大学生活 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
新1年生のコース別ガイダンスが行なわれました、これから4年間の大学生活、みんなはどんなふうに過ごすのでしょうね。人生で結構印象に残るのが大学生活だったりします、是非楽しい4年間にしてください!キャンパスの桜も見頃を迎えました、花が散って新芽が芽吹いて新緑まぶしい頃には大学にも慣れて、1年生も大学生っぽくなるものです(笑)
そうそう、大学というのは研究をするところですからね、それぞれ目標は違うでしょうけど、デザインやアートについて探求し、勉強し、研究し、そして有意義な時間を過ごしてもらえたらと思います。
いよいよ来週から授業開始です、いままでとは違う”学ぶ姿勢”が必要なのも大学の特徴、特にデジタルメディアデザインコースは中学や高校のように1週間別々の授業ではなく、まとまった授業運営をしているので、高校生の雰囲気からすると最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、そのうち慣れてくるかなと思います!エンジョイ!
たくさんの方に来ていただきました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「第21回名古屋造形大学卒展/第10回大学院修了展」無事に終了いたしました、来てくださった皆様ありがとうございました!今年のデジタルメディアデザインコースの展示は一つの部屋にまとまった事もあって分かりやすいレイアウトになっていたかなと思います、来てくださった方々からもおおむね好評をいただきました。
特に特徴的なのは”参加型”の作品が多い事かと思いますが、触れてみたり、体験してみたり、で新しい気付きや発見などがあれば幸いです、インタラクティブな作品はとにかく触って楽しんでみる事が大事かなと思います、もちろん作品としての社会性やデザインとしての利便性や提案性もとても重要な事だと思うのですが、まだまだこのジャンルに対するコースの対応は未熟です、ですのでなかなか完璧な作品というのが出にくいですが、とにかく楽しんでもらえる、発見につながる、驚きや高揚感などを、まずは提供できたなら成功かなと思います。
これからもさらに高みをめざし、学生達とともに先端を目指して行けるコースでありたいと思います。最終日は土日という事もあり、やはり恒例の卒業生達がわんさか来てくれるというのも今年も健在でした、たくさんの卒業生達が後輩の作品を観に来てくれるというのも嬉しい事ですね。最終日はそんな卒業生達の訪問もあいまって、会場は終始多くの方でにぎわっていました。最後に、展示にきてくださったすべての皆様、ありがとうございました。
作品紹介(3) たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「Crow of Thorns 」
実在していないゲームタイトルを企画し、それのプロモーションツールをwebで展開するという広告。ゲームの内容やキャラクター設定などを組み立てて、それらが閲覧できるよになっています。
「手描きテクスチャによる背景モデリング」(修了作品)
美術系大学には手描きを含む画力に長けた人が多いのが特徴ですが、それらの画力をどこに活かすのか?というのは実際様々な方向性や可能性があります、つまり紙面だけでなく広告と言われる様々な媒体を始め、ゲームやweb、映像などあらゆるコンテンツにその技術を活かす方法が考えられます。
例えばゲームなどでおなじみの3DCGでは表層を表現するテクスチャー技術というのがありますが、そのテクスチャーを手描きの画力を応用する事で多彩な表現が可能となります、これは現在のアニメーション制作現場に3DCG技術が持ち込まれるようになりつつある事にも大きな影響を与える一つの表現技法として今後注目すべき点となっています。イラストを描く高い技術をどのような場面に活かす事が可能かという実験としての発表となります。
「新しい漫画の形」
デジタルで漫画を閲覧する場合、通常の紙では表現出来なかった新しい漫画の表現が産まれる可能性があります、電子書籍化が進む昨今において”漫画をモニター画面で読む”というのはもはや必然的な流れなのかもしれません、彼らはデジタル化により漫画に動的な表現を加える事で新しい漫画の表現を模索しました。閲覧システムの開発、つまりブラウジングシステムのデザインや使い勝手も重要なポイントですが、なにより作家としての漫画家が今後取り組む漫画の制作手法そのものも”動的”を意識した新しい制作スタイルを取り入れる、あるいは新たな漫画家の制作行程の提案をしています。システム内には”動的”を意識した漫画のサンプルが搭載されています。
「ぽたとおちびの冒険 インカの宝物」
今回の桃美会賞(優秀賞)作品。2羽のウサギ”ぽた”と”おちび”がインカの遺跡マチュビチュへ観光に行くというお話。遺跡巡りをしながら異国の地に咲く大好物のお花を食べる(ウサギだからだと思われます)事を楽しみにしていた2羽は遺跡に花が咲いてない事に気がつきます。不思議におもいつつも遺跡を巡っていると・・・・ちょっとコミカルなアニメーションは意外な展開をみせます、この機会に是非現場でご視聴下さい!
