たくさんの方に来ていただきました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「第21回名古屋造形大学卒展/第10回大学院修了展」無事に終了いたしました、来てくださった皆様ありがとうございました!今年のデジタルメディアデザインコースの展示は一つの部屋にまとまった事もあって分かりやすいレイアウトになっていたかなと思います、来てくださった方々からもおおむね好評をいただきました。
特に特徴的なのは”参加型”の作品が多い事かと思いますが、触れてみたり、体験してみたり、で新しい気付きや発見などがあれば幸いです、インタラクティブな作品はとにかく触って楽しんでみる事が大事かなと思います、もちろん作品としての社会性やデザインとしての利便性や提案性もとても重要な事だと思うのですが、まだまだこのジャンルに対するコースの対応は未熟です、ですのでなかなか完璧な作品というのが出にくいですが、とにかく楽しんでもらえる、発見につながる、驚きや高揚感などを、まずは提供できたなら成功かなと思います。
これからもさらに高みをめざし、学生達とともに先端を目指して行けるコースでありたいと思います。最終日は土日という事もあり、やはり恒例の卒業生達がわんさか来てくれるというのも今年も健在でした、たくさんの卒業生達が後輩の作品を観に来てくれるというのも嬉しい事ですね。最終日はそんな卒業生達の訪問もあいまって、会場は終始多くの方でにぎわっていました。最後に、展示にきてくださったすべての皆様、ありがとうございました。
大学院のレベルを視察に たかひこん@デジタルメディアデザインコース
22日(日)の午前中、岐阜県は大垣市にある情報科学芸術大学院大学IAMASの卒業制作展を観てきました。IAMASは学部をもたない大学院大学で、日本でも希少な教育機関ですね、メディア表現やメディアデザイン関係に特化している学校でもあり、日本はもとより比較的海外での認知度が高いのも特徴です。
この日は名古屋造形大学でも卒展を開催しているという事で、あまり時間が無くて足早に午前中観に行った訳ですが、会場につくとデジタルメディアデザインコースの卒業生や在校生が幾人か観に来ていて会場で偶然会いました、やはりデジタルメディアデザインコースの学生達にとってもIAMASは興味ある存在のようですね。
デジタルメディアデザインコースの卒業生が進学する事も過去にはありましたが、現在はデジタルメディアデザインコースの院生受け入れも開始しているので、どちらかというと院レベルの作品の状態をリサーチに行ったというのが正直なところです(笑)さすがに少人数で教育されている事もあって、作品の完成度も高い印象です。もちろん学部生と比べるのは違うのかもしれませんが、デジタルメディアデザインコースの学部生達にももっとレベルの高い作品を期待したいなと改めて思いました、同時にコース所属の院のレベルももっとあげて行く必要があると感じました。
展示の半数がプロジェクトや産学によるプレゼンテーションというのも特徴的でした、これも実際今後のデジタルメディアデザインコースの行く末を占うにあたって重要なポイントかなと思いました。現在でもデジタルメディアデザインコースでは産学関係のプロジェクトなどいくつか運営していますが、結果として展示やプレゼンテーションして世に発表する事、また、それに伴った事業をちゃんとした資料やパンフレットにしているところなど、多くの点で参考になる事がありました。