最後は鴨鍋でしめました、うまかった。デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
「エキゾチックーひかりのまち」展が10日間の会期を終え、無事終了いたしました、ご来場くださった方ありがとうございました。
愛知県児童総合センターという美術館とは違う場所で、さらに子供がメインターゲットとなっていた今回の会場は、作品を作る側にとってみればかなり難しい環境でした、頭で考えているより現場の状況は想像以上に過酷でした、戦場をかいくぐってきた独楽達の勇姿をごらんください・・・もう、ほんとぼろぼろです、スクリーンも傷だらけ。
逆に言うと、それだけたくさん遊んでもらったという証拠です、楽しんでもらえた記録が独楽に刻まれたのだと思います。
3個とも先はまったく潰れて、身長が15mmくらい縮みましたよ、それでもなんとか最後までまわり続け花を咲かせていました、せっかくなので今後どこかでまた展示できたらと考えています、次回の為にも今回の展示で得たデータはとても貴重なものとなりました、独楽の強度もさながら、今後も色々と試して行きたいと思います。
「土の音」も過酷ななか、かなりの個数が割れましたがなんとか最後まで展示に耐えました、陶芸作品が割れるというのは、陶芸という文脈からするとあってはならない事ですが、触れる陶芸という意味で渡邊さんの作品はとても親近感のある陶芸作品だと思います。
子供達にとっては持ち運べる良いサイズだったみたいで、持ち上げて運んで、最後戻す時にコロンと投げて割ってしまう事が多かったですね、最終的に30〜40個割れてしまいましたが、それぞれ無事終了する事ができて良かったと思います、最後に皆で鴨鍋をつついて終了しました。
さて、息つく間も無く明日は卒業制作展の搬入です、怒濤のように色々な事が展開していますが、デジタルメディアデザインコースもそれだけアクティブに動いているという事で、卒展でもみなさんのお越しをお待ちしております。
作業着必須のデジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
卒業制作の最終審査も無事終わり、ほっと一息・・・なんて事はまったくなく、デジタルメメディアデザインコースでは展示に際し、作品だけではなく展示プランそのものにも気を使いトータルで考えるという方針をとっています、つまり展示台や照明も含めて作品制作と考えている訳です、なのでもちろん今回も展示のために台が必要な人は必然的に展示台も作らなければならないのです。
実は学校で用意される展示台というのがあるのですが、PCやデジタル機器を展示に使う事を想定されていない事と、有りもので済ます、という安易な展示プランを学生達にして欲しくないという事もあって、去年からこの方法で展示を行っています、去年の卒業制作を始め進級制作などの制作風景を紹介するたびに、作業着を来て木工や塗装する学生達の姿があったと思います、デジタルメディアなのでコンピュータというのは間違ではないのですが、それだけにとどまらず、必要な事は考え、必要な物は作るというのがコースの考えなんです。
最終審査が終わったその日から、各自展示台の制作に入りました、時間が無いのでかなり急ピッチで作業してます、色をぬってそれなりに奇麗に仕上げるのは結構難しくて、納得いくまでやり込む人もいれば、ある程度でメドをつける人もいたりで、三者三様ですね(笑)でも自分たちが納得する仕上がりならそれで良いと思います、細かい事を言い出すときりが無いのですが、おおむね奇麗に仕上がってると思います。
完成すると早々に梱包して搬入のための準備です、展示台もおおむね仕上がって、それぞれ作品の最終調整に入ってるという感じ、今日は皆で集まって搬入搬出の段取りを打ち合わせしてました、いよいよ明後日から搬入開始なので、色々と不備のないように準備を進めないといけませんからね、いや、ほんと、搬入もかなり大変だと思いますが、4年生にとっては最後の展示になるので、成功させたいですね。
展示台も含めて制作してるのでデジタルメディアデザインコースの学生はかなりの工数をこなしてると思います、逆に言うとそれなりに他のコースとは違った印象になるように考えてるので、展示でコースらしい個性が出ればなぁと思ってます。
あれからもう1年ですねぇ〜・・はやいです
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
恐怖の卒業制作最終審査が2月9日に行われました。
名古屋造形大学では卒業制作展前にどのコースも最終審査というのを行います、今の4年生は視覚伝達デザインコース・デジタルメディアデザインクラスに所属なので、視覚伝達デザインコースの最終審査として参加、この審査で出来上がりに問題があると卒業出来ないという恐ろしい事になってしまいます。
ちょうど1年前、このブログをスタートさせたころに同じく去年の最終審査の記事を書いていますが、やはり今年も体育館での審査は極寒でした・・・学生達は自分たちの番が来るまで待ちですが、自分の番が終われば撤収できます、でも教員は最初から最後まで審査し続けなければいけないので寒さがこたえます・・・写真で分かると思いますが審査終了したのは午後8時半で、3枚目はもう外が暗くなってます。
審査は午前9時半ころから体育館に作品を並べた順番に行って行きます、デジタルメディアデザインの4年が何故か早朝から来て持ち込んだらしく、いきなり5名連続でした(笑)早く済めば楽って事なんでしょうかね。
皆、さすがに最終審査とあって緊張している様子でしたが、制作が間に合わず出展出来ないというのも無く、全員審査対象として点数評価されました、ここ1ヶ月皆泊まり込みを続けて制作してきた甲斐あって無事通過です。
今年も特徴ある展示になる予定です、みなさまのお越しをおまちしております!
