搬入してきました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋市青少年文化センター・アートピア(ナディアパーク)で開催される「名古屋電映博2014」の搬入を行いました。特に今回の展示のメインになるのは金曜日に行なわれる名古屋音楽大学と名古屋造形大学のコラボレーション企画「オペラ×プロジェクションマッピング」。7th cafeというちょっと小さなカフェエリアで総勢7名によるオペラと、2画面のプロジェクションマッピングによる映像演出を行ないます。
作業はカフェの天井に2台のプロジェクターをぶら下げるところからスタート、2日間設けた搬入時間を使いながら画角をおおよそ合わせて映像の加減を観て映像の修正箇所を検証し、また大学にもどってレンダリング作業を行ない調整しました。制作時間が短かった事もあって、完成するまで大変でしたが、なんとか搬入も間に合い、あとは本番までに映像の微調整を残すのみとなりました。
あと、第1スタジオで展示のボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」も搬入しました、こちらは設計を変えた新しいセンサーパネルを使った最初の展示となります。こちらもオペラと同様に時間がなくて作業がギリギリでした、設営会場でセンサーを作ってなんとか組み込むという状況で、2日間の搬入時間を使い切ってやっとなんとか動作するまでこぎつけました。
今週末、名古屋にお越しの方は「名古屋電映博2014」に是非お立ち寄りください!
切り刻みまくった たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋音楽大学とのコラボレーション企画「オペラ×プロジェクションマッピング」とは別に、名古屋電映博に出品するもうひとつの作品「なげる、あてる、ひろがる」ですが、大学にレーザーカッターが導入されたのでセンサーパネルを今回の展示にむけてリニューアルしてみました。
レーザーカッターは複雑な形状を切断できるのはもちろんですが、なにより再現性の高さにより量産が可能です、そこで素材として使っている少し重量のあるMDF(板)の中抜きをして軽量化を行いました。またパネルを止めていた4つのネジを裏側につけるようにしてパネルをフラットにしました、これによりネジにボールが当たって反応しないという事が防げますし、なにより見た目がシンプルになりました。そしてパネルの反発をスプリングから磁石に変えました、ちょっと強力なネオジム磁石なので携帯などにくっつくと壊してしまう恐れがあるのが扱いにくいところですが、ビスによって完全に固定し、2枚のパネルがお互い常に反発している状態になっています、これによって若干スプリングより柔らかな反応になりました。
と、いうことで、36枚のパネルを制作するために3日間レーザーカッターを連続運転(笑)酷使しまくりました、大学にある道具は使い倒す!ってくらいがちょうどいいのです! それににしても、ちょっと複雑な形にしたのでパネル1セット切り出すのに1時間・・・結局時間が無いのに強行でリニューアルを進めたため、搬入に間に合わずギリギリまで作り続けるはめになりました(自業自得・・)さて、この新パネルちゃんと動くのでしょうか!実装テストがぶっつけ本番となっているという事は・・・ナイショです。
アトリエが地獄の様相ですorz たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋電映博にむけての制作がかなりタイトになってきました、音楽大学のオペラに演出としてつかうプロジェクションマッピング用の映像は、2年生の有志達が中心となって制作をすすめているのですが、これがかなり大変。
まず何が大変かというと、上映時間・・要するにオペラなんですよね、つまり長いんです、全部で40分以上ある演目に映像をつけるのは相当大変、しかもマッピングという事で壁面に合わせた異サイズ画像を作る事になるので、工数も相当になります。
次に納期・・このイベントの制作が具体的になったのがつい最近、結局後ろが詰まってしまい、約2週間ほどで40分以上の映像を作らなければならないというタイトスケジュール。
最後に挑戦している2年生は、ほほとんどがマッピングや映像制作が初めて・・知らない技術の習得から始め、映像を仕上げて行く訳ですから、それこそ大変です。
結局、大学祭が明けたころからここ1週間アトリエは昼夜を問わずフル稼働、連日の泊まり込みでなんとか仕上げをめざしてますが、もう毎日毎日映像編集ではやってられません!って事で、随所にイベントを組み込むのが習慣となりつつあります(笑)ある日アトリエに入ったら全員が何故かスーツだった時もあります、OLがアフターエフェクト!みたいな(笑)この前はアトリエでたこやき焼いてました(笑)楽しみも入れないとやってられんのですっ!って事らしいです、はい、わかります。そしてPCの前はちらかりまくってて、もう地獄の様相です・・・・さて〜、間に合うのか!
おばけコマ! 今年も岐阜でハロウィン!
去年に引き続き、今年も岐阜市は殿町で行なわれる「殿町ハロウィン」に参加します!出展する作品は去年と同じ独楽を使った作品「まわる、うつる、ひろがる」 もちろん殿町バージョンです。そうそう、あのお城ロボ!も来るそうですよ!これは楽しみ!
去年より少しリニューアルしたバージョンを現在制作中、ちょっとばかし他の展示やイベントと重なっていてアトリエは現在ごった煮状態、なので制作場所がなくやもえず廊下で開発中です(笑)そして今年は見た目もハロウィン仕様の殿町専用のカバーを作ってみました、10月25日(土)是非みなさん仮装して遊びに来てください!!
