11月26日午後・金沢で講義 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学でのスポット授業1日目の夕方に「インタラクティブコンテンツってなにができるの?」という題目でインタラクティブコンテンツの簡単な紹介と、デジタルメディアデザインコースで制作してきたスイッチの作品紹介や制作過程などを紹介する講義授業をさせていただきました。主催の視覚デザイン以外のコースからもたくさん参加してくれていたのが印象的でした。
1990年代ころから日本でも盛んになったメディアアートのざっくりした流れから、センサーやデジタイザ、コンピュータを用いたインタラクティブコンテンツ制作のここ15年ほどの変化を紹介しました。また4年前から活動しているスイッチの作品から、制作過程における様々なノウハウを盛り込んで紹介し、インタラクションを起こすための人と作品の関係を繋げるインターフェース設計(デバイスやセンサーの設計など)や、実際の展示から分かる多くの人の反応や様々な問題点改善点をお話させていただきました。
講義の最後にゼミ生のヨシオカくんから「プロジェクションマッピング ワークショップ」で制作したプロジェクションマッピングとインタラクションを融合した実験的な作品を実際に動作させた状態で紹介してもらいました。
この講義を通して、これからプロトタイピングやインターフェース設計、あるいはインタラクティブに変化するコンテンツや広告など自身の研究や表現に取り入れたいと考えている金沢美術工芸大学の学生達に良いきっかけとなればと思います。