2月14日(火)世間はバレンタインデーなこの日、第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展ついに開催です!10時からはオープニングセレモニーを行なわせていただきました。名古屋音楽大学の学生による演奏から軽やかにスタートしたセレモニー、簡単ではありましたがたくさんの方に朝早くから駆けつけていただきました。ご来場くださった皆様ありがとうございました!
今年の卒展のビジュアルは、デジタルメディアデザインコース4年の高井麻美さん。オープニングセレモニーでは大きな布バナーを前に、今回のデザインについてと挨拶をしてもらいました。200名の出展者をイラストにしたビジュアルは結構インパクトあるかと思います!デジタルメディアデザインコースの展示会場には、このデザインが出来るまでをファイルにして紹介していますので、そちらも是非ご覧ください!
第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展
2月14日(火)〜2月19日(日)まで。なお最終日19日は午後5時までです。
名古屋造形大学4年生、院2年生達の集大成を是非ご高覧ください!
https://www.nzu.ac.jp/gex/2017/
2月13日(月)第24回名古屋造形大学卒展・第13回大学院修了展の搬入日です!会場である愛知県美術館の搬入口に13時に集合し、いよいよ作品をギャラリーへ運び込みます。前記事にあるように前日に運び込んだ作品は、審査保管室という搬入口すぐ横にある部屋に積み上げておいてあるのですが、毎年この保管室から搬入用エレベータにて各ギャラリーにどれだけスムーズに荷物をあげきるか!が勝負となります。この作業に時間を取られると、大学からこの日にトラックで到着するプロダクトデザインコースや建築・インテリアデザインコースの作品群とブッキングしてさらに混沌としてしまいますので、実質1時間であげきるのが目標です!
ということで、エレベーターであげる作業は的確に素早く行われました。自コースの物だけを上げるとかではなくコース関係なく目の前の作業を片付けていくというスタンスが大事ですね!デジタルメディアデザインコースはオープンキャンパスやコース展の搬入搬出であるていど鍛えられているので比較的作業は順調に行きました。グラフィックデザインコース、イラストレーションデザインコース、デジタルメディアデザインコースの3コースの作品群はおよそ1時間で上がりきり、予定通りのスタートとなりました。
といっても、搬入の本番はこれから・・・各ギャラリーに運び込まれた荷物の梱包を解き、展示計画に基づいて配置と飾り付けを行なっていきます。半日ですべてを済ます必要があるのでかなり作業はタイトです。特にデジタルメディアデザインコースの作品は、PCなどを使った電気関係の敷設が多い事や、メディアアートやメディアデザインの作品群によくあるインスタレーレーション形式のものもあり、基本搬入やセッティングに時間を要すものが多いのが特徴で、展覧会の規模でいっても半日で仕上げるのはちょっと難しいのが現実ですね・・・ただそこは人員でカバーです! コースの学生は比較的作業に慣れているし、後輩への依頼なども行なっていて、現場には3年生や2年生が手伝いに入っていて、とにかく人海戦術で作業をこなして行きます。
今年は実はコース人数に対して与えられた展示スペースがかなり狭く、配置に苦慮しました。他のコース事情も相まって、色々とあって最終的に別々の部屋に分散するよりも一部屋にまとまっているほうが観やすいのではないか?と言う事で、狭さを取ったのですが、やはり30名の作品を入れるにはちょっと限界がありましたね(笑)今年の展示はかなりギチギチとなってしまいました。
そうそう、あと、ロビーや入り口にある看板などの設置も実はデジタルメディアデザインコースの学生達によって敷設されているのです。会場に入ると大きな布製のバナーがぶら下がっているのですが、そういった広告物の制作から敷設などもコースで引き受けてやっていますので、そういう部分もみなさまに観ていただけたらと思います(写真多めに掲載です)
2月12日(日)名古屋造形大学卒展、展示にむけて前日搬入を開始!いよいよ本格的に動きだしました! 全コースの4年生が参加する卒展は展示作品数が多いので、搬入での運搬を2回に別けて行なっています。通常搬入は月曜日なので、その前日に一部搬入するとなると日曜日になるので、毎年休日ですが搬入担当の学生達には9時30分に大学に集まってもらっています。
