リアルタイムレンダリング たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月12日(火)株式会社フォトロンの山畑さん、奥田さんにVRスタジオシステムVizRTのデモンストレーションを行なっていただきました。ここ最近3DCG関係でもなにかと取り上げられるリアルタイムレンダリングですが、放送関係などで利用されているVRスタジオなどは撮影カメラと同期して運営されたり、グリーンバックなどで合成するクロマキーなどに使われるため、基本リアルタイムレンダリングによるCG送出をしています。
今回はVizRTソフトウエアはもちろんですが、連動する撮影カメラ、合成するビデオスイッチャーなどVRスタジオの基本的な構成となるものを持込んでいただきました。撮影されている人物の前にテレビのニュースでおなじみのテロップが合成されたり、3DCGで作られたバーチャルスタジオに合成されたりと本格的なデモンストレーションを行なっていただく事ができ、VizRTでどんな事が出来るのかが理解できたと思います。
さらに、他のアプリケーションなどと同期する事で、Vizエンジンのレンダリング技術を応用したインタラクティブコンテンツやプロジェクションマッピングの演出、さらにはVJなどの即興生の高い映像送出に利用出来る可能性があるので、放送とは違う使い方を美大系に期待していますとのことでした。
当面はどのような事が出来て、どう応用できるか?ということとソフトウエアの使い方を習得する必要があるので、まだまだ未知数ですが、当面はUnreal Engine(アンリアルエンジン)のようなゲームエンジンと比較しながらインタラクティブコンテンツに応用できるかどうかに焦点を当てて行きたいなと思っています。