また最近更新が遅れまくっている・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
「デジタルメディアデザイン展」無事終了いたしました、オープニングに来て下さった方、展覧会に足を運んで下さった方、ありがとうございました。
構想から制作、そして展示まで結構長い道のりだったなぁと感じました、それぞれやりたい事を実習時間内外問わずディスカッションしながら実現へ向け、考え、造り、そして初めての事に挑戦した人も居たと思います、その結果が展示という形で示せた事は、彼等にとっても良い経験になったのではないでしょうか。
それぞれ個性的な作品が多かったので、観る側も少々戸惑う部分もあったかと思いますが、デジタルメメディアデザインコースは未だ発展途上のIT技術とデザインの融合をめざし、また時にはアーティスティックに表現し、次世代を担うメディア表現のあり方を模索し続けるコースとして、バラエティー豊な表現が多数ある事はコースらしい色が出ていたかと思います。
もちろん作品の表現力や説得力はまだまだ未熟で、完全とはほど遠い部分も多々あったかと思います、作品そのもののコンセプトがうまく表現されているか?相手を納得させるプレゼンテーション能力があったか?展示技術として分かりやすさ、理解しやすさ、あるいは考えさせる事が出来たか?など、到達しなければいけないハードルが実は幾つもあって、それを一つ一つ超えて行くにはそれなりの経験が必要です、3年生は来年度から最上学年の4年生になります、この経験を活かし充実した最後の1年を過ごしてもらったらなぁと思います。
追伸:3年生のみなさん、就職活動はお早めに!
デザインを考える時、対象となるターゲットユーザとかある程度決めますよね、でも子供をターゲットにするのは勇気がいる事なんだと改めて思った・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
「エキゾチックーひかりのまち」展も会期の半分が過ぎました、展示会場は先にも書きましたように愛知県児童総合センターで行われています、要するに子供がわんさか来る訳なのです。
平日はそうでもないのですが、土日祝日ともなるとそれはもう恐ろしいほどひっきりなしに子供達がやってきます、譲り合って独楽で遊んでくださいねぇ〜。
作品は若干の不安定要素も有るのですがおおむね順調に動いています・・・が・・・最初の土曜日でステージと独楽は傷だらけ・・・動作にそんな支障が無いとは言え、子供達は容赦なく独楽を扱います、素直に回してくれれば良いのですが、勢いつけてかなり上から落としてまわしたり、何故か独楽の柄をもってステージの映像を叩いたり・・・そんなこんなで独楽の先が毎日のように破損して、どんどん独楽の背が低くなってます、破損の度にもって帰って削りなおしましたが・・・最近あきらめモード・・・独楽の素材を検討しないとなぁ・・・。
一応この独楽、中には精密機器が入ってるので・・・もうちょっとやさしくあつかって欲しいのが心情なんですけど、独楽自体が乱暴にあつかう玩具という事もあって、会場ではえらい勢いで吹っ飛んでいったりしてます(笑)
順次独楽を増やして、今は3個が動作するようになってます、次の土日が展示最終になるので、興味もたれた方は是非独楽を回しにきてみてください、僕は無事最終日まで独楽が保つ事を祈ってます・・・・。
渡辺泰幸さんとのコラボレーションの「土の音」は、案の定と言いますか、なんと言いますか、やっぱり割れます・・・中には持ち上げてポイって投げる子もいたりでヒヤヒヤものです、ここ数日で15個ほど割れてしまいました、美術館と違う場所での作品展示の難しさを思い知ったと言う感じです。
展示しながらのトライアンドエラーが良いのか?微妙なところもありますが、今回の展示で色々と分かった事もあるので、今後に活かせたらと思ってます。
展示が重なって更新遅れ気味でした、幾つか日付つけてアップしました〜
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
