8年ぶりのメディアテーク・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
仙台メディアテークで開催された美術系大学説明会2009に参加してきました、そろそろ受験について本格的に動き出している受験生も多いと思います。今回の説明会は仙台美術研究所主催でした、特にこの夏休み中に集中して仙台美術研究所などの画塾に通って受験対策をしてる人も多いのではないでしょうか、大学説明会や進学相談会などでは各大学がブースを構えて受験内容や大学の事を直接聞けるので、是非こういう機会に色々と聞いてみると良いのではないでしょうか。
大学説明会 ・名古屋造形大学のブースここ最近は携帯電話などデジタル機器を持ってるのが当たり前となってきているうえ、それらの機器はカメラ機能などを搭載していて、デッサンや日頃の課題や制作作品をカメラで撮影して携帯などにデータとして入れて持って来る受験生も居ます、だいたいそんなデバイスを利用して持って来る学生さんはデジタルメディアデザインコースを気にしてくれている事が多いんですが、ついに今回USBメモリにIllustratorデータが入ってるってるので観てくれませんか?という新手のプレゼンテーションと遭遇しました。
大学説明会の様子 大学説明会の様子作業データや作品データをそのまま持ち込んで観たのは初めてでしたけど、よくよく考えると、高校からすでにデジタルメディアデザインコースの1年前期で行っているデザイン基礎授業で扱うPhotoshopやIllustratorを触ってる人も増えているので、今後こういったケースもあり得る訳ですね。時代は常に動き続けているっていうかなんというか、今まで通りでは対応出来ない事に柔軟に対処していく事が特にデジタルメディアデザインコースでは必要だと思った次第です。でもってデジタルメディアデザインコース担当の教員は、このような説明会では常にコンピュータを持ち込んでるので、だいたいの場合対応できます、もしコンピュータで観るほうが理想的なんていう作品とかある場合はそんなのも観せていただけたらと思います。
デジタルメディアデザインコース1年の”い”君です。あ、ちなみに受験対策のデッサンの場合は、鉛筆のタッチなどディティールがデジタルデータだと分かりにくいので、実物を持って来てもらったほうがアドバイスしやすいです。
そうそう、今回の説明会にデジタルメディアデザインコース1年のイ君が手伝いに来てくれてました、彼は仙台出身で仙台美術研究所出身、シャイボーイなので後ろ姿・・・コースプロモーション用のブログ名刺を託しておいたら、全部配ってくれました、使える奴です(笑)
日本三景を制覇した、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は明日18日に仙台メディアテークで開催される美術系大学説明会2009に参加するため仙台に来ています。仙台駅に着いて右往左往するまえに地図を観てとりあえず行くべき所へ・・・と思ってみたものの、予想してたのと地図が違う。
仙台駅のインフォメーションマップ 仙台駅のインフォメーションマップ、方向が地図によって違う・・・実は8年前に仙台メディアテークで作品展示をした経験があって、市内の地理はある程度分かってたつもりだったんですが、駅の案内地図を観て余計混乱・・・思ってたのと逆な気がする・・・あれ青葉区は駅の東だっけか??と悩む事少々、ってこれ地図そのものが逆向いてますやん!
