12月15日(金)そろそろ卒展関係の制作や色々な事が本格的に動き始める時期ですね、今年もいよいよ年末へ向かって忙しくなりはじめました!さて、例年なら卒展のビジュアルイメージは、卒業年次の4年生を対象としたコンペディションを開催して、投票により選ばれるのですが、今回はいつもの卒展と違って展覧会会場が大学内!そう!栄の県立美術館ではなく、名古屋造形大学キャンパスで行われるのです!!
で、会場が全く違うので、従来の卒展とは根本的に変ってくるという事で、今回は4年生から学生有志を募って、卒展を運営する「卒展コアメンバー」というのを募集しました。コアメンバーに参加してくれた学生達は、グラフックデザインコースをはじめ、デジタルメディアデザインコース(来年度からめメディアデザインコース)、イラストレーションデザインコース、プロダクトデザインコース(来年度からライフデザインコース)と色々なコース出身者!そしてそのメンバーによりビジュアルイメージをはじめ、運営方針も含め、学生主体の部分を決めて企画してもらう事にしました。
コアメンバーには色々とやってもらう仕事があるのですが、とにもかくにもまずはビジュアルイメージを制作する事。いままでビジュアルはコンペによって選ばれ、ここ2年はデジタルメディアデザインコースの学生のイメージが採用され使われて来ましたが、今回はコアメンバーによりコンセプトやテーマ決めからイメージ作成まで包括してビジュアルを組み上げてもらう事に変えました。
幸運なことにグラフィックデザインコースの学生が多い事、イラストレーションデザインコースの学生がいる事、つまりビジュアルに使うイラストを描くことと情報の整理と文字組が出来る4年生がメンバーにいることですね!
しか〜し!そうは易々とビジュアルイメージが決まって行く訳は無く・・・・この日まで、およそ2ヶ月すったもんだを繰り返し、やっと固まってきたという状況なのです。コンセプトやテーマを決めるところから初めているので、企画段階での工数も多く、それらが決まってきたらこんどはそれに沿ったビジュアルスケッチやタイトルを決め、タイトルロゴのデザインを起こし、イメージを使う媒体を決め・・・と、グラフィックデザインコースの学生が多いといえども、実際に業者入稿まで行う過程は慣れない作業も多く、みんな自身の卒業制作やバイトなどの合間をぬって一生懸命作ってくれています。そして入稿は年末、さて今年はどんなビジュアルになるのか楽しみですね!
2017年12月9日に名古屋造形大学で「1日体験入学」というイベントが開催されました。大学の各コースで様々な制作体験が行われましたが、メディアデザインコースはプロジェクションマッピングとゲームデザイン、2つのワークショップがありました。
ゲームデザインといっても様々な職種があって1日で参加していただいた高校生がゲーム1本を作り上げるのはちょっと難しいですが、「ゲームの世界を作る」に絞ってワークショップを進めました。使用したツールは授業でもよく使うUnityでした。ペインティングのように地形を形成したり、木、草、石や建物を置くと立派なゲームの世界が出来上がります。
あっという間に終わった授業でしたが、参加者全員がなかなか面白いワールドを創っていただきました。最後にゲームのスクリーンショットを撮って記録を残すつもりでしたが、勿体無いなと思って出来上がった世界でキャラクターが戯れる映像を撮影しました。
Jean-Marc Pelletier