2月6日から2月15日(9日は休館)まで行われる「エキゾチックーひかりのまち」展に、名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースの教員、職員、学生による新たなメディア表現を創造するユニット「スイッチ」が独楽を使ったインタラクティブメディアインスタレーション「まわる、うつる、ひろがる」を制作、展示しています。
「スイッチ」は流動的なメンバー構成を基本とし、新たなメディア表現を創造するという理念のもと、現在、外山貴彦、高木寛貴、天池智子、阿部詩織、加治屋弘樹、島崎祐輔、菅村芽衣の7名が活動、今回の作品「まわる、うつる、ひろがる」の制作に従事しました。
「まわる、うつる、ひろがる」はデジタルデバイスを埋め込んだ独楽を使って遊びます、ちょっと大きな独楽は愛知県児童総合センターを訪れる子供達にとっては使いにくいかもしれませんが、親子で頑張れば必ずまわります!是非独楽をまわしにきてください!
また、スイッチメンバーの外山貴彦と陶芸家の渡辺泰幸によるコラボレーション作品「土の音」も同時展示しています、こちらはもともとあった渡辺さん作品「土の音」に外山貴彦がデジタルツールを新たに仕込みました、以前名古屋造形大学ART&DESIGN実験室LABOXにて展示を行っていた作品です、心地よい土の音をお楽しみください。
●日時
2009年2月6日[金] — 2009年2月15日[日]
AM9:00 — PM5:00
●会場
愛知県児童総合センター(愛・地球博記念公園内)
(〒480-1101 愛知県愛知郡長久手町熊張 愛・地球博記念公園内 TEL:0561-63-1110)
●入場料 300円(中学生以下無料)
(追伸)
ここ最近忙しくて更新できませんでした、報告出来なかった分を一気にアップロードしましたので、よろしければそちらも読んでいただけたらと思います。
オープニングパーティ。
「エキゾチック展」搬入。
「デジタルメディアデザイン展」搬入。
今後ともデジタルメディアデザインコースブログをよろしくお願いします。
2月4日 / デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
「デジタルメディアデザイン展」がついに始まりました、会期は2月4日から2月9日まで、この記事をアップした今頃は会期真っ最中となっています、是非ご高覧ください!
それで初日の4日にオープニングパーティをさせていただきました、デジタルメディアデザインコースとして来年度から新名称(現在は情報デザインコース)に改称して新たなスタートを切る訳ですが、すでに随所に「デジタルメディア」という名前を使用し、より早く皆様に知っていただきたいという想いがあります。
3年生の進級制作展としての位置づけになる今回の「デジタルメディアデザイン展」は、彼等のこの1年間の集大成となります、今回はそれぞれやりたい事や向かう方向に合わせ、より自由な作品造りを主体として運営して来ました、それぞれの個性が作品のバラエティーを産んでいて、とても変化にとんだ展示となったように思います。
パーティは午後6時からスタート、コースは勿論ですが3年生主催という事で、全員ホストとしてドレスアップして集合、またパーティの企画運営は2年生の数名に係としてお願いし、食事等の段取りは後輩達が行いました、今回の展示では2年生の課題作品の展示も含め、先輩後輩の絆を強くするとともに、それぞれの交流や仕事の分担を行ってよりコース全体で運営し、学生主体であると言う事を意識してもらうように心がけました。
6時前に多くの先生方や学校関係者、学生達に集まっていただき、パーティは終止順調でした、高北学長からは、コース名改名にあたって、学校の理念とともにコース改名によるデジタルメディアデザインコースの今後の発展と大学理念の「象徴として大きな期待をしています」と挨拶いただきました。
最後は恒例の記念撮影?例のやつやってみました(笑)
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