今日で最後 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は坂野先生のグラフィック基礎最後の授業でした。8週間連続で続いた紙を中心としたグラフィックデザインの授業も今日で終了、コンピュータやソフトウエアの使い方だけじゃなく、文字に対する考え方や組み立て方、情報の整理の仕方など、幅広い視野がデザインには必要で、それらのデザインのノウハウについて多くの事が学べたのではないでしょうか。また作品を時間内に完成させてそれを提示できる事の大事さや、お互いのデザインを評価し合う事の大切さなども、毎週のように行われていた合評を通して感じてもらえたと思います。
ダイヤグラム制作・合評 ダイヤグラム制作・合評最後の課題は去年と同じで、ダイアグラム。
それぞれが自由にテーマを選んで、それらについてリサーチし、情報を集め、最後に編集し、データを閲覧しやすい形、あるいは新しい発見が出来る形にデザインを仕上げます。ダイアグラムは収集されたデータを集める事からスタートしますが、必要なデータとそうでないデータを取捨選択する点でまず技量が問われます、次に集めたデータの関係性などを探って、それらの組み合わせを見つけ出す事で、いかに面白い表現や発見が出来るか?という点、最後にそれを具体的な表現へ落とし込む作業でセンスが問われます。つまり、制作する途中途中に重要なポイントがあって、それを総合的に加味して制作を進めるかがポイントとなる高度な作業が要求されます、そう思うと最後の課題として申し分無いですね。
全体的な印象として、かなり作り込まれていた感じを受けました。それぞれ選んだテーマは様々でしたが、ダイアグラムはつまらないテーマでも情報の組み方や関連づけでとても面白いものになるという特徴があります、逆もしかりでテーマは良くても見せ方に失敗すると全く面白さを感じなくなる事もあるので、デザインとしてもハードルの高い作業になりますね、入学して約3ヶ月でこの作業をこなせる事はそれなりに腕を上げている証拠だと思います、1年生には今後もこの調子で頑張ってもらいたいです。
ダイヤグラム制作・合評 ダイヤグラム制作・作品授業終了後に先輩達が作品を観に来ていました、やはり後輩達の作品の出来が気になる様子、なぜか最近のデジタルメディアデザインコースでは先輩が後輩の作品を観に行くってのが流行ってます(笑)でも4年から1年までがそれぞれの作品に興味をもって、お互いに評価し合えるというのは良い事だと思います、作品に対する意見は先輩後輩とか歳とか関係無く言い合えるのがコースの理想でもあります。
先輩達も後輩の作品が気になるようです 先輩達も後輩の作品が気になるようです初の試み たかひこん@デジタルメディアデザインコース
雨が続きますねぇ、そろそろ梅雨の時期となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?久しぶりの更新です。
6月のオープンキャンパス公式パンフレットさて例年なら梅雨時の今頃に学内イベントはなかったのですが、今年は初の試みとして6月20日に6月のオープンキャンパスが名古屋造形大学で開催される事となりました。例年では7月末に夏のオープンキャンパス、9月末に秋のオープンキャンパスと2回開催されていたのですが、今年は6月、7月、9月と3回開催する事となりました!6月のオープンキャンパスについて詳しくはオフシャルページから!
で、例年オープンキャンパスではワークショップや展示などを開催してきたデジタルメディアデザインコースでは、もちろん6月も在学生と共に作品展示やゼミ説明などのイベントを計画、受験生のみなさんに向けたプレゼンテーションを準備しています。
ゼミ室 ゲイナーを使ったデバイス開発そして今日が15日、オープンキャンパスが20日、つまり開催まであと5日・・・ようするにあまり時間が無い訳でして、もう各ゼミはその準備でドタバタしております。わたくしたかひこんのゼミでは、iPhoneやiPadといった次世代メディアコンテンツの開発や研究も進めているので、それらのテストアプリケーションの実装テストなどでドタバタ、ゼミのテーブルはiPhoneやらiPadやらiPodでごった返してます(笑)電子部品を使ったデバイスの実験なども相まってカオスとなりつつあるゼミ室、さて間に合うのでしょうか・・・。
iPhoneとかiPadとかiPodとか iPad3台並べてピアノにしてみた最後の写真はオマケ。iPad3台並べて3オクターブのピアノ完成。
想像力や構想力はこんなときこそ発揮されるのです!
