秋の金沢 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢市民芸術村で開催されていた「Visual Sonic」展を見に行ってきました、この時期の金沢にしては珍しい晴天の1日(地元の人いわく秋から冬は基本天気が悪いのだそうな)気持ちのいい青空広がる会場ですが、プロジェクターや光り物を多用するメディア系の展示ならではの暗室展示、この展示も例外なく暗い部屋・・・まったく天気関係ないですね(笑)
名古屋造形大学のある愛知や東海地方でもやはりメディア系のアート作品やデザインの展覧会は少なく、やはりこういう傾向の作品展は東京や大阪といった大都市に行かないと観れない事が多いのが現実ではありますが、今回金沢でメディア系作品を集めた展覧会が行われているという事で、少し興味があってみてきました。
IT技術たセンサー技術を応用したコンテンツ作品の展示がなぜ金沢のここに集結しているのか若干不思議な感じではありますが、arduinoやLEAP MOTION、KINECTを使ったコンテンツやプロジェクションマッピング技術を応用した作品などが集められていてなかなか興味深い展覧会でした。
デジタルメディアデザインコースでもこのような技術を応用したコンテンツ開発や研究を日々続けてはいますが、なかなか「作品」として完成したものを発表する事は、日進月歩で進化する技術革新も手伝って追いついてない感じです、さらに展示技術やデザインや見栄えの良さなども含めて評価していくと、なかなか大変な世界だというのも事実、それでも何か新しいイノベーションや作品が産まれる瞬間は楽しいものですよね、まだまだこれからなのかもしれませんが、デジタルメディア系の表現が今後も増えると良いなと思いました。