良く見ると分かると思いますが、広域地図は北が上になっていて、近郊の詳細地図は北が下向いてます、ポイントは近郊の詳細地図の北向きが微妙に斜めなところ。地図を見る人は南を向いてる訳です、つまり広域地図は地図の基本に乗っ取って北が上なんですが、詳細地図は見る人からみて正しい方向に書かれてる訳です、わからなくも無いけれど・・・逆に混乱する気もしますが、混乱してるのは僕だけ??これって標準??わからよーになってきたのでほっておく・・・。
ちょっと早く仙台入りしてしまったので、学長ブログに負けじと観光自慢をするべく、日本三景の天橋立と宮島は行った事ありますが松島は行った事ないので行ってみる事にしてみました(笑)が・・松島海岸駅前は浴衣姿の人達がわんさか、知らずして行ってしまったんですが松島灯籠流し花火大会だったんですね・・・
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花火大会のため混雑中、観光スポットが閉鎖されて・・・結局、花火のため観光スポットのほとんどがクローズされ、絶景ポイントに全く行けませんが、何か? 福浦島にも渡れず無念、遠くから眺めておきました。
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福浦島を望む仙台と言えば!牛タン!!と、言いたい所ですが穴子丼に浮気してしまいました・・・店頭にあった牛タン定食を食べる気満々で入店したんですが、松島で捕れた天然穴子が今日は入ってますって言われたら、ねぇ、地の物を食べないとイケマセン。穴子デカイ。うまい。
穴子丼、松島で水揚げされた地の天然穴子だそうです花火は大混雑だったので、最初だけちょっと観て早々退散しました・・・三脚持ってなかったので写真はいい加減にしか撮れてません、フリーハンドにしてはまあまあかしら、夏の風物詩という事で。
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松島灯籠流し花火大会明日は仙台メディアテークです、仙台の受験生の皆様よろしくお願いします!明日はわたくしが参加しますので、デジタルメディアデザインコースに興味ある方是非!コース担当のわたくしが直接説明させていただきます!では明日。
(2009_08_17_仙台 ギャラリー)
今日は終戦記念日でしたね、みなさんお盆はいかがお過ごしですか?
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
お盆休みと言う事で、学校も全学休止で11日から19日まで夏休み・・・学長は海外旅行中・・・そしてわたくしはと言いますと、特に変わらずこうやってブログ更新とブログ編集・・・あぁ、なんでしょう、夏ってどうやって楽しんだら良いのでしょうか・・ず〜っとモニタとにらめっこしてますが、何か??
という事で・・・
特に書く事が無いので、学校が完全休止する直前のアニメーション制作の様子を。
少し前にも「ライトボックスに向かって」という表題でお伝えしました、名古屋開府400年事業のマスコットキャラクター「はち丸」「だなも」「エビザベス」「かなえっち」のアニメーション制作ですが、今月中になんとか制作を進めておきたいとう事で、授業が完全に終了した夏休みも学校へ出て来て制作していました。
(2009_08_11 ギャラリー)
アニメーションは結局のところ枚数を描き続ける忍耐力が必要って事で、コツコツと枚数を増やしています、休みが明ければ追い込みに入ると思います、また進捗があればレポートしたいと思います。
雨が続いていましたが、この日はやっと夏らしい晴れでした。
学生時代の経験って忘れられない思い出になるよね!たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4回に渡って妻有アートトリエンナーレのレポートをお届けしましたが、今日は「やさしい美術」が妻有で展開している「やさしい家」をご紹介します。
妻有アートトリエンナーレでは、先にも書きましたように空き家になった家を借りて、アーティスト達がそこで創作活動を行ったり展示したりする空き家プロジェクトがあります、名古屋造形大学の高橋先生が展開している「やさしい美術」は、十日町に一軒家を借りて「やさしい家」という名前で作品展示を行っています。
やさしい家@やさしい美術「やさしい美術」は前回の2006年の妻有アートトリエンナーレにも参加していました、でも「やさしい美術」が活動しているのは主に病院、ですのでその性質上一般に公開する事ができないため前回は非公開という形で展開していました。やさしい美術についてはホームページに活動内容が書いてありますので詳しくはそちらを読んでいただくとして。