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋市中区にある御園小学校で「エレファント」が行った映像制作のワークショップ「みそのムービーを作ろう」にデジタルメディアデザインコースの4年3年がスタッフとして参加しました。
「エレファント」は岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーの卒業生ら3名で結成されたグループで、メンバーの小林先生と上山先生にはデジタルメディアデザインコース4年3年のゼミを担当していただいています、今回はそのゼミの一貫として小林ゼミの学生達がワークショップのスタッフとして御園小学校にお邪魔して子供達の制作のお手伝いをしました。
午前8時から1日の流れの説明とワークショップの説明、機材関連の説明など進行チェックを行いました、ゼミ生にとっては初めての事で少し緊張した面持ちのスタート。
午前中の1回目は1年生2年生を対象にしたアニメーション制作、据え付けられたカメラで自分の好きなものをコマ撮りで撮影して短いアニメーションを作り、最後にマイクで効果音を録音して一本の作品が完成です。最後に皆でそれぞれの作品を観ました、なかなか皆想像力があって力作揃いでしたよ。
2回目は3年生4年生対象にした映像編集、カメラをもって教室で約15秒間の映像を録画、それをコンピュータに取り込んでさらに編集して最後に音を付けて完成です。カメラの接続とか少し上手くいかなかった部分もあったけど、スタッフとして参加したゼミ生達は、まだまだやんちゃ盛りの小学生相手と、たまに言う事利かないPCと格闘しながも皆頑張ってました。
午後からは5年生6年生対象にした映像編集と音編集、高学年になると若干制作内容も高度になります、なによりさすが高学年、話を聞くときはしっかり聞くし、作業中もとても落ち着いていました。わたくしたかひこんは昼過ぎに大学に戻ったので、高学年のワークショップを最後まで見届ける事が出来ませんでしたが、ゼミ生達にとって今回のワークショップはとても良い経験になった事だと思います。
ゲリラで攻める!2回目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は坂野先生によるゲリラ授業2回目が行われました、前回とおなじく通常授業終了後の5時半からスタート、今日のお題は「黄金比」
古代より多くの数学者や芸術家を魅了してきた“最も美しい”とされる比率“黄金比”をテーマに、基本的な作図法から実際のデザインへの応用例までを多くの実例を交えながら解説、ルート計算などを実際に行いながら進行し、美しい比率を読み解きながら今後のデザイン制作に役立ててくれたらという坂野先生の愛情たっぷりな授業でした。そうそうイラストレーションデザインコースの特任教授の森田紘先生も聴講されていていました。
ゲリラ授業(黄金比) ゲリラ授業(黄金比)後半はワークショップとして、黄金比を利用した色面構成、正方形に黄金比率で5つの線を引き、出来た矩形に3色の色紙を貼る(ただし複数の矩形をまたいでも良い)という至ってシンプルな課題。
この課題の特徴の一つは黄金比という”美しい”矩形で構成されている事から、見た目のバランスは破綻しにくいという事、かなりいい加減な色面で埋めてもそれなりに見えますね。逆に言うとそれだけ色彩構成力が問われるという事でもあります、また色面以外の部分の余白を白としてどれだけダイナミックに演出できるか?という点も注目すべきところ。
最後に全員の作品を並べて合評、それぞれ個性が出たのですが、やはり評価の一番のポイントは色の使い方と余白の使い方でした、色構成といっても、色相、彩度明度、色面の面積比、矩形同士のバランスなど簡単な課題のようで実はそれなりに考える事が多いんです。そう思うとデザインすると言う事はどれだけ複雑な要素を組み合わせてもベストなバランスを見つけ出し、情報の伝達力を踏まえつつインパクトやダイナミズムを演出する事だという事がわかると思います。
