11月10日(金)写真は2年生のペルティエ先生の授業、ゲームデザインの様子です。この授業ではボードゲームを体験するところから、実際にボードゲームを作ったりと、ゲームを作るうえで必要なルール作りやストーリ作りなどを盛り込んだカリキュラムで運営されています。そしてもちろんデジタルゲームの制作も組み込まれており、授業ではゲームエンジンUnityを使ったゲーム制作の実習も行なわれます。
アナログゲームからデジタルゲームまで、今ではスマートフォンでもゲームを楽しむ人が多くなってきており、ゲームの需要は多岐にわたっています。なによりゲームに必要な要素やスキルもそれこそ多岐にわたっていて、ゲーム制作に関わるといってもどのポジションに自分がいるべきなのか?というのも結構重要ですよね。
ゲームにとって大事なのは物語やルールそれに目的かなと思いますが、それらに対してキャラクターやビジュアル、動き、音、プログラムなどの要素が肉付けされてコンテンツとしての強度を持ってきます。そう思うと物語やルールそれに目的を構成するにはディレクション能力が求められますし、キャラクターやビジュアルではキャラクターデザインや描写力が求められます。動き、音、プログラムではアプリケーションの使い方やプログラミングといった技術力が求められます。このようにゲームといっても色々なスキルが集まって出来る事が多いので、一人で制作するというよりもチーム制作が多いジャンルかなと思います。
メディアデザインコースではゲームを中核としたゼミを3年4年で展開していますので、この授業で基礎を学んだ後、ゲームに興味ある人はゼミに入って本格的なゲーム制作を通じた研究を行なう事になります。