2009年も非公開で十日町病院で勿論アート活動をしています、しかしその活動を広く知っていただく場として、また非公開の病院と参加者との窓口として、今年は病院のすぐ近くに「やさしい家」として公開する場を設置、名古屋造形大学の卒業生や在学生達で構成されたやさしい美術のスタッフ達が住み込みで活動しています。
やさしい家 学生スタッフが作品や活動について説明してくれます。一軒家の一階部分がギャラリーで、作品の説明や活動の説明を学生達がしてくれます、勿論参加型のワークショップなどもあって、ちゃぶ台を囲んで制作したりできます、なにやら絵を描いて欲しいと言われたので・・・お約束の・・・気がつくと展示?されてました・・後に病院で展示されるとか・・・。
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病院へ行くまで、やさしい家で展示!凸凹昆虫採集ワークショップは、家の中にある色々な突起を利用して紙をこすりつけて(フロッタージュ)昆虫を作ります。昆虫やって言ってるのに、なにやら必至でカエルを作った人は、わたくしの友人です・・ギャラリーにて要確認(笑)
森をつくるおりがみMorigami(もりがみ)は、折り紙の木で森を育む参加型プログラム。折り紙はだれもが参加できます、ちょうどこの日も何名か制作されてました、制作した「もりがみ」は階段のところに植えます、そしてなんとこの様子がライブカメラで中継されてたりします(観れる時間が決まってます、また配信動画をご覧いただくには、Adobe Flash Playerが必要です)
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学生スタッフがお手伝い。できあがった木々は病院に運ばれて、院内でも展示されます、すでに第一陣は展示されたようですね。
ちょうどこの土日はスタッフの入れ替わる時期だったみたいで、なんと総勢18名もやさいい家に居たらしいです、最初到着したときスタッフがえらい人数でした(笑)強化合宿状態ですね・・二階が寝泊まりする生活の場になってますが、そりゃ18名もいたらねぇ、えらいこっちゃになってました、みてはイケナイ空間をみてしまった・・・・ちなみに二階はスタッフしか入れませんのであしからず。
ひみつの2階・・みちゃいけません入れ替わりのスタッフ達がちょうど名古屋に向かうバスに乗込むところでした、やさしい美術に参加している学生達は、コースもバラバラで、皆興味を持って集まった人達なのでそれこそデザイン系のコースの学生達もかなり参加しています、デジタルメディアデザインコースの学生も活動に参加してる人がいますが少ない気がしますねぇ、もうちょっと参加してくれてもいいような気もします。こういう学生時代の経験って、後に良い思い出にもなるし、なにより学生時期だからこそできる事でもありますからね、参加した学生達はこの夏良い経験をしたのではないでしょうかね。
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バスにのって名古屋へ帰ります高橋先生のブログには、ちょうどこのスタッフ達とのお別れの事が書かれていました、高橋先生の息子さんもやさしい家の住み込みスタッフの一員、昼夜を共にしたお兄さんお姉さんとのお別れが少し寂しかったようです、なんだか微笑ましいエピソード、なにより学生達が頼られているという証拠ですね、妻有アートトリエンナーレはまだ一ヶ月ほどありますのでこれからもスタッフ達に頑張ってもらいたいものです。
そう思うと、バスが出て行った後の玄関がなにやら寂しいですねぇ〜
スタッフが少なくなって少し寂しくなった玄関 と、おもいきや、裏でアイスかじってました・・・と、おもったら、キッチンでアイスキャンディで盛り上がってたスタッフ達・・・ある意味たくましい。
(2009_08_09_やさしい家 ギャラリー)
手と腕が虫に刺されまくって腫れまくり・・・
指が腫れて動きません!たかひこん@デジタルメディアデザインコース
午後は名古屋造形大学の工房職員をされている渡辺泰幸さんの作品「風の音」へ。
渡辺さんは2003年と2006年の妻有アートトリエンナーレにも参加されていて、2006年で彼の作品を観た事が切っ掛けとなって『TETRA Part.3 土の音』展を企画する時に作品を提供していただきました、ころころと音を立てる焼物がなんとも言えなかった「土の音」ですが、今回は風を使った「風の音」
作品番号は27。「風の音」は新緑のど真ん中にあって、焼物でできた多数の風鈴でできています、少し山を登ったところにあるのですが、山を登っている道中で雨が・・・カメラを雨水から守るのがやっとで、虫を払う事ができずに刺されまくり(涙)ブヨに刺されて次の日腫れまくりましてエラいこっちゃでした・・・
