デザインって難しいのです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生の授業でプレゼンテーションが行われました、お題は「貼り紙のデザインと新しいデザインの提案」。簡単に言うと街に出て貼り紙による操作の方法の追記や注意書きが施されているものを幾つかピックアップし、それぞれなぜ貼り紙が必要になったのか?を分析するというものです。
特に駅の券売機など公共性が高く、多くの人に利用される物によく見られる「貼り紙」ですが、もとのデザインでは操作方法や指示が伝わらなかった事に補足説明として添付される事が多いようです、操作を行わなければいけない物に目立ちますが、そのほか案内看板の補足など様々なものにも追加添付された貼り紙が街の中では見受けられます。
今回はそんな中から貼り紙がされた案件を1つ選び、何故貼り紙が必要になったのかを分析してもらいました。街にあるほとんどの物は用途にあわせてデザインされていますが、それが思わぬ間違いや勘違いを産み出している場合もあります、そこで、本来のデザインのどこに問題があったのか?などを考えてもらいました。例えば操作の手順や使う人の年齢層、また置かれている周りの環境や、人の動線など多くの条件を分析しチャートにして問題解決の方法を探ってもらいました。
プレゼンテーションでは問題の案件の紹介から問題提起、そして分析結果とその解決方法(新たなデザイン案)を提案してもらいました。みなそれぞれ色々な物や事に着目していて全体的になかなか興味深いプレゼンテーションでしたが、ツッコミ所も随所にあって、まだまだ経験値が必要だなぁと思ったのが正直な感想です。
2年生という事もあってまだまだ甘い部分が多い感じでしたが、これを機に今まで何気なく使っていたものや公共の色々な物のデザインやインターフェースに関心を持ってもらえたら今後の制作や研究に役立つかなと思います。
オープンキャンパスまであと1週間 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月のオープンキャンパスまであと1週間となりました、各ゼミではそろそろ準備に慌ただしくなる時期です。写真はデジタルメディアデザインコースのオープンキャンパスのイベントの1つ「デジタルメディア放送委員会」の準備を進めているところ、6月のオープンキャンパスでは学長の飛び入り参加などサプライズなことも起った「デジタルメディア放送委員会」のUSTREAM配信ですが、今回もライブでUSTREAM配信を行う予定です。
今回は前回とちがって事前に広報物を作っています。すでに通学用の学バスには一部チラシが配布されいてるみたいなのですが、なんと7月のオープンキャンパスの「デジタルメディア放送委員会」ではライブ放送で自己アピールが出来るという枠を設けるようなのです、しかもコース問わないというなんとふとっぱらな企画!自分の作品のプロモーションやコースプロモーション、イベントのプロモーションなど何でもこい!らしいですので、我こそはと思う方は是非ご利用ください。
詳しくはバス内のチラシ、または学内に掲示される案内をご覧下さい(学内掲示は火曜日を予定しています)
なんでもやるよ〜! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
オープンキャンパス用のデジタルメディアデザインコース用スタッフTシャツ制作をシルクスクリーンで自作する事にしたと前回の記事で書きましたが、今日はインクや溶剤で独特な匂いが充満する制作現場である版画工房をのぞいてみました。
今回の制作担当は3年生の飯塚君と大口さん。飯塚君はデジタルメディアデザインコースにいながら何故かシルクスクリーンによる印刷を中心に制作を行っていて、コースで唯一版画工房を熟知している貴重な存在、シルクスクリーン印刷の事ならとりあえず彼に聞けばなんとかなる(笑)そして大口さんは今回のスタッフTシャツデザイン担当でこの企画の発起人。
全員分の印刷をオープンキャンパスまでに行わないといけないので、その工程を考えても今日中にデザインを決定してしまいたいという事で最終案の版を制作して本番と同じTシャツに印刷していました。そして写真にはありませんが仕上がりは上々、来週は本番用のTシャツに随時印刷していく予定だそうです、学生スタッフ皆がこれを着るオープンキャンパスが今から楽しみです!
なんでも初めてはある たかひこん@デジタルメディアデザインコース
何故か今日はアトリエ前の暑い廊下から汗をかきながらブログ記事を書いているわたくしたかひこんです(汗はんぱない・・・)理由は、まぁ、ここではかけませんけども色々あるのです。
さて、気を取りなおして、7月のオープンキャンパスに向けてコースで初めてスタッフTシャツを作ってみる事にしました、もちろん予算もあまり無いので今回は学生自身がシルクスクリーンを使ってデザインから印刷までを行う事になりました、さすがにこういう時は美術系大学ですよね、学校自前の工房でシルクスクリーン印刷が行えます。今回の試みがうまく行けば今後もイベント用のシャツを作ったり出来そうなのでこの仕事には少し期待してるのです!なによりデジタルメディアデザインコースはシルクスクリーンもやるんです(笑)
写真はとりえずの試し刷りのもの、若干のデザイン変更を行いながらTシャツのカラーをどうするか決めている所です。そしてなぜかついでに「しろネコ」が作業つなぎのお尻のとこに印刷されてました(笑)ちょっとかわいらしくない?これ!
