11月26日(日) Digital Media Design Exhibition 2017の最終日にアーティストトークを開催いたしました。いままでコース展などを行なう場合、展覧会の初日などでオープニングパーティーを開催していましたが、だいたい平日開催という事もあってほぼ身内だけのパーティーとなる事が多く、在学生達ホストが準備した軽食などを結局ホストの学生達が食べて終わるという状況が続いていました。また各コースの先生方や非常勤の先生方に来ていただき、講評も兼ねて歓談していただけると良いのですが、皆さん忙しくここ最近オープニングパーティーに来場くださる事もめっきり少なくなりました。
そんなこんなで学生達と色々と検討した結果、お客さんが来やすい土日にイベントごとを入れるのはどうか?という所から、パーティーだとそれが主体になってしまうので、あくまで展示作品をご覧いただく事を目的にしたほうがいいのでは?という事から、今年からは公開のアーティストトークという形にしました。初めての試みなので、まだ効果はわかりませんが、小林学長が駆けつけてくださり冒頭の挨拶で「アーティストトークに舵を切った方針を評価する」というお話をしていただきました。我々の方針は間違ってなかったと思ってます。
アーティストトークで今回制作者として話しをしたのは4年生と希望した学生のみでした。人数が多いので全員は難しいとの判断ですが、もしかしたら数日に別けるとか、同時に何組か行なうなどで、より多くの学生に発表の機会を作る事ができるかもしれません。まだまだ浸透していないので、残念ながら学外からのお客さんは少なかったですが、卒業生達も何名か来てくれており、今後は多くの方に参加いただけるような方法を検討していきたいと思います。また、学生達の話す内容や司会進行のスピード、会場の巡回のしかたなど、改善の余地はたくさんありますので、今後改善していけたらと思います。
Digital Media Design Exhibition 2017
2017年11月25日 23時59分
11月21日(火)〜26日(日) Digital Media Design Exhibition 2017を開催いたしました。Digital Media Design Exhibition 2017はデジタルメディアデザインコースの在籍学生1年から4年まで総勢113名全員が参加する年に1度のコースあげての大きな展覧会です。来年からコース名がDigital Media DesignからMedia Designに変るので、Digital Media Design Exhibitionという名称での展覧会は今年で最後を迎えます。
コース展では1年2年は課題制作やそれぞれの自主制作の出展、3年4年はゼミで研究している課題の出展となります。美術系大学ではだいたい作品展となると個人出展が多いですが、コースではグループワークやプロジェクト展示なども多く、あるていど規模の大きな課題なども展示しています。またデザイン分野の中でも現代社会と密接に関わるICT関連の内容をコースとしても主軸にしているため、映像や3DCG、ゲーム、Web、インタラウティブコンテンツなどコンピュータを中核として産み出される作品や研究課題が多いのが特徴です。
VRやMRといったゴーグル型のデバイスを使った表現、iPadやiPhoneなどのモバイル端末を使ったもの、流行のプロジェクションマッピングなど先端的な作品や研究課題もあれば、グラフィックデザインやWeb、写真、映像、アニメーションといった従来の表現を応用した作品や研究課題もあり、多岐にわたる表現が点在しています。
11月20日(月)Digital Media Design Exhibition 2017の搬入作業その2です。大学で積み込んだ荷物は午前中に会場の市民ギャラリー矢田に持込みます。そしてゼミ生達も随時会場へ向かい、13時から現場で荷物を搬入。毎年の事で、歴代の先輩から後輩に行程は受け継がれているので、作業の手際は良いですね、1時間かからずに全荷物が各ギャラリーに運び込まれました。
