2台目を導入 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒展を控え、アトリエでは4年生が制作の最終調整に入っていますが、そろそろ展示を踏まえた計画を進める時期となりました、そして展示といえばまず搬入作業という事になりますが、その時に役にたつのが壁面等の水平垂直を出す事ができるレーザー墨出し器、本来は建築現場等で施行の際に水平垂直や寸法を計る時に使う機材で、直線ラインを引いたりする墨出し器をレーザーに置き換えた優れものです。
デジタルメディアデザインコースではすでに1台レーザー墨出し器を持っているのですが、展示が多くなってくると複数あるほうが作業効率があがると言う事で、今回新たに新型を導入しました、ちょうど4年生が複雑な壁面展示をシミュレーションしていたので新型を試しに使ってもらいました。
美術館は大抵天高が5mや6mと高い事が多いので、水平レーザーを高い位置にセットできるように3mまで昇降する専用の三脚も導入、これで展示会場での壁面作業が格段に効率化できます。特に複数のパネル展示などでは壁面で水平を出したり、高さを揃えたりするのに紐を引っぱって揃えたりする作業が結構面倒となります、レーザーがあれば高さを調整するだけで壁面一面の水平ラインを出す事が出来るので、あとはそれに合わせてパネルを展示するだ、それだけでかなり作業が楽になります。少し高い機材ですが、効率化を考えると導入するほうがメリットがある機材ですね、壁面展示の作業が多い方には特におすすめです。