あと2週間切った! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月もそろそろ半ばにさしかかろうとしていますね、前期授業もあと残すところ2週間ほどで終了します、この前1年生が入学して来たばかりと思っていたのに、あっという間という感です。そして前期最後のイベントといえば7月のオープンキャンパス、今年もデジタルメディアデザインコースは作品展示から体験型のワークショップ、それに恒例になったカフェを行う予定です。
オープンキャンパスは7月23日〜24日の2日間、もう2週間を切って各ゼミではその準備作業が目立つようになってきました、各自の作品はもちろんですが、ワークショップやカフェの準備を行わないといけないのでそろそろ本格的に始動です。
昨日ホワイトボードに書かれたカフェ募集の怖い絵をtwitterでつぶやきましたが、実はあのカフェスタッフ募集はこのオープンキャンパスのカフェを手伝ってくれる後輩達に向けたメッセージだったのです(笑)今日はカフェを行う4年3年チームが招集をかけて集まってくれた2年1年の後輩達と初めての打ち合わせを行っていました、写真はその様子。基本は4年3年で運営されるオープンキャンパスですが、2年や1年が参加してくれるのは心強いです。
音で映像って変わるんだね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
メナード美術館の企画「所蔵企画展 夏 – サマー de ミュージアム」の一貫として別館アネックスの催し、メナード美術館企画の「メナードワークショップ「音」で「映像」を楽しむアニメーション講座」にスタッフとして参加してきました。土曜日に行われた「名古屋造形大学公開講座2011」の第2回目「アニメーションワークショップ」とほとんど同じ内容で、土曜日と同じく講師はELEFUNTONE(エレファント)の小林桂子先生と上山朋子先生、それに名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースの学生スタッフで行いました。
メナード美術館の企画という事で、参加対象は特に制限を設けず、時間も少し長めの3時間。子供からお兄さんお姉さん、それに大人の方まで幅広い年齢層の方に来ていただきました、ご参加くださった皆様本当にありがとうございました。
ワークショップのテーマは「音で映像を楽しむ」という事で、コマ撮りアニメーションを中心とした映像制作なのですが、それに合わせて「音」を付ける事で映像の印象が大きく変わるという事を体験していただけるよう配慮されています、土曜日はマイクによる「音声」入力を加工して効果音を作るイメージだったのですが、日曜日はMIDI信号を使ったより「音楽」的な要素を全面に押し出した内容へと変更されました。
ワークショップにはELEFUNTONE(エレファント)が開発したワークショップ専用のソフトを使うのですが、初めての方でもリズムやテンポが刻めるような設計がされていて、誰でも簡単に音楽が作れます、完成したアニメーション映像に色々な音や音楽を入れる事で作品の雰囲気が大きく変わるのを皆さん楽しんで体験していただけたかなと思います。参加された皆様3時間という長い時間でしたがお疲れさまでした。
2日間のワークショップで制作された皆さんの作品はメナード美術館にて展示される予定です、メナード美術館にお越しの際は是非ごらんください。
アニメを作ってみる たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は「名古屋造形大学公開講座2011」の第2回目「アニメーションワークショップ」がELEFUNTONE(エレファント)によって小牧市にあるメナード美術館で行われました。名古屋造形大学公開講座は大学のイベントでコース独自のイベントでは無いのですが、今回のアニメーションワークショップは機材の運営やスタッフ、それに担当の先生達がデジタルメディアデザインコースの非常勤講師という事もあって、コースで全面的にバックアップして行いました。
午前中にELEFUNTONE(エレファント)の小林桂子先生と上山朋子先生、それに学生スタッフで会場設営と機材の準備を行いました。またワークショップを行うにあたって事前に一連の流れを全員で確認しながらシミュレーション、ワークショップスタッフ経験のある4年生と卒業生、そして初めて参加の3年2年の複合チームで対応しました。そうそう、こういう時に卒業生が参加してくれるのもデジタルメディアデザインコースならではですね、本当に助かります。
午後2時から90分のワークショップを開始、今回は中高生対象という事で比較的安心して進める事ができました、親子で参加された方は親子でそれぞれアニメーションを制作されていました。今日のアニメーションの素材はメナード美術館が所蔵する絵画のモチーフの形を切り取った「切り紙」、絵画の部分の形を切り抜いてあるので不思議な形の紙がたくさんあって、それらを組み合わせて15秒ほどの簡単なアニメーションを作っていただきました、そしてもちろん音も制作します、90分という短い時間だったのでそんなに凝った事は出来ませんでしたが、皆さん楽しんでいただけたみたいです。
最後は全員の作品上映会を行いました、音もちゃんと入っていて完成はそれぞれ個性的で面白かったです、本日は名古屋造形大学主催の公開講座だったのですが、明日は主催をメナード美術館に移しワークショップを行います。
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