザ(愛知県)
- 2015 あかりの明治村「聖ザビエル天主堂 × プロジェクションマッピング」ディレクション(愛知県)
- 2016 かりやkidsフェスティバル・かりやキネコ映画祭2016・ギャラリー展示「スイッチ作品展」(愛知県)
- 2016 「なげる、あてる、ひろがる」東別院御遠忌、お東幼稚園(愛知県)
- 2016 「なげる、あてる、ひろがる」魔法の美術館・静岡市清水文化会館マリナート(静岡県)
- 2016 「なげる、あてる、ひろがる」魔法の美術館・熊本現代美術館(熊本県)
- 2016 「なげる、あてる、ひろがる」魔法の美術館・大分現代美術館(大分県)
- 2016 宵の明治村「ハイカラビジョン」ディレクション(愛知県)
- 2016 「あまもり」汗かくメディア展/汗かくメディア賞、愛知県児童総合センター(愛知県)
- 2017 中京テレビ「HACK-CHU!」ハッカソン、フロア展示「スイッチ作品展」(愛知県)
- 2017 かりやキネコ映画祭2017・ギャラリー展示「スイッチ作品展」(愛知県)
- 2017 「なげる、あてる、ひろがる」なごや寺町アートプロジェクト、お東幼稚園(愛知県)
- 2017 「なげる、あてる、ひろがる」魔法の美術館・天保山、大阪文化館(大阪府)
- 2017 宵の明治村「宵街映写2017/結」プロジェクションマッピング・ディレクション(愛知県)
- 2017 「Vision」ディレクション、大名古屋電脳博覧会2017(愛知県)
- 2017 「dialogue」インタラクションデザイン・映像効果、大名古屋電脳博覧会2017(愛知県)
- 2017 「あまもり」アートとあそび展、アートラボあいち(愛知県)
- 2017 きらめき明治村「聖ザビエル天主堂 × プロジェクションマッピング」ディレクション(愛知県)
- 2017 「なげる、あてる、ひろがる」魔法の美術館・佐川美術館(滋賀県)
- 2018 「春日井プロジェクションマッピングプロジェクト」制作・ディレクション(愛知県)
- 2018 たまプラーザテラス「LISTEN TO Spring」デジタルアートひろば・展示(神奈川県)
主な仕事
- 1999 土佐尚子氏、ソニー木原研究所コラボレーション作品「無意識の流れ」:Max/Mspプログラム
- 1999「娘さんは2度ホーンを鳴らす」マルチサウンドライブコンサート:スタッフ:昭和音楽村(上石津町)
- 1999 関口敦仁氏「地球の作り方、オゾン」CG制作スタッフ:デジタルバウハウス展(ICC)
- 1999 高嶺格氏「K.I.T」アートパフォーマンス:ビデオエンジニア:デジタルバウハウス展(ICC)
- 2000 大垣博、大垣城七つの門のイメージCG制作(岐阜県、大垣市)
- 2000「西美濃歴史街道地図」大垣を中心とした西美濃地方の観光地図制作(岐阜県、大垣市)
- 2001 インターネット博覧会岐阜県サイト、関ヶ原合戦400年記念 「戦国博」:製作スタッフ(岐阜県)
- 2001 大垣市グランドデザイン:デザイン案CG製作(岐阜県、大垣市)
- 2002 Sony Emotional Technologyのためのコンテンツ制作、ソニー株式会社、C&A研究所
- 2003 IAMAS 作法芸術アーカイブプロジェクト:屏風鑑賞のための装置:インターフェイスデザイン
- 2008 ちばきぼーる「ちば歴史アーカイブビューワ」:インターフェイスデザイン
- 2013 RAURA 1st Anniversary & ECL Release Party:プロジェクションマッピング(名古屋市)
- 2013「西美濃歴史街道地図」2013年度改訂版・大垣を中心とした観光地図制作(岐阜県、大垣市)
- 2013「CBC創立63周年記念式典」映像による舞台演出:プロジェクションマッピング(名古屋市)
ペルティエ・ジャン=マルク
1976年 カナダ・モントリオール生まれ
Concordia Universityコミュニケーション学科 卒業
情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了
1999年に来日し、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)で修士を取得した後、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)そして愛知淑徳大学メディア・プロデュース学部で講師に就任。2015年までゲーム制作会社でフェローを勤める。映画、音楽、グラフィックデザイン、メディアアート、ゲーム、ソフトウェア開発など多岐にわたって活動してきた。作家としての活動の他に制作と教育ツールの開発に興味を持つ。最近、人間の知覚とコンピュータ知能に特に関心がある。