XYZ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
テスト期間も終わって本格的な夏休みを向かえた名古屋造形大学ですが、デジタルメディアデザインコースのアトリエでは夏休み中も各プロジェクトや制作に励んでいる学生達がちらほらと居ます。
今日は電子デバイスによる加速度センサーと無線通信の実験を色々とやってみました、工学系だと簡単な事かも知れませんがさすがに芸術系大学にとって電子デバイスやプログラムは若干敷居が高いので、毎回こういう事には苦労します・・・でも今や携帯電話やスマートフォンはセンサーデバイスの固まりですし、アプリケーション開発やwebデザインの領域ではイメージを描くだけじゃなく実装段階でプログラムを組むのは必須になって来ているので、芸術系だから難しいとかも言ってられません!
昨日はポスターデザインの記事で、今日は電子工作とプログラムの記事となんともギャップの激しい内容となっていますが、デジタルメディアデザインコースはほんとにあらゆる方向性からデザインや作品制作を行っているので、どうしてもこうなってしまいます(笑)そして肝心の実験はとりあえずなんとかなった感じ、8月中に解析を終わらせて実装に進みたいものです。
夏と言えば花火大会! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岐阜県は恵那市にある明智町で行われる「第22回明智町納涼花火大会」のポスターにデジタルメディアデザインコース4年の「はなぢ」ことあべさんのデザインが採用されました。
大学では主にアニメーションからイラストまでをこなすあべさんですが、基本は液晶ペンタブレットによるデジタルペインとを得意としていて、ほぼ画面内だけで描くオールデジタルで工程をこなします。今年の名古屋造形大学のパンフレットのコース紹介冒頭の写真にも採用されていています。
ポスターは実務的な広報としての役割がありますので、単に良いイラストが描けるというだけでは勤まりません、キャッチコピーや内容の説明など様々な情報を同時に掲載する必要があります、逆に言うと好きなデザインやイラストを描くという事だけでは成立しないのがポイントですね。
今回のポスターはイラストから文字組まで全行程を彼女がこなしています、実際に使えるものを制作すると言う点においては学生という甘えは通用しませんしクライアントの意向もあったと思いますので、それなりに色々と大変な作業もあったかと思いますが、無事に世に出て活用されているのは嬉しい限りですね。
今回のような作業はグラフィックデザインやイラストレーションの領域だとは思いますが、デジタルメディアデザインコースとしては実務的な作品を発表するのにメディアは問いません、ですので領域がクロスしますが紙ベースの制作や研究、作品や仕事を発表する事もあります、学生達がやりたい事を実践的にやって行くというのがコースの基本方針となっています。
デザインとアニメーションに出来る事 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月2日に千葉県にある国立がん研究センター東病棟へデジタルメディアデザインコースの学生5人と一緒に打ち合わせのために行ってきました。
私たちデジタルメディアデザインコースではIT技術やデジタル機器によるメディアデザイン、それに芸術系の研究領域であるアニメーションやイラストレーション、グラフィックデザインなどの既存のデザイン領域を応用し組み合わせる事によって新しい表現やデザイン、サービスの可能性を研究・制作しています。
そしてそれらの応用は様々な領域に展開可能ではないかという事で、最近は医学や工学といった異分野との領域横断的な可能性を模索しています、そしてその一貫として現在医療関連のプロジェクトを幾つかコースで動かしていて、今回はその為の打ち合わせです。
研究内容についてここでは詳しくかけませんが、ざっくりと言えばアニメーションという技術と新しいITデバイスやメディアデザインを融合させて医療の現場に役立てようという感じです、今回の病棟研修はそのプロジェクトとして外科医の先生と学生達による打ち合わせ、それに今後のためのディスカッションを行いました。長時間に渡って話合いを行う事ができ、今後の課題がかなり具体的になりました、実際にはこれからが大変ですが、夏休みもプロジェクトを進行する予定です。学生達にとってかなりハードな作業がこれから要求されるようになりそうですが、是非成功させて欲しいものです。
定番ツールだけど最新ツール! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Adobe社様による学内特別セミナーが行われました、Adobe製品といえばPhotoshopやIllustratorをはじめinDesignやFlashなどデザインを生業としている人にとっては無くてはならないアプリケーションツールですよね、もちろんデジタルメディアデザインコースでも数多くのAdobe製品を導入していますし、もう今や無くてはデザインが出来ないと言っても過言ではないほとのアプリケーションです。
今回は約1時間ほどで、Adobe製品でどんな物が制作できるのか?を実際の制作事例を交えながら、最近の動向もふまえつつ解説をしていただきました。まず最初は定番中の定番であり、今や素材制作用の基本となるPhotoshopやIllustratorの便利機能や制作事例、ビットマップとベクターの特徴、そこからFlashによるWebなどのリッチコンテンツ、インタラクティブコンテンツの制作事例、さらにDreamweaverを主軸にHTMLベースによるWebコンテンツ制作についてHTML5/CSS3への対応やマルチスクリーンオーサリングなど今の旬の話をしていただきました。
また去年から急激に市場拡大しているスマートフォンやiPadなどのタブレットに対応したアプリケーション開発や電子マガジンの制作などを視野に入れたinDesignの動向についての説明もあり、まさにAdobeがVer5.5をリリースするに至った経緯に繋がる部分のレクチャーが行われました。最近よく聞くクロスメディアやワンソースマルチユースに対応したそれぞれの製品概念は新たなデザインの制作現場の潮流となっているのは確かで、今後デジタルメディアデザインコースのような美大芸大のデザインコースではこういった新しいデザイン創出の方法をいち早く取り入れ実践的かつ実験的に運営できる土壌を築く必要があると、学生達以上に教員陣がこれからの波に乗り遅れないためにも色々やらなきゃいけない課題がいっぱいあるなとセミナーを聞いて感じました。
AO入学試験
AO入学試験エントリー受付中です!
名古屋造形大学のAO(アドミッション・オフィス)入学試験では、従来の実技試験や高校の成績だけでは十分に把握できない志願者の入学後の可能性を最大限評価します。みなさんの個性や意欲をこの入試にぶつけてください。
エントリー受付期間(エントリー期間消印有効)
8月1日(月)〜8月20日(土)
AO入学試験でデジタルメディアデザインコースが求める学生像
デジタルメディアデザインコースではパソコン、ケータイ、ゲーム、アニメ、CM、ネット、ブログ、SNS、といった「今までのデザイン」の枠にはおさまらないジャンルでデザインすることに興味のある人。または将来これらの分野で仕事をしたいと思っている人を求めます。多数のエントリーお待ちしております。
デジタルメディアデザインコースのワークショップ型の試験内容
「携帯端末を使ったサービスの企画をプランニングする」
テーマを「5年後、携帯電話(または携帯電話のようなもの)で使われる新たなサービスの提案」とし、新たなサービス、デザイン企画をする際のプランニングのしかた、またそれをパソコンを使ってビジュアルプレゼンテーションする初歩を学ぶワークショップ。
ワークショップ実地日時
2011年8月27日(土)・28日(日)10:00〜16:00
エントリー方法
本学所定の「エントリー資料在中」のAO入学試験エントリー専用封筒(イエロー)を使用し、提出資料を一括して書留速達にて郵送してください。
エントリー受付期間
エントリー受付期間内消印有効。
2011年8月1日(月)〜8月20日(土)
やむを得ない事情で本学へ持参する場合は、次の時間内に入試広報課で受け付けます。
期間内平日(月〜金)9:00〜16:00
※8月8日(月)および8月11日(木)〜8月19日(金)を除く
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