3DCGも1年生から〜 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
1月19日(火)、授業終了間近で各アトリエでの制作も大詰めを向かえている1年生のアトリエへお邪魔してみました。デジタルメディアデザインコースでは1年生にグラフィックデザインから写真、映像など様々な基礎授業を行ないます、そのうち後期にある岩田先生の授業ではMayaを使った3DCG基礎の授業が行なわれています。
3DCGはソフトウエアのハードルが少し高いので、なかなか1年生から取り組むのは難しいジャンルかなと思ってはいるのですが、コースに在籍する4年間で様々な事を学び、研究し、デジタルクリエイションに長けた人材として卒業して行くためには出来るだけ早い段階でいろいろな事を経験し、それぞれ得意不得意の見極めや、今後やるべき事の取捨選択、それに3年以降ゼミに所属して研究する課題やテーマを早い段階で見つけるためにも、難しいからといって2年や3年に遅らせる余裕が無いのが現実です。
映像やゲームなどをみても3DCGの需要が高いのは明白で、コース全員が3DCGに特化する必要は無いとは思いますが、この中から3DCGを中核とした研究のため3年からの3DCGのゼミへ在籍する人も現れるかと思います。実際コースでも3DCG関連の仕事に将来就きたいと考えている人も多く、純粋な3DCGによる映像から、VRやARといったコンテンツ、それにアミューズメント施設やプロジェクションマッピングのような特殊な表現など、その応用事例が幅広いのも3DCGの特徴です。
先にも書いたように、ソフトウエアとしてはちょっとハードルが高いので、結構苦労してる人もちらほらと居るみたいですが、みんなそれぞれ頑張ってなんとかしようとしている感じでした。デザイン等にPCオペレーションが普通になって久しいですが、20年ほどまえから美術系の大学でも様々なソフトウエアやその応用が求められるようになっています、そしてそれらは日進月歩で変化し続けていて、この20年を振り返っても、最近の美術系の学生はやるべき事や学ぶべき事も数年前と比べても多岐にわたっています。