たかひこん@デジタルメディアデザインコース
毎週木曜日の2年生は、デザインを考えるという文脈を中心にコースプロモーションの提案等を主軸にした内容を展開していると以前に書きましたが、その記事で長期休暇中に写真を撮ってくる宿題をだしてました。
今回はその撮ってきた写真を紙面にまとめて提出してもらいました。主に貼り紙のデザインという流れで写真を撮ってもらってました。世の中にあるデザインされたユーザーインターフェースに対して、操作を別途促すために貼り紙がされているってことに遭遇することありませんか?そう、そういう事例って特に公共交通機関の券売機とかによく見られると思います。
実際のところインターフェースを万人に使えるようにデザインするのってとても難しい事なんですよね、でもそれらの事例を見たり経験する事で、自分達が今後デザインする上で何が必要かとか、何に気をつければ良いかとかが少しずつ見えて来ると思います。
2年生授業風景・調査とまとめ 2年生授業風景・調査とまとめ撮影してきて事例をA4用紙に5個ピックアップして、問題点や改善点をまとめてもらいました、もちろんそれも単に並べるだけじゃなくて、紙面として読める見せる分かるって事も前提です、情報を集めて問題点などを探すこともデザインの仕事だし、その情報を整理する事もデザインの仕事、そしてそれを奇麗に並べてみやすくレイアウトするのもデザインの仕事です。
2年生授業風景・調査とまとめ 2年生授業風景・調査とまとめ最終的に上がってきたものを並べて、各自に上記の事をふまえて良いところや直したら良いと思うところを書き出してもらいました、自分では気づかなかった事も、こうやって皆でお互いの制作物に意見をいう事で発見できたりしますし、今後の制作にも役に立つと思います。この日はこの後にスーパーレクチャーが控えていたので、あまり突っ込んだ事が出来ませんでしたけど、コースの学生達はこういう事にだいぶと慣れて来たようで、意見を書き出すのにもあまり抵抗なくスラスラとやってくれていて、成長を感じます。
(2009_10_1_2年生授業風景)