去年の様子はこちら。
https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/10863
殿町ハロウィン 2014
会期:2014年10月25(土) かしもり公園ブース 15:00~19:00頃まで
会場:岐阜県 岐阜市殿町 かしもり公園、柳ヶ瀬 他
殿町ハロウィンFaceBookPage https://www.facebook.com/tonohallow?fref=ts
名古屋電映博2014にデジタルメディアデザインコースから出展します。
名古屋市青少年文化センター・アートピア(ナディアパーク)で開催される「名古屋電映博2014」に、デジタルメディアデザインコースから「オペラ×プロジェクションマッピング」のプロジェクションマッピング、コースOBの岩島拓郎くんからPV作品、スイッチから「なげる、あてる、ひろがる」を出展します。
展覧会中のイベントとして、10月24日(金)18時より開催される特別コンサート「記憶に残る音楽」は、グループ校である名古屋音楽大学とのコラボレーション企画で、音楽大学からのオペラに造形大学からプロジェクションマッピングでイメージを添えます。
約40分間のオペラに映像イメージをマップする為の映像制作を行なっているのはデジタルメディアデザインコースの2年生有志。映像制作と初めてのプロジェクションマッピングに挑戦する彼女達の作品を是非ご高覧ください。
名古屋電映博2014
会期:2014年10月24(金)~26(月)11:00~19:00
会場:名古屋市青少年文化センター・アートピア(ナディアパーク)
7階 第1スタジオ・8階 ビデオルーム
特別コンサート「記憶に残る音楽」
会期:2014年10月24日(金)18:00開演(17:30会場)
会場:7階 青少年ひろば 7th cafe
http://www.bunka758.or.jp/shisetsu/seisyo/7thcafe.html
定員:80名
もう秋ですね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
なんとなく季節外れな印象の台風19号が過ぎ去って、季節はうんと秋らしくなってきました。今日はちょっと台風の余波を残したような冷たい風が吹く1日でしたね、みなさん風邪ひかないように〜、そして台風一過の夜空は星が奇麗でした。
さて、今日は夕方から営業終了した明治村へ行ってきました、目的はザビエル天主堂。
秋の夜間イベントでプロジェクションマッピングが出来ないか?という事で少し前からいろいろと検討してきた結果「ザビエル天主堂」となりました。明治村のなかでも結構有名な建物なのでご存知の方も多いと思います。
ザビエル天主堂は大きな建物なので外観のマッピングはコースの機材では少し難しいのではないかと言う事で、建物内部でのマッピングを春から実験投影などを行いながら検討してきましたが、実際のところ内部は内部でいろいろ条件や制約もあってなかなか難しく、紆余曲折あって結局外観のマッピングでなんとかならないかという事に落ち着きました。
ザビエル天主堂の前の広場が実はちょっと狭くて投影距離が取りにくいのが若干難儀なところなのですが、今日の投影実験ではギリギリまで後ろに下げればなんとか建物を映像で覆う事ができるという事が分かりました。プロジェクターの画角がだいたい分かったところで、これから実制作に入る訳ですが、最大の問題点はイベントまで時間がもう無いという事実・・・・これからの作業がかなりタイトになりそうです・・・・。
永遠の愛おしさを手に入れたかった たかひこん@デジタルメディアデザインコース
市民ギャラリー矢田にて開催されている若手作家刺激プログラム「motion#2」で展示中のデジタルメディアデザインコース卒業の平野真美さんの作品「保存と再現」をみてきました。
一部屋にぽつんと置かれた台座に横たわる白い固まりは、ほのかな息をしていました。「保存と再現」に対する作家の想いはギャラリー内に展示されているお客さんから寄せられた手紙に対して返答した作家の返信で語られています。
生きるものはやがて命を全うし消えて行く、そんな自然の摂理のなかで私たちは生き死んでゆく、それは動物や植物も同じくして生き死を繰り返します。私たちはともすればその過程で私たちのみならず他者、例えば動物や植物の命と共存し、あるいは生存のために殺し、糧とし生き抜く手段としています。そして時にはそれは家族のように愛され心のよりどころとなり種を超えて共存する道を選択します、動物達の本音はわかりませんが、苦楽を共にした動物は私たちのよりどころとなる事もあります。
作家はそんな動物を永遠に残そうとしたようです、そろそろ生涯を全うしようとする家族同然のその犬は、やがて死を迎えます、その事実を変えられない事はだれよりも本人が知っていたのでしょう、ならば保存しようと考えた。至極個人的な表現に終始したこの1匹は、コンプレッサーによって息をし、かすかな動きでなんとか生きている。再現された姿が最後の姿だという事も、共に生きてきた事に対する感謝だと感じました。生きる事、生かされる事、共存する事、幸せな事、そして人間のエゴと身勝手、偽物の命の前でそんな事をふと考えました。
「保存と再現」 平野真美 展示は明日13日(月)まで。
(最終日の展示時間は17時までとなっています、また15時より展示作家によるアーティストトークが開催されます、是非ご来場ください)
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