ゲリラ授業(黄金比) ゲリラ授業(黄金比)黄金比は美しいとされますが、全ては比率とバランスで成り立っています、どのメディアで表現してもそれはあまり変わりません、そう思うと実はデザインは絶対的な寸法で行うのではなく相対的な寸法で計算されているという事が分かると思います、特に電子メディアはデバイスによる絶対値がバラバラなので、相対値によるバランスを追求せざる得ませんから、今日の授業の内容はデジタルメディアデザインコースの学生にとってはとても重要なポイントだったと思います。
参加した皆さん、是非今後の課題などのデザイン作業に役立てて下さい。
アドレス変更に伴うテストアップロードです。
迷子にならないために! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
1年生は4月から約2ヶ月間坂野先生の指導によるグラフィックデザイン基礎の実習授業を受けています。この授業ではグラフィックデザインにおける基本的なアプリケーションソフトであるPhotoshopとIllustratorを主に使った授業が展開されています。
坂野先生の授業は、おもにグラフィックデザインの仕事において必要なノウハウやデザインの考え方など、かなり実践的な部分が盛り込まれていて文字の組ひとつにおいても、まず文字を並べるより以前に、その「文字」の意味や、情報として必要か不必要か、あるいは情報の順序は合っているかどうか?など「デザインを造る」という事と「デザインを考える」という2つのタスクを盛り込んだ内容になている事が多くなってます。
1年生 グラフィックデザイン基礎今回は「どこへ行く?」というタイトルで、土地勘のある2点をつなぐ地図制作という課題が出ていました。180×180mmという限られたサイズの中に、地図をデザインしA地点からB地点まで案内するという至ってシンプルなスタイル。ですが地図製作は目的地点まで確実に案内するという重大な役目と、地図記号などのようなある程度決まったルールがあります、それらを踏まえつつ絶対的な地図を描くか相対的な地図を描くか、どのような配色にするか、何色使うか、アイコンはどうするか、など考えなければいけない事も多いので、実際に作ってみると案外難しいものです。
課題では「分かりやすい」地図を作る事が最大の目的となっていたので、合評では特にその点に注意して学生投票を行ったようです。それぞれ個性があって観てると楽しいですね、まだ入学してわずか2ヶ月ですが、なかなかレベルの高い作品が上がって来ている気がします。さらに授業終了後も先生に色々質問している姿をみると、彼等の今後の成長が本当に楽しみです。
いい音、いい音量 デジタルメディアデザインコース@たかひこん
昨日のバーベキューに続いて、今日はデジタルメディアデザインコースパーティ。いままでこういう催しをした事ないけれど、今回は4年生が企画して、1年から4年までの交流の場を設けるって事で初めて行いました。
こういう企画ってなかなかね、経験していないと上手く盛り上げる事が難しいんですよね。最初は蛍光灯で授業の延長線上みたくなってた・・ちょっと雰囲気なくないか?っていうので、撮影用ライトをまたまた持ち出して、間接照明にして少し暗くして雰囲気を出して、さらに良いスピーカを持ち込んで、それなりにノリのある音楽を大きめの音でかける。まぁそれくらいからスタートでしょ。
デジタルメディアデザインぱーてぃ デジタルメディアデザインぱーてぃ30人ほど集まってたかな、でも終止クイズ大会みたいなのもちょっといただけない感じでしたね、でかいテーブルを囲むように座らせたらまるで会議じゃない・・・次回はもう少し盛り上げる方法を考えてみてみよう。
そして、結局終了してからのこった数人でまったりDJしながら作業(笑)プロダクトの先生が途中でDJセットを貸してくれて、最後は非常勤の先生とか僕たかひこんとか、30代によるクラブサウンド大会となってしまってる始末・・・若者よ、もっとノリを鍛えたまえ!こんどはもっとまったり出来る時間を作って欲しいな。
プロダクトの先生から簡易DJセットを借りました!これ優れもの! もうとっくにパーティ終わったけど、音楽聞きながらまったり← Previous Page