お寺へ搬入 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋西別院で行なわれる納涼盆おどりに光のアート作品として、本堂内でデジタルメディアデザインコースのプロジェクトグループ「スイッチ」による作品「Motion」を搬入しました。
最初のバージョンは大名古屋電脳博覧会の会場だった名古屋市民ギャラリー矢田の第1展示室に合わせて専用設計していたので、今回は西別院本堂内に合わせて設計を変更、別院の本堂では壁面投影が出来ないため床面のみの構成としました。
朝9時に現地入り、まず最初はプロジェクターの位置を決め、それからセンサー等の各部品の位置を決め、次にケーブルの取り回しを設計します、映像投影面が広いので長いケーブルだらけ・・・位置決めが出来たらあとはいよいよ設置、床面に投影するためにプロジェクターとセンサーを天井に吊り下げます。
僕たちもまさかお寺の本堂に吊っても良いなんて許可出ないと思っていたので、最初は全然違う作品のプランを持ち込んだのですが、打ち合わせで投影テストをしてると主催の方がどうしても映像で床を埋めたいとの事で、逆に吊れませんか?と質問され、若干こちらがたじろいだというのはナイショの話です(笑)安全な足場があれば・・・という事で、足場を準備してくださったので、吊りの作業は結構順調に進みました、ただプロジェクターをワイヤーで吊っているので2台の映像を合わせるのにかなり苦戦、結局ぴったりは合わせられない!という事で映像補正という最終手段・・・。
搬入途中、檀家さんのお参りが入って1時間ほど中断するというお寺だからこそのハプニングがあったりしましたが(笑)その間は控え室でお経を聴いて瞑想してみたり(ただ疲れて居眠りしてたという噂も)、とにかくお寺でインタラクティブ作品を展示するなんて思ってもみなかったので、ちょっと面白い経験になりました。
本番のおまつりで、展示作品に対してみなさんがどんな反応をされるのかちょっと興味ありますね、ましてやお寺の本堂ですからね。本日19日と明日20日(共に午後3時から8時30分まで)の2日間開催されます、是非おでかけください!