作品番号 : 27「風の音」・渡辺泰幸晴天でそよ風がふいていたら、さぞかしいい音色を楽しめたのでしょうけど、雨でそれどころじゃなくて残念、写真もあんまりいいの撮れませんでした、っていうか蝉の合唱がむしろ邪魔だったり・・。
そしてもう一つ、名古屋造形大学関連で参加している「やさしい美術」も観てきました。やさしい美術に関しては別に書きたいと思います。
夕方に作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」へ、これも空き家を利用した作品で、遺影の写真を撮ってくれるらしいのですが・・なんとなくまだ早い気がしたので、撮ってもらいませんでした(笑)
作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴この地方の使われなくなった古い空き家は、日本の原風景のようなたたずまいのものが多いのですが、そんな雰囲気を色々と利用した作品の展開がやはり面白いのがこの妻有の特徴でもあると思います、ホワイトキューブと呼ばれるいわゆる一般的な美術館とは全く違った展示なのは勿論ですが、そういった違う環境を利用して造られた作品群はまた違った面白さがあります。
作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴最後に松代にある農舞台へ寄って帰ってきました。農舞台は以前やさしい美術の一環で参加した「妻有雪中研修旅行」に参加したとき、過酷な雪ほりをした所・・・最近AUから100万円の携帯電話が出ましたが、そうあの携帯電話とコラボレーションした草間彌生さんの作品、作品番号 : 150「花咲ける妻有」がここにはあります、来年に開催予定の「あいちトリエンナーレ2010」にも参加されるようなので、愛知にも彼女の新作が登場するかもしれませんね。
作品番号 : 150「花咲ける妻有」・草間彌生 作品番号 : 150「花咲ける妻有」・草間彌生今回は雨で、あんまりいい写真が撮れませんでしたが、気がついたら450枚も撮ってました・・そのうち記事で紹介出来なかった作品もたくさんあるので、その一部をギャラリーにアップしています。
デジタルメディアデザインコースと直接関係ないようなレポートでしたが、色々な事に興味を持つ事は大事だし、なにより美大芸大に在籍しているのですから、デジタルメディアデザインコースの学生達にもこういった展覧会に興味を持って観たり、あるいは参加したりして欲しいと思っています。
(2009_08_09_妻有アートトリエンナーレ2009ギャラリー)
2日間で撮った写真総数450枚・・デジタルカメラ恐るべし!!
写真を撮りすぎてしまう、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
妻有トリエンナーレ2日目、兎に角2日間しか無いので朝早めからスタート。宿の関係もあって最初は清津峡トンネルから・・
清津峡・トンネル入り口 清津峡・トンネル内部、長い!清津峡は日本三大渓谷のひとつ、過去におきた登山道の落石事故からこの秘境を眺める事が出来なくなっていたところ、安全に観光が出来るようにと750mの歩行トンネルを1996年に設置したのが清津峡トンネル。そしてこのトンネル内にも作品展示があったのですが、観光用トンネルは8時に開いていたのに作品展示は10時から・・・結局観れずだったのでトンネルを観光、750m制覇してきました(笑)
清津峡・一番奥に到着 清津峡・渓谷が迫力あります気を取りなおして別のところから・・・と思いきや、空き家プロジェクトなど人が常駐する作品はのきなみ10時からとなっていて、土日とかで限られた時間でまわる人にとってみれば少なくとも9時には開けていただきたいところ・・・結局、ウロウロして時間を過ごし、10時以降から本格的に移動。
作品番号 : 120「蔓蔓」は空き家を利用した作品、繊細な焼き物の花が部屋を中心に渦巻いています、てぐすでぶら下げられた作品をよく見ると、全て繋がってました、繊細な作業出来る人ってすごいと思います。
この作品のあった建物の前では、地元の方が飲み物と軽食を出していました、せっかくなので「おまかせセット」・・・黒ごま羊羹にアイスコーヒー、キュウリの浅漬け、この浅漬け美味しかったでっす、ブタの蚊取り線香セットが絵になるんです。
作品番号 : 120「蔓蔓」・高橋治希 作品番号 : 120「蔓蔓」・高橋治希 作品番号 : 120「蔓蔓」・高橋治希/外観 蚊取り線香が夏って感じです、田舎を満喫できるのも妻有の良い所作品番号 : 28「ストーム・ルーム」は空き家の二階を大雨に!