展示は第1展示室から第7展示室まで全部を使うのですが、荷物にはそれぞれどのギャラリー運び込む荷物なのか記載されており、展示計画に基づいて荷物を部屋の中で分配します。これら一連の作業も例年受け継がれていてスムーズに流れて行きます、ただ1年は初めての展示作業という事もあって、どうして良いか分からず右往左往する場面もしばしば、そしてそんな姿を気にする先輩も必ずいて、気がついたら指示をしたりしていました。
特に第1展示室は、まず大きな高所作業代を組み立てる所から始めないと行けないのですが、この組み立てが結構ややこしく、これこそ伝授されて行かないと困ったりしますね(笑)展示作品の中にはグループ制作もあるので作品展数は90点ほどになりますが、1日で全展示室の搬入を終えなければならないので、4年3年は慣れてるとは言え、かなり時間はシビアになります。特に後半になると残り時間が少なくなり作業工数と時間との闘いですね。でも今年はかなり早く終わりました!(と言っても18時すぎでしたけど・・・本来は17時には・・と言われております、ちなみに例年19時過ぎます)
11月20日(月)Digital Media Design Exhibition 2017の搬入作業が行なわれました。Digital Media Design Exhibition 2017(デジタルメディアデザインコース展)はコースの1年から4年までコース在籍の全学生が出品するコース展で、113名の学生が参加する大きな展覧会となります。
朝9時30分に大学に集合し、搬入用のトラックやハイエースに作品や機材を積み込みます。作品展数も多く、機材の量や展示台の量などもかなりの数で、コースごと引っ越しするくらいの物量です。しかし量が多い事は例年変らないため、学生達は事前に作業効率を上げるため各班を作り、展示台や、会計、ビジュアル広報、搬入などに特化したチームを編成しています。
搬入・搬出に関しては物量を把握し、トラックやハイエースに何を乗せるのか?などあらかじめシミュレーションしていて、荷物にも誰の作品に使用される機材か?や、どのアトリエからどの展示室に入るか?などもあらかじめ記載されており、実作業では班が代表となり仕切り、さらに去年一昨年と経験した先輩が後輩に指示を出しながらすすめます。
実はこの「先輩から後輩への指示」が結構大事で、過去を振り返っても、現4年3年が1年の時の動きを思えば、先輩から教わった事を着実にトレースしていて、順番に伝承されているのが分かります。そして、こういう積み重ねがコースの財産となっていくので、コースとしても出来るだけ学年を超えた付き合いが起こるような仕組みをとりいれて行きたいと思っています。
8月4日(金)名古屋造形大学ではオープンキャンパスが開催されました。今年は早い段階から、各ゼミ代表による会議を行ない、プロトタイプ展やオープンキャンパス、デジタルメディアデザイン展に向けた計画についてを話し合ながら、とりわけオープンキャンパスの計画はかなり本格的に行ないました。
◎広報ツール制作
「昨年度よりコースのゼミ室がA棟1階とD棟2階に分かれたことで、入口から遠いD棟2階にも体験があることを知ってもらいにくくなった」という意見があり、「A棟1階とD棟2階を関連付けてどちらにも足を運んでもらえるようにすること」を念頭に様々な広報ツールを導入しました。
◎スタッフTシャツ制作
経験者が全く居ないところからシルクスクリーンに挑戦しました。美術研究室の職員さんにレクチャーをしてもらい、たくさん失敗して事あるごとにつまづきながらなんとか刷り上げました。この短期間で主担当の学生の腕がメキメキと上達したのは言うまでもありません…!(うまくいかないことが多く、実は6月の段階ではほとんど前面のみの印刷でした…が、7月のオープンキャンパスにはバッチリ両面印刷でき、にゃわんがお腹を突き破って(怖)出てくるTシャツが完成しました!)https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/20764
◎アトリエMAP
名古屋造形大学に来場された方へ、デジタルメディアデザインコースの紹介とエリアの案内を兼ねてMAPを配布させていただきました。淡いキューブでできた地図部分を3DCGゼミ生が、全体のデザインをコミュニケーションデザインゼミ生が担当。それぞれの得意を活かして制作しました!
