12月9日(土)入試広報の企画「1日体験入学」が行われました。デジタルメディアデザインコースから提供した体験内容は「プロジェクションマッッピング制作」と「ゲームデザイン体験」の2つ。それぞれ募集をかけて応募された方が対象となります。
今回はコースを前面に出さず、内容を告知して募集していたので、ワークショップ参加の方がそのワークショップ開催のコースを志望しているとは限らず、とにかく体験してみたい内容を選んでもらったという形でした。大学全体としては各コースから様々な体験型のワークショップが準備されていたので、みなさんそれぞれやってみたいワークショップに参加されていました。なので受験を考えているコースとは違うワークショップを選んでいる方や、社会人受験を考えていて参考に参加してみたという方など、それぞれの思いは様々でした。
デジタルメディアデザインコースで設定したワークショップへの参加者は少なかったですが、体験としては良かったのではないでしょうか。ゲームデザイン体験の詳しい内容はペルティエ先生が別記事で掲載されています、参加者が作成された作品もアップされています。
12月7日(木)佐川美術館で行われる「魔法の美術館」へ搬入に行ってきました。今年は夏に大阪は天保山にある大阪文化館での「魔法の美術館」に出展していたので年内2回目の展示となります。佐川美術館は滋賀県の琵琶湖のほとりにある奇麗な佇まいの美術館ですね、今回ここで行われる魔法の美術館は2回目だそうですが、私たちスイッチにとっては初めての出展となりました。
現在「魔法の美術館」に出展している作品「なげる、あてる、ひろがる」は長期出展に耐えるため改良を加えたものですが、それらの改良や開発に携わったスイッチメンバーが今年度で卒業していきます。なのでこれらの作品を運営するためには後輩メンバーが引き継いで行く必要があり、今回は今後のスイッチ運営を担う3年生2名をふくめた4名で設営してきました。
設営手順は今まで通りなので、特に新たな事を組み込む必要はいまのところなく、会場に持込まれた作品を組み上げるところから順調に作業は進みました。ただ夏の大阪展示など長期展示を耐えてきた作品でもあり、各所痛みや部品の欠損なども見受けられ、部品の補修や交換など幾つか行いました。この作品はボールを投げて物理的に動作する仕組みを使っているので、耐久性のことや痛みの具合などは結構シビアですね。今回の佐川美術館での展示も年をまたいで2月中旬までと約2ヶ月間の長期運営が行われますので、途中で壊れない事を祈りつつ、問題ありそうな部分は部品ごと取り替えました。
魔法の美術館は、体験型のメディアアート作品を存分に体験できる数少ない企画の展示かと思います、是非様々なアーティストの作品に触れて、メディア表現やデジタル技術の可能性、驚きや楽しみを体験してください!
会期・2017年12月09日(土)~2018年02月12日(月)
会場・佐川美術館 〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
問い合わせ・Tel:077-585-7800 Fax:077-585-7810
開館時間:9時30分~17時 (最終入館は16時30分迄)
休館日:毎週月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)・年末年始
※展示替え等のため臨時休館する場合があります。
12月2日(土)いよいよ「きらめき明治村」がスタートし、聖ザビエル天主堂を使ったプロジェクションマッピングは初日を迎えました!夕方まで前記事の”日本旅行企画の「なりきりバスツアー」”の対応のため、担当教員はギリギリの現地入りとなりましたが、ゼミの学生スタッフはすでに事前に会場入りし、準備万端。初回上映を問題なくこなしました。
コースでは色々な事が同時進行している事が多いので、プロジェクションマッピングの制作に従事しているゼミ生でも時には別の作業を行なっていたりします。この日は「なりきりバスツアー」のワークショップスタッフとしてプロジェクションマッピング制作の学生7名がそちらに詰めていたため、明治村の現場ではマッピングスタッフ2名が仕切りと運営を行なっていました。
今回のプロジェクションマッピングは運営を簡略化するためオペレーションボックスを常設するなど対策を行なったので、実は2名体制ですべて運営できるように設計しています。なので現地2名での運営は通常運行なので、メンバーが他の作業に従事していても問題は無いのですが、さすがに初回は少し心配ですよね・・・12月初旬の上映は17時15分から20分置きに8回上映され、初日はすべて問題なく上映する事ができました。
12月2日(土)日本旅行企画の「なりきりバスツアー」のためのプロジェクションマッピングワークショップを開催しました。この企画は日帰りのバスツアーで、岐阜や愛知でものづくりやデジタル技術を体験できるツアーです。今回デジタルメディアデザインコースでは簡単なプロジェクションマッピング制作を体験していただく企画を提案いたしました。
普段我々のワークショップに参加される方の多くが受験生や高校生なのですが、今回は旅行企画のバスツアーということで参加された方々は親子や夫婦、友達同士など老若男女様々、なので誰もがコンピューターの操作に長けている訳ではなく、むしろ皆様にとって初めての事のほうが多かったかと思います。そもそも芸術系大学のキャンパスに入る事も珍しいですよね。残念ながら土曜日で他のコースやアトリエはほとんど休みで開いてなかったので、あまり雰囲気を楽しんでいただく事は出来ませんでしたが、ワークショップではコンピューターが並ぶ今時の美大のアトリエを体験していただく事ができました。
ワークショップではゼミ生達にオペレーターとして参加してもらいました、ただ、やはりマッピンング映像の制作には映像編集ソフトを使う必要があって、いきなりプロが使うようなソフトで制作するというのはハードルが高いですね・・・予定より40分ほどはやく到着されたのが救いでした(笑)思っていた以上に一つ一つの作業に時間がかかってしまって、予定終了時間ギリギリで上映会を行なう事ができました。
そして、みなさん難しい作業も多い中、比較的楽しんでいただけたみたいです。普段あまり体験する事のないエンターテイメントコンテンツの制作、プロジェクションマッピングとしては簡単な映像の組み合わせではありますが、投影対象に自分の作った映像が奇麗に乗っかると、みなさん携帯電話で撮影されてました。時間があまりなくて満足いくところまで制作する事は出来なかったとは思いますが、普段は出来ない経験をしていただけたかなと思います。
12月1日(金)プロジェクションマッピング前日のこの日「きらめき明治村」のプレスリリースが行なわれました。そしてプレスリリースでは報道関係の取材が入りますが、今回はCBC放送の「イッポウ」の生放送の取材が入りました!いままでCBCさんをはじめいくつかの放送局からプロジェクションマッピングの取材はおうけした事がありますが、生放送は初めてですね!やり直しが効かない本番一発撮り!
撮影の段取りはすでに台本で決まっていて、あとは時間がくれば随時進行していくという状態です。プロジェクションマッピングはコーナーの後半、事前準備として学生スタッフがインカムを付けて待機、デレクターからの指示で本編を再生するという段取りでした。17時に通常通りイベントのイルミネーション点灯が始まりプレスリリースにむけた会場向けの演出がスタート、プロジェクションマッピングは17時15分に上映するのがイベントスケジュールとなっており、まずは通常通りの段取りで1本上映を行い、その後放送にむけて待機。あとは番組MCから明治村へふられたら生放送スタートです。
インカムを付けた学生オペレーターの手元には放送を受信してるテレビモニターがあって、放送の進行をそれで観ながら動向を見守ってました。そして明治村へカットイン、デレクターからの指示でマッピングの再生をスタート、あとはレポーターの方がタイミング良く紹介してくれて、放送枠ギリギリまでプロジェクションマッピングを流していただけました!マッピングの本編が3分ほどなんですが、ほぼ2分が放送に乗っかった感じになりました。いやぁ〜とにかく失敗しなくて良かったですね。
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