音と光で大音響の雷、天井からは雨漏り、窓は叩き付ける大雨・・・全て仕組まれているんですが、部屋の雰囲気とあいまって嵐の再現性が高くてインパクトあります。窓を二重にして水を通したりと装置の設置も大変そうですが、全体的に機械やメディア系機器を持ち込んだ作品が少ないので、こういう作品を観るとちょっと期待してしまいます。
嵐は強弱があって、緩んだ時は小雨程度を再現します、この日はそもそも雨だったので小雨の時に入って来た人が「雨こんなにふってたっけ?」みたいになってました(笑)僕が入った時はありえないくらいの大雨状態が再現されてたので入った時に意図が分かったのですが、この作品は真夏の晴天に是非体験したいですね。
曇ってたのに日焼けでエラいこっちゃな、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
前回に続いて妻有アートトリエンナーレ1日目の午後。
松之山温泉郷で昼ご飯、ここ松之山温泉は日本三大薬湯の1つで、ジオプレッシャー型温泉というちょっと特殊な温泉です、詳しくはここで・・・蒸気がもくもくしてました。
午後は大厳寺高原からスタート、高原には彫刻系の作品が幾つか点在しています、そのなかでひときわ目立つ大きな断熱布でおおわれた山は、なんと雪山!真夏の雪山は作品番号 : 245「雪室宿」という作品で、雪室に泊まるというコンセプトで制作されたみたいです。
冬の間に積もった雪を保存して、春から夏にかけて野菜などの冷蔵保存に利用するのが雪室なのですが、この作品の雪室はでかすぎます。コンセプトでは宿泊だったようなのですが許可がおりなかったみたいです・・・このサイズだとさすがにかまくらのように雪だけで支えれませよね、内部は鉄筋で、摂氏0度ほど。
作品番号 : 245「雪室宿」・山田健二 作品番号 : 245「雪室宿」・山田健二/中は摂氏0度くらいで寒いです作品受付のところで「豪雪津南にんじんジュース」ってのが売ってました、雪室で冷やされたのを出してくれます!味は、にんじんです(当たり前か・・)ってか、にんじんの味しかしないくらいにんじんでして、どう説明したら良いですかね?個人的には結構好きですが、まぁ、味付けがほとんど無いので、好き嫌いが分かれそうですが、津南に来たら試してください。
にんじんジュース! せっかくなんで買ってみた、にんじんの味しかしません・・オーストラリアハウスは空き家プロジェクトで、2000年から妻有と関わり続けている国の一つ、今年は3人の作家が集落の人々との協働で作品制作、プロジェクトを進めているようです。
建物の外壁から貫いたように配置された白い棒が空き家の暖炉に向けて配置されているのが象徴的でした。参加アーティストの名前を見るとお分かりだと思いますが、この展覧会には海外からの作家も多くて、そういった海外の方からみてこういった日本の古い家屋や田舎の農村はどのように映っているのでしょうね。
作品番号 : 253「オーストラリアハウス」 作品番号 : 253「オーストラリアハウス」作品番号 : 249「黒倉 たまさか庵「ゆく玉くる玉」」も空き家プロジェクト。
水晶玉がレールを転がって行くだけという至ってシンプルな作品です、家の真ん中にある装置の赤いハンドルを回すと、水晶玉が上へ運ばれ、あとは重力に任せて転がって行く・・・これがなんだか単純なんだけど良いんです、部屋の中をぐるぐると回転してたかと思うと、家から飛び出して電柱をくるっと一周してまた戻って来る。
転がるスピードをできるだけゆっくりにしたかったらしいのですが、これがなかなか難しいみたいで、途中で止まるリスクを避けるために若干速めにセットしたそうです。
そうそう、夜に観る作品も幾つかあって、作品番号 : 202「ファウンド・ア・メンタル・コネクション3 全ての場所が世界の真ん中 」は集落の家に取り付けられた山笠のライトが夜になるとぽつりぽつりと灯ります。
点灯は各家の住人の方に任せられているようで、ぼわっとしたオレンジ色のライトが何とも言えない雰囲気なんです、山里の静けさと相まってすごく良いです、この日は天気が悪くて星もなく空が暗かったのと三脚を持ってなかったので写真撮るの苦労しました、ってか技術不足で全然撮れません(汗)唯一なんとか撮れた一枚で雰囲気分かるでしょうか・・・。
作品番号 : 202「ファウンド・ア・メンタル・コネクション3 全ての場所が世界の真ん中 」マーリア・ヴィルッカラ作品展数が多すぎて、1日を2つの記事に別けてもなお書ききれませんが、とりあえず大量に撮った写真から幾つかをギャラリーにアップしましたので、こちらもどうぞ。
(2009_08_08_妻有アートトリエンナーレ2009ギャラリー)
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