「S3DPlus」(修了作品)
最新のインターフェースを応用した新しい表現に挑戦した実験的な作品です。昨年リリースされたばかりのLeap Motionを入力でバイスとして操作する事を前提に、太陽系を自由に移動出来るコンテンツとして制作されました。去年発表した「BEYOND THE GALAXY」は入力デバイスにKINECTを使い、身振りで太陽系を立体視で旅する作品でしたが、身振りで切り替わる太陽系の3DCGはあらかじめ映像ソースとして組み込まれた立体映像で、映像のフレームを指定して移動する”頭出し”を基本としており、惑星間の移動の映像は常に同じものが再生されていました。
今回の作品は入力を最先端のLeap Motionに変え、指先の動きと握る(グラブ)という操作で太陽系を自由に行き来する事が出来ます、表示される太陽系は3DCGはリアルタイムレンダリングで描画され、常にユーザーの視点に合わせて書き換えられるのが特徴です、また同時に立体視像としてレンダリングしているため、3D眼鏡をかける事で奥行きのある映像が楽しめます。リアルタイム立体視と新参の入力インターフェースを組み合わせて表現できるS3Dという新たなコンテンツの可能性が示された作品です。
「インフォアニメディア」
インフォームドコンセントのための装置を現在制作しています(科研)単年度完結ではないこの案件は歴代の卒業生達も関わり、随時最新の状態を展示してきました、今回は現段階の最新のモデルを展示しています。医療現場におけるデザインのあり方や美大芸大に在籍し、将来イラストレーターやデザイナーになろうとする人の一つのビジネスモデルとして医療とデザインや医療とイラスト、医療とアニメーション、など新しい分野開拓に繋がる可能性があり、将来の美大生達の就職先としての一つのモデルとして需要を生み出す可能性も秘めています、そういう意味でこのインフォアニメディアという研究は美大らしいアプローチとなっています。
「Motion」
展示会場入り口にあるこの作品はKINECTセンサーにより人の動きを検知して床面投影された映像に変化を与えます、去年の大名古屋電脳博覧会で発表した target=”_blank”>スイッチによる作品「Motion」のシステムをそのままにデジタルメディアデザインコースのサイネージとして小規模にアレンジしたものとなります。
従来の「Motion」とは事実上まったく別物としての展示となっているのは、展示会場の制約や、その他卒業制作展としての制約によるもので、動作モデルとサイネージとしてのCGエフェクトの可能性のみに重点をおいた表現にとどめています。
「こごと」
作家の心情を表現したようなとあるある時間を切り取った風景が連続して流れます、本人の心の”こごと”が旅する自分と関連づけて表現されている、いたって内面的な作品です。
集大成 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「第21回名古屋造形大学卒展/第10回大学院修了展」はじまりました、写真は初日の様子です。デジタルメディアデザインコースは県立美術館G2展示室で展示しています。学部4年生と院2年生による集大成となります、ぜひみなさんご高覧ください!
良いペース たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「第21回名古屋造形大学卒展/第10回大学院修了展」の搬入作業を行いました、12時30分に県立美術館の搬入口から搬入開始、前日に保管庫に入れた作品から搬入エレベータにのせて一気にギャラリーへ運び込みます。
他の団体さんとの兼ね合いなどもあって最初の30分が実は勝負!という事で効率よく人員を配置してあとはひたすら台車に作品をのせて行く作業です。今年は各コースの学生の動きがとてもよく昨日のうちに前日搬入したデジタルメディアデザインコース・イラストレーションデザインコース・グラフィックデザインコースの作品はなんと約40分ですべてギャラリーに運び込むという最速の搬入作業でした!すばらしい!