◎バナー
D棟2階とA棟1階の廊下に吊り下げバナー、階段手すりに側面バナーを設置しました!このバナーは特にコースのイメージを統一し導線を作るための役割を担っているため、担当学生と先生とで様々試行錯誤していました。大学の情報センターで布印刷ができるようになったということで廊下のバナーを布にしてみましたが、目も細かくてしっかりしているのでぱっと見ではわかりませんね(˘ω˘;)
◎反省会
オープンキャンパスが終了するごとにゼミ代表や主動の学生で反省会を行ない、次回のオープンキャンパスに向け改善を行繰り返しました。6月に「AO入試や一人暮らしなど学生の体験を聞きたいという高校生が多い」「アトリエに入りづらそう」「体験の予約を行えるようにしたい」という意見が出たため、7月はコースの学生に学生生活や入試経験などのアンケートを取り相談コーナーのタブレットで参照できるシステムを作成、アトリエ入口にゼミや体験の簡単な説明看板を設置、体験の予約システムの導入を行ないました。
さらに7月に「D棟2階に視線を向けてもらえるようにしたい」「制作途中の作品の説明が必要」「学生から外部に向かって発信しては」という意見が出たため、8月はD棟メイン階段ステップ部分に階段広告を設置、個別の作品にキャプションを配置、Twitter学生アカウントをゼミ代表で共有、さらにカフェコーナー壁面に雰囲気作りのため潜水艦の窓を投影したり、映像ゼミの体験をより実験的なものに改良したり…興味を持ってもらえる、楽しんでもらえると思ったことは時間の許す限り取り入れました。
1ヶ月毎に開催となるこのイベントは、大学やコースとして外部の方に深く知っていただく機会であると同時に、学生にとっても、実際に問題をクリアするためのアイデアを練り、実現可能か検討し、決められたリミットと責任の中で仲間と協力して制作し、来場者の方と直に接する、そして反省を元に改善を繰り返すといった、授業で課題をこなすだけでは味わえない経験ができる良い機会だと感じます。
メディアデザインコースでは毎年学生と共にオープンキャンパスを運営しています。その年ごとに学生のこだわりや得意分野が異なりオープンキャンパスの雰囲気も様々ですが、「自分たちで考え、作り、動かす」という貴重な経験ができるのもこのコースならでは。「プロデュースする」に興味のある高校生のみなさん、メディアデザインコースいかがですか?(アベより)
6月9日(金)4年ぶりのTシャツ制作です!!オープンキャンパスにむけてコース専用のTシャツをシルクスクリーンで作りました!今年度は入試広報から各コースにイメージカラーが設定されていて、オープンキャンパスではそのコースカラーに準じたスタッフTシャツが支給されます。基本は入試広報のデザインのものになりますが、コースで独自デザインしたい場合はコースで制作して良い!という事だったので、それならばと、学生達がデザインした図柄をシルクスクリーンで制作してみました。
コースには7人のコースキャラクター存在するのですが、それとは別になぜか”白猫”が題材に使われる事が多いデジタルメディアデザインコース(白猫の理由はあるのだけど、説明が面倒くさいので割愛します・・)今年のオープンキャンパス用のTシャツにももれなく白猫が使われました(笑)
デジタルメディアデザインコースのカラーはピンク(C0,M78,Y10,K0)なので、Tシャツもピンク。版を作って塗料を混ぜてスキージーで印刷。これが結構難しいんです、かすれたり、薄かったり・・・それでも何でも経験が大事!慣れない手つきで皆夜遅くまで残って制作してました。
5月25日(木)岩田先生担当の3DCGゼミのプレゼンテーションがPrologue展にて行なわれました。3DCGゼミでは3DCGを使ったコンテンツ制作が中心となりますが、最近ではゲームをはじめアニメーションなどでも3DCGが多様されるようになり、映像関連やインタラクティブ関連には描かせない要素となっています。
今年の3DCGゼミではシーケンシャルなもの、つまり3DCGアニメーションの提案や、3DCGで制作するキャラクターデザインなどが提案されていました。おおよそオーソドックスな提案に留まっている感じもしますが、3DCGは技術的なハードルも高く、最近は多様な利用方法なども注目されている事もあるので、まずはそれらに対応するためベーシックな部分をしっかりおさえておく必要がありますよね。なので基本をおさえるために要する時間も大事なので、実は作業量の多いゼミでもあるかと思います。またPCスペックにもかなり依存するジャンルでもあるので、ネットワークレンダリングなど効率をあげる部分も技術的に習得する必要があり、実は結構いろいろと知識が必要なのです。
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