12月2日(土)いよいよ「きらめき明治村」がスタートし、聖ザビエル天主堂を使ったプロジェクションマッピングは初日を迎えました!夕方まで前記事の”日本旅行企画の「なりきりバスツアー」”の対応のため、担当教員はギリギリの現地入りとなりましたが、ゼミの学生スタッフはすでに事前に会場入りし、準備万端。初回上映を問題なくこなしました。
コースでは色々な事が同時進行している事が多いので、プロジェクションマッピングの制作に従事しているゼミ生でも時には別の作業を行なっていたりします。この日は「なりきりバスツアー」のワークショップスタッフとしてプロジェクションマッピング制作の学生7名がそちらに詰めていたため、明治村の現場ではマッピングスタッフ2名が仕切りと運営を行なっていました。
今回のプロジェクションマッピングは運営を簡略化するためオペレーションボックスを常設するなど対策を行なったので、実は2名体制ですべて運営できるように設計しています。なので現地2名での運営は通常運行なので、メンバーが他の作業に従事していても問題は無いのですが、さすがに初回は少し心配ですよね・・・12月初旬の上映は17時15分から20分置きに8回上映され、初日はすべて問題なく上映する事ができました。
12月2日(土)日本旅行企画の「なりきりバスツアー」のためのプロジェクションマッピングワークショップを開催しました。この企画は日帰りのバスツアーで、岐阜や愛知でものづくりやデジタル技術を体験できるツアーです。今回デジタルメディアデザインコースでは簡単なプロジェクションマッピング制作を体験していただく企画を提案いたしました。
普段我々のワークショップに参加される方の多くが受験生や高校生なのですが、今回は旅行企画のバスツアーということで参加された方々は親子や夫婦、友達同士など老若男女様々、なので誰もがコンピューターの操作に長けている訳ではなく、むしろ皆様にとって初めての事のほうが多かったかと思います。そもそも芸術系大学のキャンパスに入る事も珍しいですよね。残念ながら土曜日で他のコースやアトリエはほとんど休みで開いてなかったので、あまり雰囲気を楽しんでいただく事は出来ませんでしたが、ワークショップではコンピューターが並ぶ今時の美大のアトリエを体験していただく事ができました。
ワークショップではゼミ生達にオペレーターとして参加してもらいました、ただ、やはりマッピンング映像の制作には映像編集ソフトを使う必要があって、いきなりプロが使うようなソフトで制作するというのはハードルが高いですね・・・予定より40分ほどはやく到着されたのが救いでした(笑)思っていた以上に一つ一つの作業に時間がかかってしまって、予定終了時間ギリギリで上映会を行なう事ができました。
そして、みなさん難しい作業も多い中、比較的楽しんでいただけたみたいです。普段あまり体験する事のないエンターテイメントコンテンツの制作、プロジェクションマッピングとしては簡単な映像の組み合わせではありますが、投影対象に自分の作った映像が奇麗に乗っかると、みなさん携帯電話で撮影されてました。時間があまりなくて満足いくところまで制作する事は出来なかったとは思いますが、普段は出来ない経験をしていただけたかなと思います。