定番ツールだけど最新ツール! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Adobe社様による学内特別セミナーが行われました、Adobe製品といえばPhotoshopやIllustratorをはじめinDesignやFlashなどデザインを生業としている人にとっては無くてはならないアプリケーションツールですよね、もちろんデジタルメディアデザインコースでも数多くのAdobe製品を導入していますし、もう今や無くてはデザインが出来ないと言っても過言ではないほとのアプリケーションです。
今回は約1時間ほどで、Adobe製品でどんな物が制作できるのか?を実際の制作事例を交えながら、最近の動向もふまえつつ解説をしていただきました。まず最初は定番中の定番であり、今や素材制作用の基本となるPhotoshopやIllustratorの便利機能や制作事例、ビットマップとベクターの特徴、そこからFlashによるWebなどのリッチコンテンツ、インタラクティブコンテンツの制作事例、さらにDreamweaverを主軸にHTMLベースによるWebコンテンツ制作についてHTML5/CSS3への対応やマルチスクリーンオーサリングなど今の旬の話をしていただきました。
また去年から急激に市場拡大しているスマートフォンやiPadなどのタブレットに対応したアプリケーション開発や電子マガジンの制作などを視野に入れたinDesignの動向についての説明もあり、まさにAdobeがVer5.5をリリースするに至った経緯に繋がる部分のレクチャーが行われました。最近よく聞くクロスメディアやワンソースマルチユースに対応したそれぞれの製品概念は新たなデザインの制作現場の潮流となっているのは確かで、今後デジタルメディアデザインコースのような美大芸大のデザインコースではこういった新しいデザイン創出の方法をいち早く取り入れ実践的かつ実験的に運営できる土壌を築く必要があると、学生達以上に教員陣がこれからの波に乗り遅れないためにも色々やらなきゃいけない課題がいっぱいあるなとセミナーを聞いて感じました。