デジタルメディアデザインコースの今年の展示はG室(G2)この部屋は昇降バトンがあって、天吊りに向いてるためコースとして大変たすかりました、毎年いくつか必ずプロジェクターなどをぶら下げる作品が出てくるのですが、G室以外だと基本吊りが出来ないので苦労します・・・またデジタルメディアデザインコースはPCなどを始めかなりの電気機器を展示で使うので、通常のコンセントでは容量が完全に不足、必ず天井に敷設してあるライティングレールから電源を取る事も必須となっていて、電源の取り回しも毎回苦労します。今年も早い段階から展示シミュレーションを行い、電源の取り回しなど事前に打ち合わせ、各自はその図面をもとに展示作業を進めていきます。
毎年展示が複雑で、時間がかかるデジタルメディアデザインコースの展示ですが、今回は意外といいペースで作業がすすみ、6時過ぎにはほとんどが終了、一部忘れ物や想定外の事態がちょこっと起こって若干遅くまでかかった部分もあったのですが、例年になく今回はスムーズに搬入が行なわれ一安心、あとは明日からの展示を待つばかりとなりました。
会期/2014年 2月18日(火)〜23日(日) 10 :00〜18 :00
〈 21日(金)は20:00まで、23日(日)は17 : 00まで〉
会場/愛知県美術館ギャラリー・A 室−I 室 (愛知芸術文化センター 8 階) 入場無料
名古屋造形大学卒展情報 https://www.nzu.ac.jp/gex/
名古屋造形大学卒展BLOG https://www.nzu.ac.jp/blog/gex2014/
名古屋造形大学卒展公式twitter https://twitter.com/nzusotsuten
名古屋造形大学FaceBookPage https://www.facebook.com/nzu.ac.jp
いよいよ搬入です たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「第21回名古屋造形大学卒展/第10回大学院修了展」の搬入作業がいよいよ始まりました、今日は作品をいったん県立美術館の保管庫に預ける前日搬入を行ないました。大学全体でコースや人数が多く作品点数が多数になるため、効率よく展示搬入が出来るように、およそ半数のコースは前日に作品を持ち込みます。
午前9時過ぎに体育館に置かれていた最終審査した作品とその関連の荷物を搬入用のトラックに積み込みました。卒展の搬入には運送業者の方に入ってもらっていて、学生達はトラックまで荷物を運ぶとあとは業者さんが効率よくトラックに積んでくれます、プロはさすがに手際がいいですね。
デジタルメディアデザインコースは年間を通じて行なわれるコース企画の各種展示を学生達自身による運営で運行しています、なので搬入や展示作業等はだいたい皆慣れているので、こういう時の手際は業者さんに負けず劣らずなかなかよくて、業者さんの手際とあいまって体育館からの積み出しはおよそ30分ほどで終了しました。
昼前に大学を出発し美術館へ移動。美術館に到着した作品をトラックから保管庫へ運びました、デジタルメディアデザインコース、イラストレーションデザインコース、グラフィックデザインコースが一緒になって作品を一気に運び込みます。結構な人数が動くのでこの時は監督が大変なのですが、年々この作業も効率がよくなっている気がします、ブログを始めた5〜6年前はかなり手際が悪くて結構厳しく指示してた印象があるのですが、今日は特にもたつく事もなく良いペースで作業を終了する事が出来ました。
さて、明日はいよいよ搬入本番、さすがに搬入展示作業はかなり手間取る風景も毎年見受けられるので気合いが必要ですね、無事展示スタート出来る事を祈りつつ、明日も頑張りましょう!
極寒 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年も体育館で行なわれる恒例の卒業制作作品の最終審査が行なわれました、先週まで少し暖かかったのに、審査前日からうってかわって全国的に寒波に見舞われ、ここ名古屋造形大学のある小牧市もかなり冷え込み、審査会場の体育館が極寒。
寒さ対策のため電気ストーブが毎回いくつか用意されているのですが、実はデジタルメディアデザインコースの審査では基本電気ストーブ禁止!寒くても我慢なのです!何故って?それは審査のプレゼンテーションで電気使うPCやプロジェクターといった機器を多く使うため、電気ストーブを併用するとブレーカーが落ちるから・・でも寒いから1台くらいはいいよね!と思ったら2台ついてて今年もやっぱりブレーカー落ちるハプニング(笑)体育館は電気大量に使うようには設計されてないので寒くて辛くても我慢しか無いのです。
10時からスタートした審査は、それぞれのゼミ担当の先生方に参加していただいて1作品つづ審査、質疑応答や展示までの最後の期間での修正案など比較的濃密なディスカッションとなり、全作品の審査が終わったのは午後6時でした。
名古屋造形大学卒展まで残すところ10日ほど、最後のラストスパートとなりました。
会期/2014年 2月18日(火)〜23日(日) 10 :00〜18 :00
〈 21日(金)は20:00まで、23日(日)は17 : 00まで〉
会場/愛知県美術館ギャラリー・A 室−I 室 (愛知芸術文化センター 8 階) 入場無料
名古屋造形大学卒展情報 https://www.nzu.ac.jp/gex/
名古屋造形大学卒展BLOG https://www.nzu.ac.jp/blog/gex2014/
名古屋造形大学卒展公式twitter https://twitter.com/nzusotsuten
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