前回の記事に書きました卒業制作作品の最終審査を体育館で行なうには実は理由があって、審査後そのまま梱包し体育館にまとめて置いておくことで、前日搬入にそのまま運送トラックに積み込むことで搬入の荷物を把握しやすくする事と、忘れ物を極力無くす事、それに効率よくトラックに荷物を入れる事が出来るからなのです。
搬入作業はおおむね順調にすすみ、予定通り終了しました。そして明日はいよいよ搬入当日です。
2月10日(金)福島から東京に移動し、この日は初台にあるインターコミュニケーション・センター(ICC)で開催されているアート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」を見てきました。
ICCは1997年に開館したNTT東日本が運営するセンターで、この20年間様々なメディアアート作品に特化した展示を行なってきた数少ないギャラリーです。デジタルメディアデザインコースでも東京研修を行なっていた時期があり、ギャラリー巡りに必ず入れていたギャラリーでもあります。日本ではなかなかメディアアート作品を大規模に扱う展覧会が少ないので、結構貴重な作品との出会いがあったりします。
今回は2年前の卒展記念公開講座に来ていただいた真鍋大度さんと石橋素さんの会社ライゾマティクスリサーチによる作品とアート+コムの作品が展示されているという事で、見てきました。ライゾマティクスリサーチの作品distortionは鏡ばりのカートがダンサーのように移動するのですが、そこに投影される映像が鏡の反射や投影位置を計算して映像を歪ませてマッピングされていて、かなり高度な仕組みで演出されていて見応えあります。アート+コムの作品RGB|CMYK Kineticは、これまたダンサーのようにしなやかに動く丸い鏡に反射する光を巧みに操り、タイトル通り3色の光の反射や透過による”色”の原理RGBとCMYKを出力させる演出が逸品でした。展示は3月12日までです。
今年の卒展ビジュアルを使った広報物が色々と出来上がってきました。
すでにもうお手元に届いている方もおられるかと思いますが、A4フライヤーをはじめDMやB3ポスター、B1ポスターなど刷り物が一通り完成し、それぞれいろんな所に配られています。
今年のビジュアルは、卒展に出展する4年生200名を描いたキャラクターが主役です!コンペにより選出されたこのビジュアルを完成させるために、デジタルメディアデザインコース4年生の高井さんが、4年生全員から容姿のわかる写真と作品の特徴を集め、1人1人キャラクターに起こしました。
実はそれぞれのツールのキャラクターの並びが違います!なので自分がどこにいるのか?友達がどこにいるのか?是非探してみてください!
名古屋造形大学、卒展「NAGOYA ZOKEI Graduation Exhibition」の公式Webページが公開されました!
https://www.nzu.ac.jp/gex/2017/
今年の卒展のビジュアルイメージは7月のコンペで採用されたデジタルメディアデザインコースの高井さんによるものです!Webデザインはデジタルメディアデザインコース卒業生で、現在、非常勤講師としてデジタルメディアデザインコースのWebデザインゼミを担当してくれている加治屋先生によるもの!現役でWebの現場で仕事されているだけあって、さすがのクオリティですね!
来週にはポスターやフライヤーなどの広報ツールも出来上がってくる予定です。いよいよ卒展にむけてプロモーションも本格的になってきました!みなさん要チェックですよ!
デジタルメディアデザインコース専任講師のペルティエ先生の個展が学内D2ギャラリーで行なわれています。HoloLens(ホロレンズ)を使ったPortrait 001をはじめ、iアプリのModal Pro、赤いレーザーの点で音声が再生されるMaterializations: Pointの3作品が体験できます。
HoloLens(ホロレンズ)はまだ日本では予約できる状態で販売はされておらず、ペルティエ先生の母国であるカナダで購入。おそらくこの時期のHoloLens(ホロレンズ)を利用した作品発表は日本ではかなり貴重だと思います。本体が1体しかないため、今回の展示では予約制となっています。会期は明日の16日までとなっておりますので、興味ある方は是非、名古屋造形大学へお越し下さい。
会期:12月12日(月)〜16日(金)
体験時間:10:00~18:00<Portrait 001(ホロレンズ)の体験は要申込み>
場所:名古屋造形大学 D2ギャラリー
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